2020年東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出内容について、狂言師の野村萬斎さん(52)が、総合統括となるチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに就任することになった。30日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で行われた大会組織委員会の理事会で承認、発表された。 五輪の開閉会式は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ監督の山崎貴さん(54)が担当。パラリンピックについては、ソフトバンクモバイルの「白戸家シリーズ」のCM制作などをてがけたクリエーティブディレクターの佐々木宏さん(63)が担当する。 五輪とパラリンピックの四つの開閉会式が起承転結のあるものにするため、野村さんがチーフとして演出に携わる人の意見をまとめる。野村萬斎さんは「このような大役を担うことは大変光栄であり、身の引き締まる思いです。機知に富んだ式典にするために尽力していく所存です」とコメントした。