専門家の言葉を頭ごなし否定する専門家、、、というのは自己の存在否定にも見えるのですが、いかがでしょうか。 科学リテラシーとか、科学コミュニケーションに関わる先生には、まずは、ご自身の大学にいらっしゃるステキな先生を対象に、「可能性の程度」とか「憶測と推論の違い」とか、「自身の価値観が思考に与えるバイアスの大きさ」とかその辺のイロハをご教授して頂けると幸いであります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 内閣府参与辞任のご報告 (19:30改訂、確定版) 2012年3月7日 湯浅 誠 このたび、内閣府参与を辞任することになりましたので、ご報告します。 辞任は二度目になります。最初は2009年10月26日に任用の辞令交付を受け、2010年3月5日に辞任。 その後、同年5月10日に再任用され、今日に至りました。その間、総理大臣は鳩山由紀夫、菅直人、 野田佳彦の3氏に亘りました。また、私の直接のアドバイス先である内閣府の経済財政担当大臣も数 多くに及びましたが、経済財政担当大臣付の参与だったのは、私に声をかけた菅直人さんが当時その 任にあったからです(参与職は内閣府にしかない)。政策的には厚生労働省の所管事項が多かったで す。 ● 経緯 2010年5月に再任用されたのは、同年3月の辞任時に提案していた複合的な困
食品の放射性物質調査件数は12万件を超えている。 ・食品中の放射性物質の検査結果について(第339報)平成24年3月6日 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000024hwq.html 検査件数総計 120,371件 規制値超過件数総計 1,162件 こうした調査には一件当たりどのくらいの費用がかかっているのだろうか。 公的機関における検査コストはよく解からない、一番解かりやすいのは「民間検査機関がいくらぐらいで検査を引き受けているか」から考えることである。 そこで、厚生労働省がまとめている、各県が実施した検査結果の平成24年1月までの実績資料から、そこに名前が記されている民間検査機関で、料金をホームページで公表している機関の検査料金を以下の通り高い順に整理してみた。 これを見ると、ゲルマニウム半導体検出器による精密検査が2万円ほど。スクリーニ
札幌市、がれき受け入れず 上田市長、国基準に不信感 (03/07 23:17) 札幌市の上田文雄市長は7日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地で発生したがれきの受け入れについて「(放射性物質が)国の基準を下回っていても受け入れるつもりはない」との考えをあらためて表明した。 国の示す基準に対しては「放射性物質は微量でも有害で極めて長寿命。十分な知識を持ち、風評被害のことも考えた上で判断してほしい」との考えを示した。 < 前の記事 | 次の記事 >
このブログの読者の方にはおなじみ、毎日新聞の小島正美記者の新刊が出ましたのでご紹介します。[asin:4885553970:detail] 本書は、記者の立場から見た放射能関連報道が煽られる原因分析と震災後の報道や対応についての座談会からなる2部構成となっています。 ニュースの大きさを決める方程式「リスク」についてよく使われる説明に次のような式があります。リスク = ハザード × 発生頻度本書では、これになぞらえて、報道のされやすさについて、次のような式が提唱されています。ニュースの大きさ(伝搬力)= 特異的なこと × 物語 × アクション この式をもとに、被曝について危険性を訴える主張をしていた方々についての検証が行われます。例えば、菅谷昭・松本市長、児玉龍彦・東京大学教授、肥田舜太郎医師などです。この式は著者が提唱したものですが、応用の幅が広いように思えます。今後、特異な報道を目にした
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