「派手すぎる」「時代遅れ」と酷評された鳩山首相の5色シャツ=4月4日、首相官邸 【ニューヨーク=山中季広】鳩山由紀夫首相の私服の趣味を米欧メディアが相次いで批判している。「目を疑う色彩感覚」「時代遅れの1980年代風」と、どれも手厳しい。 米CNNテレビは13日、東京発で「鳩山首相の服のチョイスに集中砲火」と報じ、市民を官邸に招いた4月の「リアル鳩カフェ」で着た赤、黄、青、緑、紫の5色のシャツや、週末の会合などで時々身につけるハート柄のシャツなどをやり玉にあげた。 ファッション評論家ドン小西氏に取材し、「80年代か90年代の服装で時代遅れ。一国のリーダーがこんな服装じゃいけない」との論評を紹介。東京在住のコンサルタント、キース・ヘンリー氏はCNNに「首相のシャツはささいな問題に見えて実は重大。今の日本で首相の着た服や、通うレストランばかりがうんぬんされるのは、人々が首相の政策実行力を