ニュースを聞いて、奇異に思った人もいるのではないか。なぜ今になって? ようやく証明が認められたからか? 18日、米国のクレイ数学研究所(CMI: Clay Mathematics Institute)が、数学の難問中の難問とされてきた「ポアンカレ予想」を解決したロシアの数学者グレゴリー・ペレルマン(Grigory Yakovlevich Perelman)氏(43)に、その証明を認定し、難問証明に約束されていた100万ドルの賞金を贈ることを決めた、と報道された。 ポアンカレ予想(Poincaré conjecture)は、フランスの数学者アンリ・ポアンカレ(Jules-Henri Poincaré:1854-1912)が1904年に提示した位相幾何学についての未証明の予想であった。こうまとめられている(参照)。 境界を持たないコンパクトな三次元多様体であるVを想定してみよう。このVは、三次
真魚八重子「実録犯罪映画の甘美な魅力」 2010年08月23日03:00 担当者より:映画ライターとして活躍されている真魚八重子さんが、実録犯罪映画を中心に論じた原稿です。映画作品ガイドとしても刺激的ですので、ぜひお読みください。 更新日:2010/08/23 今年2010年に公開され話題となった映画に、三億円事件を扱った『ロストクライム-閃光-』や、製作者側からモデルとして挙げられてはいませんが、おそらく「東大阪大学集団暴行殺人事件」が着想の原点になっていると思われる『ヒーローショー』があります。こういった実際に起こった犯罪をヒントにした映画は、海外はもちろん日本でも非常に多く作られています。そのアプローチは、はなから特定の事件の再現である実録モノから、あくまで着想を得ただけで事実とはかなり異なる展開を見せるものまでさまざま。しかし、観客が実際の事件と絡めた映画に、奇妙なほど引き寄せ
強烈なノンフィクション本を読んだ。 05年に発売された石井光太の『物乞う仏陀』である。08年に文春文庫として発売されて、先日それを読んだのだが、かなり感情を揺さぶられる。こんなノンフィクションがあったんだなあと素直に驚いた。 じつは母から「これおもしろいから読め」と半ば無理やり押しつけられたのだが、しばらく放ったらかしにしていた。だって「アジアの物乞いや麻薬売人、ストリートチルドレンらと暮らし、最底辺に生きる人々を赤裸々に描く」という内容だからだ。 ちょっと……なあ、と読むのを保留していた。バックパッカーの旅行記や体験記、社会派ジャーナリストのノンフィクション、人気マンガ家や作家もいろんな形でアジアなるものにトライしている。つまりあれだろ。「どうしようもなく貧乏で法もいい加減だし、人々は筆舌に尽くしがたいほどしんどい想い(それこそ曾野綾子なんかが「本当の貧困とはこれだ」みたいにドヤ顔で言い
21日に一般女性(30)との結婚を発表した俳優・織田裕二(42)主演で09年7月に公開された映画「アマルフィ 女神の報酬」の続編が、フジテレビの連続ドラマとして制作される。タイトルは「外交官・黒田康作(仮題)」。黒田は同映画の主人公で、織田が「掘り下げていきたい男」とホレ抜いた役柄。放送は来年1月開始予定で、織田にとって結婚後初の映像作品となる。 電撃結婚で世間を驚かせた織田は、水面下で次回作の準備を進めていた。関係者によると、織田は主演映画で演じた「外交官・黒田康作」をドラマ化することを熱望。すでに制作サイドでは脚本作成にも着手。外交官の黒田が、世界各国でテロや邦人が関係するトラブルに巻き込まれるスケールの大きいストーリーになる予定。「脚本は大方、完成している」(関係者)といい、現在、海外をハネムーン中という織田は帰国次第、細部の調整に取りかかるという。 ドラマのもととなる映画「アマルフ
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