中国 新築住宅が値下がり傾向 12月19日 4時47分 中国では、政府が不動産バブルを抑えるため投機的な住宅の購入を厳しく規制した結果、新築住宅の値下がり傾向が急速に強まっており、今後、バブルの崩壊につながるのではないかという警戒感が出始めています。 中国の国家統計局は18日、11月の新築住宅価格指数が全国の主な70都市のうち、北京や上海など49都市で前の月と比べて下落したと発表しました。新築住宅価格指数が、前の月と比べて下落した都市は、ことし9月は17都市、10月は34都市で、今回、49都市と全体の7割に拡大し、値下がり傾向が急速に強まっています。これは、中国政府が、不動産バブルを抑えるため、2軒目以降の住宅ローンを制限するなど投機的な住宅の購入を厳しく規制した結果、取り引きが減ったためとみられています。こうした市場の冷え込みで、このところ経営が急速に悪化している不動産開発業者や販売業者