放射線の健康被害に関して、ブログやSNS上で積極的に危険性を誇示し、それを否定する説明を行う専門家を批判する人々がいる。 情報が出揃ってきて、そろそろ落ち着いて来るのかなと思っていたが、そうでも無いようだ。 愉快犯的な人々もいるのだが、どうも自己承認欲求が、その原動力になっている人が少なく無い気がする。見ていて、あまり気持ちの良いものではない。 1. 放射線医学や疫学のコンセンサス? 一般には、ラジウムの上で50年生活して1500mSvを浴びた世田谷の92歳の女性の健康状態で決着がついたのでは無いかと思うが、低線量のLNT仮説が強固な研究成果に立脚していると主張する人々がいる。大抵は論が飛躍しがちで、例えば突然、権威の話が出てくる。 年間100mSv大丈夫と言う人は放射線医学や疫学のコンセンサスには反対しているわけで。。。 防護基準としては、ICRPの方針と異なるので反対と言えるであろう。