パナソニックは11月25日、ディープラーニング(深層学習)を活用した顔認証技術のAPI提供を開始すること、第1弾サービスとしてサイバーエージェントの連結子会社マッチングエージェントの趣味でつながるマッチングアプリ「タップル誕生」が採用することを発表した。 パナソニックの顔認証技術に関する研究は1992年に研究所内部でスタートし、その後、デジタルカメラやビデオカメラにおける顔検出から、監視カメラなどへと応用範囲を拡大してきた。その特徴は、大きく4つ。1つ目は特性の異なるディープラーニングを複数融合させることで、顔のあらゆるシーンをしっかりと捉え、認証度を向上させることを可能としている点。2つ目は、照明の強さや眼鏡、マスクなどの環境変化に応じた類似度計算による精度向上。3つ目は、精度を維持しながら、組込機器に求められる軽量化の実施。4つ目がマルチタスクで従来比で10倍以上の高速化の実現といった
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