米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」が定期的に利用者の位置情報を同社に送っているとされた問題で、同社は27日、「利用者を追跡していないし、今後もそうする計画はない」と反論する声明を出した。 同社によると、iPhoneは、地図サービスなどの精度を向上するために、近くにある携帯電話や無線LANの基地局の情報を蓄積し、暗号化してアップルに送っている。このデータは匿名のため、利用者の位置を特定することは不可能という。 ただアップルは問題化したことを受け、蓄積するデータ量を減らすなど、こうした機能を制限する修正ソフトを近く無料配布する。 この問題では、米紙が21日、アップルと米グーグルがそれぞれ携帯電話経由で利用者の位置情報を収集し、広告事業などに役立てるためデータベースを構築していると報じ、米議員が質問状を送るなどしていた。(ニューヨーク=山川一基)
インターネット上の掲示板で東京・新宿駅での無差別殺人を予告したとして、警視庁は、横浜市の中学3年の男子生徒(15)を威力業務妨害容疑で逮捕し、12日発表した。「どれぐらい騒ぐか見てみたかった」と話しているという。 捜査1課によると、男子生徒は2月6日午後3時50分〜4時25分ごろ、神奈川県のスーパーで、無線LANでネット接続した携帯ゲーム機で「2月11日午後21時に新宿駅ハイウエイバスの乗り場付近で通り魔を起こす」などと掲示板に書き込み、周辺を警戒させるなどしてバス会社の営業を妨害した疑いがある。 ゲーム機の位置情報などから、11日夕、川崎市内で不審な男子生徒を警察官が見つけ、書き込みをしたゲーム機を確認した。男子生徒は同日深夜の新宿駅発大阪行き高速バスの切符を持っていたといい、騒ぎになっているのを見ようとした、という趣旨の話をしているという。 予告時間の新宿駅には見物人らが約500
宮城県は、県内に住む性犯罪の前歴者らを警察が日常監視できるよう、全地球測位システム(GPS)端末の携帯を義務づける条例の検討を始めた。携帯していない場合には罰金を科す。必要に応じてDNAの提出も求める。 監視対象に検討しているのは、女性や13歳未満の子どもに対する強姦(ごうかん)や強制わいせつといった罪で懲役や禁錮刑になった県内在住者。 ドメスティックバイオレンス(DV)防止法で裁判所から保護命令を受けた加害者にもGPSの携帯を義務づける。 同県では昨年2月、石巻市で少年による女性殺害事件があり、同12月からDVや性犯罪対策の検討を始めた。 性犯罪者をGPSなどで監視する制度は米・ニューメキシコ州で始まったとされる。オレゴン州では監視対象者に取り付けたGPS装置が取り外されると保護観察官に警報が鳴って知らせるシステムを導入している。韓国でも導入されている。一方、日本では導入例はなく
結婚式の様子をiPadで生中継する「出張サービス」 ヒルトン東京(東京・新宿)は来年1月から、結婚式の様子を米アップルの携帯情報端末「iPad(アイパッド)」で生中継しながら、式場と同じ料理をふるまうサービスを始める。おじいちゃんやおばあちゃんらが体調を崩したり、体が不自由だったりして式場に来られなくても、結婚をいっしょに祝えるようにしたいという。 結婚式の日、シェフ、ウエーター、通信技術スタッフの3人が家まで出向く。料理は材料を持ち込み、台所を借りてできるだけ調理する。式の様子はiPadで生中継し、お年寄りらが寝ていても手軽に見られるようにする。 料金は2人分の料理と中継費などで35万円から。当面は関東近郊に出向くことを想定し、今後、全国に広げる。また、ヒルトングループのほかのホテルでも同じサービスを展開するという。
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