PHPカンファレンス2016の資料です http://phpcon.php.gr.jp/2016/
RDBの専門家として日々活動している中で気づいたことのひとつに、「RDBはデータへのアクセスの実装をインデックスに頼っているが、インデックスは全ての問題を解決できるほど万能ではない」ということがある。インデックスというのはとても強力な部品であり、その点には全く異論はない。だが、世の中の全ての問題(クエリ)を解決できるほど、柔軟性に富んだものではないということだ。RDBは、どのインデックスを使ってデータへアクセスするかということを、オプティマイザを用いて判断する。大抵のRDB製品では、オプティマイザはよい仕事をするので、インデックスとオプティマイザの組み合わせによって、ほとんどの問題に対応できる。だが、100%ではないのであり、そのようなケースがシステムの性能問題を引き起こしたり、プログラマ(アプリケーションの設計者)に、NoSQLへ完全に移行したり、クエリ高速化のために非正規化をすると言っ
最終回となる今回は、NoSQLとRDBのデータ書き込み方法を比較して、それぞれの得意不得意を考えてみます(編集部) データ構造やインデックスを事前に用意 前回は、「NoSQLデータベースでRDBMSの機能を実現する」の後半戦として、RDBなら集計処理やテーブル結合を使って簡単にデータを取得できる場合を想定し、それをNoSQLデータベースで実現するための考え方や方法について説明しました。 NoSQLデータベースにはRDBのように読み取り時にデータを加工する機能はありません。集計や結合といったデータの加工は事前に済ませ、データキャッシュとして保存しておいたものを読み出します。また、キャッシュを格納するための物理的なデータの構造や配置にも気を配らなければなりません。NoSQLデータベースはデータの持ち方で読み出し性能が大きく変わるからです。 第3回で紹介したデータ検索や並べ替えの実現方法も、「転
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KVSについて興味を持って調べているのですが、他社でどのようなKVSが、どう利用されているのか、どう評価されているのかが聞きたかったので、グリーCTOの藤本さんが講師を務めたセミナー、「ソーシャルアプリでNoSQL(あるいはKVS) 〜実践NoSQL〜」に出席してきました。 データ集計をどうやってやるかとか、Consistencyな更新(cas操作を使う)とか、シリアライズ形式のこととか、気になっていた部分のお話をたくさん聞けたので、とてもためになるセミナーでした。 忘れないうちに気になったところを簡単にメモしておきます。 (*スライドの流れ通りではないです) 1:1型(key : value)KVS いわゆるKVS。単純な実装なので安定感がある。利用実績も豊富 kumofs, Flare, voldemote, Tokyo Tyrant, etc..たくさんのソリューションがある グリー
ちなみに、MySQL・PostgreSQLはRDBの名前、PL/SQLはOralceの独自言語、psqlはPostgreSQLの対話型ツール(SQL*PlusはOracleの対話型ツール)。 分散Key/Valueストアの特徴 キーバリューストア(key/value store・KVS)は、キー(key)を指定して値(value)を保持・取得できるデータベース。 って言うと、どのDBもそうじゃん!(爆) KVSもRDBも“どちらもDBだから”という理由で比較されるけれども、構造や出来る事を考える上では、KVSはマップ(連想配列)と対比して考える方が分かりやすいと思う。 乱暴に言うと、KVSは、ファイルシステム上に置かれているマップである。 (古くからこの業界にいる方は、「KVSはISAM・VSAMだ」とおっしゃっている模様。確かIBMの汎用機(メインフレーム)で使われていた用語だったかな)
マスク着用時も99%の精度を誇るマルチ生体認証 マスク着用時も99%の精度を誇るマルチ生体認証 新型コロナウイルスは私たちの社会に大きな変化をもたらし、ニューノーマルに適応するために、数多くのテクノロジーが新たな分野へと適用されるようになりました。富士通は、これらの取り組みを支援するDX企業として、マスク着用が当たり前の状況下でも信頼できるマルチ生体認証技術の確立を通じて尽力しています。 新型コロナウイルスは私たちの社会に大きな変化をもたらし、ニューノーマルに適応するために、数多くのテクノロジーが新たな分野へと適用されるようになりました。富士通は、これらの取り組みを支援するDX企業として、マスク着用が当たり前の状況下でも信頼できるマルチ生体認証技術の確立を通じて尽力しています。 デジタルトランスフォーメーション(DX) AI(人工知能) FUJITSU JOURNAL 2021年5月31日
RDBの復権はしばらくないと思う 最近目にしたのは、「これからRDBが十分速くなっていくので、memcachedに代わってRDBがまた使われるようになる」という意見。これはしばらくの間は無いんじゃないかと思う。全データがオンメモリだったとしても、KVSはRDBより一桁以上速い(Memcachedで100,000req/sec出せるマシンで、MySQLのpkeyによる単純なSELECTをした場合、10,000req/sec出るかどうか)。SQLパーサやらなんやらを捨てない限りこの速さには対抗できない。RDBには、1コネクション1スレッドというモデルが持つ、接続数がスケールしないという制約もある。 また、memcacheプロトコルは、get_multiが使える。get_multiを効果的に活用した場合、RDBとの差はさらに広がると思う。 RDBで大丈夫なアプリも Viewキャッシュが効果的なア
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