原文はこちら。 The original article was written by Chris Seaton (Researcher and Senior Staff Engineer at Shopify). https://chrisseaton.com/truffleruby/basic-graal-graphs 【訳注】原文では、Graalという表現をGraalVM JITコンパイラの意味で使っていたり、GraalVMの意味で使っています。原文の意図に合わせて、GraalVM JITコンパイラを表現するGraalはGraalVM JITコンパイラ、GraalVMを表現するGraalはGraalVMとして記載しています。 GraalVM JITコンパイラはJVMのための新しいJITコンパイラで、Javaプログラムを実行中にマシン語に変換します。Truffle という言語実装フレー
tl;dr: Since GraalVM 19.0, application classes in native images are by default initialized at run time and no longer at image build time. Class initialization behavior can be configured using the options --initialize-at-build-time=... and --initialize-at-run-time=..., which take comma-separated lists of class names, package names, and package prefixes. To debug and understand class initialization
これは、なにをしたくて書いたもの? 先日、GraalVMを使ってJavaアプリケーションをネイティブイメージにして遊んでみました。 GraalVMをインストールして、Javaアプリケーションからネイティブイメージを作って遊ぶ - CLOVER🍀 ところで、こうやってネイティブイメージにしたJavaアプリケーションって、JavaVM上で動いていた時に使っていた トラブルシュートとかチューニングの話ってどうなるんでしょう? いろいろ気になるので、いくつか試してみることにしました。 環境 今回の環境は、こちらです。 $ native-image --version GraalVM Version 1.0.0-rc14 Community Edition。 OSは、Ubuntu Linux 18.04 LTS。 サンプルプログラム まずは、ネイティブイメージを作るためのサンプルプログラムを作りま
Graal is a dynamic meta-circular research compiler for Java that is designed for extensibility and modularity. One of its main distinguishing elements is the handling of optimistic assumptions obtained via profiling feedback and the representation of deoptimization guards in the compiled code. Truffle is a self-optimizing runtime system on top of Graal that uses partial evaluation to derive compil
κeenです。これは言語実装 Advent Calendar 201714日目の記事です。 JVMのコンパイラエンジンGraalと高速インタプリタ作成フレームワークのTruffleについて。 この記事の前に昨日の記事を読んでおくと理解の助けになるかもしれません。 Graalについて 公式ページ/GitHub。 Oracle Labで開発されているJavaのJITエンジンの1つです。 JVMのコンパイラインタフェース(JVMCI)を利用してJavaでコンパイラを書いたものです。 従来はコンパイル部分はC++で書かれてましたが曰くJavaも十分速くなったし高級で安全なJavaでコンバイラを書いてもいいだろとのこと。 この絶妙にランタイムが拡張可能でかつパフォーマンスを損なわない感じはJavaならではですね。 また、Javaで書かれているのでユーザがJavaで拡張可能でもあり、最適化や機械語生成
AdventCalendar-2018.md これは高知工科大 Advent Calendar 2018の8日目の記事です. Graal/Truffle について紹介したかった 最近私の中で話題になっている,Graal/Truffle について書く. すごく抽象的なことしか述べない. 動的なプログラミング言語の高速化の辛さ JavaScript や Ruby , Python などといった,動的なプログラミング言語の高速化が難しいことは よく知られている. 例えば,型がないので,式の実行時にデータの種類をチェックし,言語セマンティクスに従って処理を振り分ける (型ディスパッチ)必要がある. また,関数の定義を実行中に変えることができたりするため,関数呼び出しの際は,その前にどの関数を 実行するのかを調べてからその関数に処理をとばす必要がある. このような,処理の振り分け(ディスパッチ)にか
Truffleで足し算してみたけど、やっぱちょっと変数を実装しておきたい。 Truffleでの言語実装を最小手数ではじめる - きしだのはてな ということで、変数を追加するんだけど、ここでは変数定義はせずに埋め込み変数みたいなものを実装してみます。 変数登録 今回はMathRootNodeでのexecuteのときに変数を登録します。変数名はFrameSlotで表します。FrameSlotはFrameDescriptorからとってきます。このとき、FrameSlotに変数の値の型も設定しておきます。 static class MathRootNode extends RootNode { ... @Override public Object execute(VirtualFrame frame) { setup(frame); return body.executeGeneric(fram
あけましておめでとうございます。 ということで、Truffleで言語実装したい気分なので、まずはJyukutyoの数式処理から始めることにしました。 オレオレJVM言語を作ろう! How to create a new JVM language #Graal #Truffle - Fight the Future けど、APIがだいぶ変わってるようでそのままではできず、あとAntlr使っているのでTruffleのみの部分を切り離して試してみました。 足し算だけの式言語をつくります。 https://github.com/kishida/simplest_truffle_expr 簡易Truffle言語に変数を実装する - きしだのHatena Truffle言語で関数呼び出しを実装する - きしだのHatena Truffle言語をGraalVMで動かす - きしだのHatena 依存関係
はじめに 前日は mike_neck さんの AWS Lambda のカスタムランタイムにて Java のカスタムランタイムで関数を動かす でした。 偶然にも(?)今日も引き続き、 Lambda Custom Runtime で Java を動かす話です。 AWS Lambda 提供する言語の一つに Java があります。 Java はホットスタートの処理速度は速いもの、コールドスタートでは 5 から 10 秒ほど要することがあります。 また、メモリ消費量も多く Lambda と Java の組み合わせは速度重視の場面では使われていないように思います。 2018年の re:invent で、 AWS Lambda の Custom Runtime が発表されました。 お作法に従いさえすればどのような言語でも Lambda として実行可能になりました。 さらに近年 Java 界隈では新しい
It seems like the whole Java ecosystem is going mad these days with GraalVM. Every library and framework wants to proudly work on GraalVM, making GraalVM a new silver bullet for modern Java applications. I expect the GraalVM crazyness to follow the typical hype cycle, and soon we will hear of disillusions and people will actually understand what GraalVM is — and more importantly — what GraalVM is
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