「プログラミング学習ソフトはたくさんあるが、学校教育では使えない」――教育現場の“見えない叫び”に元教員が教材開発 学習指導案も公開 学校という場所は特殊な環境だ。1コマ45分、毎年決められた時間数の授業をこなし、学習指導要領に沿って指導目標を達成しなければならない。ネットワーク環境はまちまち。古いPCを使っている学校もあれば、iPadを導入している学校もある。――そんな環境に耐え得る、「授業で使う」ことを目的として作られたプログラミング教育サービスが開発された。「プログル」だ。 プログルは、「Hour of Code」などで知られる「みんなのコード」が開発・運営するWebサービス。そのリリースイベントが、教員や教育委員会などを対象に5月13日に行われた。開催日も平日昼間ではなく土曜日。サービスローンチイベントが報道向けでなく教育関係者向けという点に惹かれ、行ってきた。 2016年12月、