タグ

ブックマーク / www.anlyznews.com (2)

  • 不安を肯定してもらいたい人々

    放射線の健康被害に関して、ブログやSNS上で積極的に危険性を誇示し、それを否定する説明を行う専門家を批判する人々がいる。 情報が出揃ってきて、そろそろ落ち着いて来るのかなと思っていたが、そうでも無いようだ。 愉快犯的な人々もいるのだが、どうも自己承認欲求が、その原動力になっている人が少なく無い気がする。見ていて、あまり気持ちの良いものではない。 1. 放射線医学や疫学のコンセンサス? 一般には、ラジウムの上で50年生活して1500mSvを浴びた世田谷の92歳の女性の健康状態で決着がついたのでは無いかと思うが、低線量のLNT仮説が強固な研究成果に立脚していると主張する人々がいる。大抵は論が飛躍しがちで、例えば突然、権威の話が出てくる。 年間100mSv大丈夫と言う人は放射線医学や疫学のコンセンサスには反対しているわけで。。。 防護基準としては、ICRPの方針と異なるので反対と言えるであろう。

    不安を肯定してもらいたい人々
  • ブラック企業は無くならない ─ 社会学者の卵の会話にある無責任

    東京大学大学院総合文化研究科の古市憲寿氏・川村遼平氏と上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程の大野更紗氏の対談記事が公開されている(前編、後編)。何だか初々しい。 院生を掴まえて批判するのは心が引けるが、気になった事がある。ブラック企業を批判するのは良いのだが、ブラック企業が果たしている社会的な役割を考察していない点だ。 1. ブラック企業以外の雇用先はあるのか? ブラック企業に負けないように、これからは労働法と社会保険の知識が必要だとか、労働基準監督署が機能不全だとか、ブラック企業が潰れればいいとか言っている。初々しいのだが、労働争議は戦前からある問題で今に始まった事ではないし、ブラック企業が無くなったときに雇用先があるとは限らない。特にブラック企業が消失したときの事を考えていないのは問題であろう。 2. 市場価値の高い労働者はブラック企業に勤めない ちょっ

    ブラック企業は無くならない ─ 社会学者の卵の会話にある無責任
  • 1