日本のトマトはイタリアのものより水分が多く甘味豊か。イタリアのトマトはサンマルツァーノと呼ばれる長細い加熱タイプのものが有名ですが、サラダ用としては「クオーレ・ディ・ブーエ」という大きめのトマトが主です。日本のトマトはこの「クォーレ・ディ・ブーエ」をかわいく丸くした桃太郎と呼ばれるものが主流ですね。 日本のトマトをイタリアンにして食べる場合はいくつかの注意点があります。非常に水分が多いので、種やゼリー質部分を全て取り除きます。またトマトについている添加物やアレルギー等を気にされる方は、湯むきをしてお召し上がり下さい。そうするとトマトのエグミがほぐれ日本のトマトらしい甘さと旨味が引き立ちます。 トマトは購入してからヘタの辺りにきれいな赤みがかるまで、常温での保存をお薦めします。スーパー等で販売されているトマトの多くは売り場での熟成期間を考慮し、完熟手前のちょっと青みがかった状態で出荷されてい