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2013年10月27日のブックマーク (3件)

  • 【スギのみぞ知る】プロ野球選手“食べまくり秘話”食べて飲んで焼き肉

    ★特別編 世間はゴールデンウイーク(GW)。せっかくの連休も家族サービスに大忙しの読者のみなさん、そしてカレンダーに関係なくお仕事をされている方も、お疲れさまです。 私は1976年に高校を卒業してプロ入りし、引退後は球団職員、コーチと昨年までずっとプロ野球の現場にいたので、GWといえば長期休暇の正反対。一番の書き入れどきだった。 だからこの時期にあまりいい思い出はない。子供を旅行に連れて行ったこともなければ、入学式や卒業式、運動会といった学校行事に出たこともない。母子家庭みたいなもので、子供たちや女房には申し訳ないことをしたと思う。 いい思い出がない理由がもうひとつ。野球選手にとって遠征先での事は大きな楽しみだが、GWは行きつけの店の大半が休みなのだ。広島は小イワシの天ぷら、カキ、お好み焼き大阪の寿司、焼き肉。名古屋ならステーキ、みそカツ…。全部ダメ。世間は行楽シーズンでご当地グルメに

    【スギのみぞ知る】プロ野球選手“食べまくり秘話”食べて飲んで焼き肉
  • 【スギのみぞ知る】元ヤクルト古田とノムさんの“しごき”

    ヤクルトで一時代を築いた「異能の捕手」。アマチュア時代から定評があった強肩、2年目で花開いた打撃については前回お伝えしたが、古田敦也が最も苦労してモノにしたのはリードだろう。 入団当初、自身も名捕手だった野村克也監督には、かわいそうなくらいボロクソに怒られた。「おまえのせいで負けてるんだよ!」と叱責され、試合中ベンチでずっと立たされたこともある。周囲は「そこまで言わんでも…」と同情した。 だが監督の読みの正しさもまた、ベンチの誰もが知っていた。試合中に「次はスライダーや」と相手投手の球種をピタリ当て、みんなで「なんでわかるんだろう?」と顔を見合わせることはしょっちゅうだった。 古田はよく我慢したし、負けん気も強かった。あれだけ言われれば距離を置くものなのに、いつも監督の目の前に座って、自ら相手のふところに入っていった。そして「打席に入った打者の肩や足の動きを見れば、狙い球はほぼ100%わか

    【スギのみぞ知る】元ヤクルト古田とノムさんの“しごき”
  • 【スギのみぞ知る】“元ヤクルト”古田、驚きの異色列伝

    いよいよ今週末から「マツダオールスター 2012」が始まる。過去、個性豊かな“お祭り男”が球宴を盛り上げてきたが、私の古巣ヤクルトなら「異能の捕手」、古田敦也の活躍が思い出深い。 入団2年目、1991年の球宴では強肩を遺憾なく発揮し、パ・リーグの走者が試みた3度の盗塁をすべて刺してMVP。翌92年は打撃で魅せ、球宴史上初のサイクル安打で2年連続のMVPに輝いた。守備でも打撃でも、今までに見たことがないタイプの革命的な選手だった。 古田の1年目の春季キャンプ当時、チームに正捕手候補は4人いた。いずれも帯に短したすきに長しで、古田は「守備はいいが打撃は並以下」という評価。確かに肩は違った。捕球後にリードの大きい一塁走者を殺すピックオフプレーは、アマ時代もことごとくアウトにしてきた“必殺技”。ワンバウンドの投球は体ごと止めにいくのがセオリーだが、内野手のように逆シングルで捕ってすぐほうる“非常識

    【スギのみぞ知る】“元ヤクルト”古田、驚きの異色列伝