今季はメジャーリーグで新しいトレンドが生まれたシーズンだった。一定の角度をつけて打球を上げると本塁打になる確率が最も高いというデータに基づいて多くの打者が打球を打ち上げる意識を強めた「フライボール革命」もその1つ。ピッチングに関していえば、速球の平均球速が上がる一方でストレート系を捨てた投球が流行し始めた。 例えば、22連勝という歴史的連勝記録を作ったインディアンスで今季大きく成長した26歳の右腕トレバー・バウアーは、自ら「自分のベスト・ピッチ」と呼ぶカーブを昨年までの15%前後から、今季は約30%に増やしている。今季球宴に初選出されたアストロズの右腕ランス・マクラーズも投球の約半分はカーブで、今年5月のスポーツ・イラストレイテッド誌の記事で「自分にとってカーブはアグレッシブな球。オフスピードピッチと呼ばれるが、自分はそうとらえてはいない」と話していた。 同誌の7月の記事によると、メジャー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く