Appleが提供する「App Store」で村上春樹氏や東野圭吾氏らの小説の海賊版が売られた問題で、国内の459出版社が加盟する日本書籍出版協会など出版関連の主要4団体は13日、Appleを強く非難し、アップルジャパンに改善策を取るよう求める「声明」を出す方針を決定しました。朝日新聞が、14日付の朝刊で報じました。4団体は、アップルジャパンに対して、今日にも協議を要求します。 報道によると、声明を出すのは書協のほか、96社加盟の日本雑誌協会、41社加盟の日本電子書籍出版社協会、39社加盟のデジタルコミック協議会で、日本における出版社の「総意」を強調します。 声明では、App Storeにおいて「明白な著作権侵害行為が横行している」と明記した上で「違法配信で(Appleも)利益を得ているのに販売数の開示もしていない」と批判し、情報開示を求めています。また、Appleはデジタル海賊版に対する削