新橋から横浜までの鉄道歴史さんぽへ ~横浜・桜木町周辺を訪ねる~ 明治維新のおよそ5年後、明治天皇を乗せたお召し列車が、新橋駅を出発した――。 1872(明治5)年10月14日、日本初の鉄道が新橋~横浜間で正式に開通しました。当時は新橋に近い築地と横浜に外国人居留地があったこから、新橋と横浜を起点・終点にしたとも。これにより、同区間の29kmを約1時間で移動できるようになるなど、人の交流や貨物の運送も盛んに。鉄道開業が、その後の産業発展の礎となったのです。 鉄道開業150イヤーだからこそ巡りたい、鉄道開業の関連スポット 4月の東京編に続き、今回は神奈川編です。 初代横浜駅(旧横浜停車場)があったのは、外国人居留地が近くにあった現桜木町駅付近でした。その後、東海道線との接続を考え、二代目は現在の高島町交差点付近、三代目は現横浜駅の場所へと徐々に北上していきました。 今回のコースは桜木町駅周辺