パナソニックがネットを活用した新しい事業を生み出すための、オープンイノベーションに力を入れている。同社は3月に米国テキサス州のオースチンで開催されるイベント「SXSW 2017(サウス・バイ・サウスウエスト)」で、開発中も含む8つのプロジェクトを発表する。その様子はパナソニックのFacebookページなどで随時、公開する。構想段階からイベントやネットを通じて社外にアピールすることで、社内外から事業に対する意見や協力企業を募る。 こうした活動は昨年7月、家電領域を中心に新規事業の創出に向けた新たなプロジェクト「Game Changer Catapult」の発足を機に本格化した。「構造改革などで増益を続けているが、売上高は横ばい。こうした状況を打開するには、新たな事業の開発が求められる」(パナソニックアプライアンス社事業開発センターGame Changer Catapultの深田昌則代表)。
家電ティーチャーの奈津子です! 皆さんは自宅でテレビを堪能していますか? 最近は薄型テレビが手ごろになり、最新大画面テレビのほとんどが4Kテレビで占められているほどです。4Kブルーレイ、Netflixをはじめとする4K動画配信サービスなど、コンテンツを堪能する方法もどんどん増えてきました。自宅で映画やドラマ、好きなアーティストのコンサートなどを楽しむ人も多いのではないでしょうか? でも、ちょっと不満を感じることってありませんか? 確かに4Kテレビはきれいですが、映像の美しさに比べて物足りないのが……そう、「音」ですよね。液晶テレビが登場したころに比べても、最近のテレビはさらに薄型化しているため、どうしても高音質なスピーカーを搭載することが難しいのです。 そこで注目したいのが「ホームシアタースピーカーシステム」です。最も本格的なタイプとしては「AVアンプ」(AVセンターなどとも呼ばれます)と
iPhone 7/7 Plusが日本国内でのApple Payに対応し、交通機関はもとより店舗での支払いに使えるようになった。(関連記事は「iPhone 7で『Suica』や『Apple Pay』をうまく使う方法」) だが、Apple PayはiPhoneだけではなくApple Watch Series 2にも対応している。実際に使ってみると、iPhone 7と比べてApple Watchで支払いをするほうが便利なことも多い。 そこで、Apple WatchでApple Payの使い方、iPhoneがない状態でのチャージ方法など、メリットやデメリットを解説しよう。 袖に隠れても大丈夫 Apple Payは、登録したSuicaかクレジットカードを使う2つの支払い方法がある。これはiPhone 7もApple Watchも同じだ。Apple WatchでApple Payを使うには、iPhon
前回の「PC用キーボード、売れ筋は2万円の東プレ『REALFORCE』」に引き続き、今回はTSUKUMO eX.における液晶ディスプレイの売れ筋をリポートしたい。液晶ディスプレイは、パソコンでの細かな表計算や文字入力、ゲーム画面の表示などを担う道具のため、映像鑑賞中心のテレビや入力操作も兼ねるタブレットなどとはまた違ったトレンドが形成されている。 同店の真鍋秀樹氏は「現在は23~24型タイプが売れ筋ですね。パネルでいえば、角度をつけて見ても色変化の少ない広視野角のIPSタイプが主流ですが、高速応答でゲームに強いTNタイプも指名買いされています。表面は非光沢のモデルがほとんどですね」という。 それを踏まえて、同店の売れ筋ランキングを見てみよう。
KDDI(au)が通話定額込みで月2980円からの新学割プランを発表。人気のiPhone 7が選べることで、MVNOの格安スマホとの差異化を図る狙いだ KDDI(au)は2017年1月11日、スマートフォン春モデルや新サービスの発表会を実施した。入学や進学で学生の購買が増える商戦期の2~3月を控え、学生向けの学割プラン「学割天国」を新たに用意。月額2980円からの割安な料金でパケット通信(3GB)と通話定額が利用できるだけでなく、スマホは最新のiPhone 7/7 Plusも選べるのが特徴だ。MVNOの格安スマホは月額の利用料の安さが評価されているが、スマホの選択肢が旧型のiPhone 5sやAndroidに限られることが不満だった。人気のiPhone 7を武器に、MVNOの格安スマホに対抗する。 スマホ本体は、安心して使えるジュニア向けモデルやキレイに自撮りできる女性向けモデルを中心に個
2016年は「HUAWEI P9」や「iPhone 7 Plus」など背面に2つのカメラを搭載したスマートフォンが人気となった。これらは、レンズとセンサーからなるユニットを2つ搭載していることから、一般に「ダブルレンズ」「デュアルカメラ」などと言われている。今年も2つ以上のカメラを搭載して差異化を図るメーカーは増えると見られる。複数のカメラをどのように活用するかが今後のスマートフォンの進化を左右することになるかもしれない。 2つのカメラを搭載したスマートフォンが人気に ここ数年、スマートフォンの進化は停滞していると言われてきた。しかし昨年は再び進化する“芽”がいくつか登場した。そのうちの1つがカメラだ。 スマートフォンのカメラはこれまで背面と正面に1つずつ搭載されていた。だが、昨年は背面に2つのカメラを搭載し、「ダブルレンズ」「デュアルカメラ」などとうたう機種が相次いで発売され人気となった
専門家が「2017年のデジタル製品トレンド」を予測する、日経トレンディネットの1月特集。AV評論家の折原一也氏は、今年2017年をどう予測するのか? 4Kテレビの普及、新しい高画質基準の「HDR」が放送・映像配信で浸透、「ハイレゾ」の普及、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンブーム--。昨年2016年にもさまざまな話題があったオーディオ・ビジュアル市場だが、今年2017年に始まる3つのトピックを予想してみた。 テレビの次のトレンドは「有機EL」 2017年は、久々に薄型テレビで「有機EL」がホットトピックとなる。4Kの液晶テレビは既に当たり前となってきたが、2000年代前半から「次世代テレビ」技術として語られてきた有機ELテレビが遂に国内メーカーが発売に踏み切る。 第一弾はパナソニック、ソニーが1月初頭に開催された家電見本市「CES 2017」で海外向けに発表済み。あとは日本市場への上陸を待つば
スウェーデンの空気清浄機メーカーのブルーエアは、徹底して空気清浄を追求した高性能な「特化型空気清浄機」を販売している。これまでターゲットにしていたのは高級志向のユーザーだったが、新発売の「Blue by Blueair(ブルー バイ ブルーエア)」はプレミアムラインとは違い、価格も抑えられたカジュアルモデルだ。シンプルな北欧デザインが注目されているが、空気清浄能力はどうか。実際に試してみることにした。 約30センチの大型プロペラファンを天面に配置 ラインアップは空気清浄機能メーンの「Blue Pure221 パーティクル」と、脱臭機能を追加した「Blue Pure221 パーティクル&カーボン」の2種類で、今回試したのは「Blue Pure221 パーティクル」だ。 適用床面積はJEMA規格で78平方メートル(47畳)で、ダストフィルター搭載の「Pure 221 パーティクル」が5万450
2017年は、IT・家電業界の再編が一層進みそうだ。昨年は、東芝、シャープという大手家電メーカー2社が相次いで外資系企業の傘下に入り、富士通のパソコン事業がレノボと提携を検討していることが明らかになった。中国や台湾企業の興隆で、日本のIT・家電業界の勢力図が大きく変わり始めた年と言えるだろう。一方で、積極的にM&Aを実行し、外資系企業を自ら取り込もうとする企業もある。パナソニックや日立製作所などだ。日本のIT・家電業界は今年どう動くのか。大河原克行氏が展望する。 2016年は、東芝、シャープの2つの大手家電メーカーが、外資系企業の傘下に入った。数多くの国内第1号家電製品を送り出してきた「名門」東芝の白物家電事業、104年の歴史を誇り、「目のつけどころがシャープ」な製品を送り出してきたシャープが、1年の間に、相次いで外資系傘下に入った事実は、ここ数年にないほどの衝撃だった。 東芝は、2016
東芝のパソコン事業が再編され、ようやく“らしい”製品が登場した。ボディーはもとより、メーンの基板まで新しく設計したという「dynabook V82」は、新生ダイナブックの象徴となるモデルだけに興味は尽きない。新生ダイナブックはV42、V62、V72、V82の4種類がラインアップされており、価格は15万~21万円前後となっている。 「ZenBook 3」や「HP Spectre」「MacBook」など、最近登場した薄型軽量の新モデルは、どれも派手で目を引く外観で、自動車メーカーでいうところのスポーツカーのような存在。さほど台数が売れなくてもいいが、そのメーカーコンセプトや技術力などが集約された象徴的なモデルに位置付けられているわけだ。 ところが、今回レビューするdynabook V82は違う。思い切り実用性に振った地味な外観なのだ。スペックを見れば実用性を徹底して追求していることがよく分かる
LINEやTwitter、FacebookなどのSNSや、特定のアプリを利用した際の通信が無料になったり、一定の料金を払えば使い放題になったりする「カウントフリー」が、格安SIMで広がりを見せている。 これまで、格安SIMの多くのプランは、月ごとや日ごとに使える高速通信容量が決められており、この通信容量を使い切ると、通信容量が制限されてしまう。どのようなアプリやサービスも、通信容量が残っていなければ低速で通信せざるを得ない。 通信速度が制限された状態ではデータを読み込みづらくなり、ウェブサイトを閲覧するだけでも多くの時間が必要になる。高速通信容量が不足しないように、容量の大きなプランを選ぶユーザーも少なくない。 一方、カウントフリーでは、TwitterやFacebookといった対象のアプリやサービスを利用しても、通信量としてカウントしない。どれだけ使っても通信容量を消費しないため、事実上無
2016年は、デジタル一眼や高級コンパクトなど高性能モデルを中心に魅力的なデジカメが多数お目見えし、写真ファンに高く評価された。そこで、各社の新製品を試用&購入する機会の多いカメラマンに、高い評価を与えたベストデジカメ3台を厳選してもらった。2016年に発売したデジカメ、もしくは2016年にカメラマンが購入したデジカメを対象とした。今回は、鹿野貴司カメラマンと三井公一カメラマンの2名のチョイスを紹介しよう。 【鹿野カメラマン:第1位】オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」 これは、もう迷うことなく「OM-D E-M1 Mark II」。初めて手にしたとき、直感でこのカメラは相当なものだと感じた。それを強く感じたポイントは、シャキシャキと軽快に撮れること。AE/AF追従連写で秒間最大18コマ、固定なら秒60コマという驚異的な連写速度もあるが、レリーズタイムラグや像消失時間が短い点も
【編集部より】記事中の価格は、基本的に消費税8%を除いた税別の金額を記載しています。しかし、秋葉原では8%の税込み価格のみ掲示している販売店が多数を占めることを考慮し、『週末が狙い目』では例外的に消費税8%を含む税込み価格で表記します。税別価格のみ掲示している商品は、金額のあとに(税別)の表記を入れています。ご了承ください。 この3連休にまず注目したいのが、PCコンフル 秋葉原店で販売しているモバイルノートPCの中古品だ。パナソニックの「Let'snote NX2 CF-NX2JDQYS」は、Core i5搭載のWindows 7 Proモデルと実用的な内容ながら、価格は2万9800円(中古品)と安い。新品の240GB SSDへ換装した特別モデルも4万2800円(中古品)で用意する。いずれも、液晶パネルやキーボードの使用感は少なく、実用的なモバイルPCを安く入手したいと考える人におすすめで
専門家が「2017年のデジタル製品トレンド」を予測する、日経トレンディネットの1月特集。ITジャーナリストの西田宗千佳氏は、今年2017年をどう予測するのか? 2017年にどんなデジタル製品がヒットするのか? 筆者はこれ、という特定の機器や製品を挙げるつもりはない。多くの機器に「ある要素」が付加され、いよいよ誰もがあたりまえに使うようになるのが、2017年の変化だと考えている。 その要素とは「AI」。すでにバズワード的になっており、珍しくもない単語、というイメージがあるが本格的に使われるようになることで、我々の「機器の使い方」が変わってくる可能性は高い。 一方、AIという言葉は、どうにも幅が広すぎて、少々分かりにくい印象がある。自動運転も音声認識も、単なる需要予測も「AI」でいっしょくたになると、軸が分かりにくくなる。筆者が重視するのは「人がデジタル製品を操作することを助けるAI」。それに
スマホでは異例ともいえる超ワイドレンズを搭載したスゴい機種が登場した。LGエレクトロニクス・ジャパンの「isai Beat」は、なんと135度もの画角を持つ広角レンズを搭載するAndroidスマホ。デュアルカメラで標準レンズとサクサク切り替えられ、ストレスなく写真撮影ができるスリムなヤツであった。 auが取り扱う、LGエレクトロニクス・ジャパンの最新Androidスマホ「isai Beat LGV34」。auオンラインショップにおける本体価格は6万9120円で、機種変更時の実質負担額は3万7800円(auスマートパス加入時) アップルの「iPhone 7 Plus」をはじめ、2つのカメラを搭載するデュアルカメラのスマホが増えている。iPhone 7 Plusは、望遠レンズを使った背景ぼかし機能「被写界深度エフェクト」(ポートレートモード)が利用でき、ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI
【編集部より】記事中の価格は、基本的に消費税8%を除いた税別の金額を記載しています。しかし、秋葉原では8%の税込み価格のみ掲示している販売店が多数を占めることを考慮し、『週末が狙い目』では例外的に消費税8%を含む税込み価格で表記します。税別価格のみ掲示している商品は、金額のあとに(税別)の表記を入れています。ご了承ください。 まず注目したいのが、新春初売りセールを開催中のじゃんぱらだ。1月9日までの期間限定でiPhoneを最大3000円値引きしている。各キャリア向けの64GBモデルや128GBモデルが2万円台。じゃんぱら 秋葉原本店には、アップル「iPhone 6 128GBモデル(中古品)」が2万8800円で見つかった。 またヨドバシカメラでは、アビー製のWindows 8.1搭載デスクトップPC「Affinity AFF-E101(新品)」が1万5950円の処分価格に。手のひらにすっぽ
2017年1月5日、カシオ計算機が新たなアウトドア向けのスマートウォッチ「WSD-F20」を発表した。昨年2016年登場した前モデル「WSD-F10」の後継にあたり、発売日は4月21日。メーカー希望小売価格は5万1000円だ。 ほぼ1年でのモデルチェンジとなるが、どこが進化したのか。前モデルと比較しながら、その詳細を見てみる。 カシオ計算機のスマートアウトドアウォッチ「WSD-F20」。WSD-F10では4色展開だったが、本モデルではオレンジとブラックの2色展開となる
年明けの1回目ということで、今回は2017年のIT製品について占っていこう。僕が期待も込めて「今年来そう」と注目しているものを取り上げる。逆に「来そうで来ないと思うモノ」も紹介してみたい。果たして当たるか外れるか、一緒に予想しながら読んでいただけると幸いだ。 大手キャリアが格安SIM市場に参入する まず、間違いなく起こると確信しているのが、スマートフォンの通信料金の低下だ。格安SIMがこれだけ人気になって、大手キャリアが手をこまぬいているはずはなく、格安SIM並みの料金体系を打ち出してくるのは間違いない。大手キャリアも、安価なモデル+安価な通信料金を打ち出してくる可能性が大きいと予想する。 料金がある程度以下になってくると、最初は料金の安さだけで事業者を選んでいたユーザーも、利便性やサービスを重視するようになるはずだ。MVNO事業者は雨後のたけのこ状態だが、そうなると上位の事業者の回線にア
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