1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林 コンテンツ業界キャッチアップ ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。 バックナンバー一覧 ソーシャルゲームに参入すれば 任天堂の収益は本当に改善するのか? 昨年のゲーム業界は、ディー・エヌ・エーやグリーなどが手が
同社の岩田聡社長はこの日米国で開催のGDC(Game Developers Conference)で講演し、3DS向けにスーパーマリオシリーズの新作を開発していると語った。Wiiの「スーパーマリオギャラクシー」「スーパーマリオギャラクシー2」と同じチームが開発しているという。発売時期は明らかにしていない。 同社は米国の3DSユーザー向けサービスも発表した。3DSユーザーは、1万カ所以上にある米キャリアAT&TのWi-Fiホットスポットに自動的に無料で接続できる。このサービスは5月のシステムアップデートで利用できるようになる。また動画配信サービスNetflixの会員は、夏から3DSに映画などのコンテンツをストリーミングできる。3DSは米国で3月27日に249.99ドルで発売される。 任天堂は5月末に3DSのシステムアップデートを配布し、オンラインショップ「eShop」をスタートする。アップデ
誰だってモノ作りは楽しい? 「マリオ」の生みの親は、どんなことを考えてモノ作りをしているのか――。1月19日、東京・六本木の東京ミッドタウンにおいて、任天堂の宮本茂専務によるトークセッションが行われました。 スーパーファミコンの「マリオペイント」や、ニンテンドー64の「マリオアーティスト タレントスタジオ」など、昔から“ユーザーが自分で作る遊び”に取り組んできたという宮本氏。今回は「ものを作らなソンやと思わへん?」というテーマで、京都を中心に活動する劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠氏、角田貴志氏の二人と、ゲームだけに留まらない、モノ作り全般の全般の楽しさについてトークを繰り広げました。 宮本氏は以前から「ゲームを作る人だけでなく、本当は遊ぶ人もクリエイティブ」という考えの持ち主で、特に昨年「マリオうごメモコンテスト」を開催し、1800通もの応募があったのを受け、「普段モノを作っていない人でも
任天堂は2010年9月29日、日本テレビ放送網およびフジテレビジョンそれぞれと事業提携し、任天堂が2011年2月26日に発売する携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS(スリーディーエス)」向けに3D映像コンテンツの提供を受けることになったと発表した。 この事業提携により、家庭内外の無線通信環境下にあるニンテンドー3DS本体に対して、数分間のユニークな3D映像コンテンツが「いつの間に通信」を通じて毎日供給される。 「いつの間に通信」は、ニンテンドー3DSがスリープモードの時に、ニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、インターネットから情報・ゲームのデータ・無料ソフト・映像などを「いつの間に」か届けてくれる機能のことである。 [発表資料へ] [同時に行われたニンテンドー3DSの発表資料へ]
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