企業の情報システムに対する不正アクセスはますます増えており,データやシステムの破壊,情報漏洩の脅威が高まっている。こうした中,従来のセキュリティ対策で問題となっていた点に対応できるIPS(不正侵入防御システム)が注目を集めている。IPSはファイア・ウォールとIDS(不正侵入検知システム)の機能を言わば一体化し,1台の装置で不正侵入の検知と防御を行えるのが特徴だ。既知の攻撃だけでなく,未知の攻撃も検知・防御したり,1台で複数のネットワーク・セグメントを制御できるなど,様々なメリットを備えた製品も出始めている。セキュリティ対策を根底から見直す必要に迫られている現在,極めて有効なソリューションと言える。 ネットスクリーン・テクノロジーズは業界で初めてインラインモードを採用した侵入検知・防御システム「NetScreen-IDP」を提供している。8種類の検知方法を組み合わせて検知精度を大幅に高めてい