6月12日、ウクライナのアヴァコフ内相は、ロシアのT-72戦車3両が国境を越えてウクライナ領内に侵入してきたと発表した。 ウクライナ陸軍はT-72を保有していないため、事実ならばロシアが公然と軍事介入を介したことになる。 しかし、証拠とされている映像や画像を見るに、問題の戦車はT-72ではなくT-64の近代化改修型(T-64BV)であるようだ。 問題の戦車。明らかにT-64系の特徴を示している上掲の映像からも分かるように、戦車は全部で3両で、おそらく全てT-64BVであろう。このほかにロシア国旗を翻した兵員輸送トラックが2両映っており、「迫撃砲などを積んだ車両を伴う」とのウクライナ内務省発表とも符合するように思われる。 問題は、これらの戦車がどこからやってきたかである。 T-64はウクライナ陸軍では依然として現役であるが、ロシア軍では2008年のグルジア戦争に投入されたのを最後に退役してい
「代表選手一覧を見たとき『ザッケローニ監督は血液型のことを調べてメンバーを選考したのでは?』と思いました」と語るのは、社団法人ヒューマンサイエンスABOセンターの市川千枝子代表理事。血液と気質に関する学問『血液型人間学』に詳しい市川さんによると、サッカー日本代表のメンバー23人には“ある偏り”が見られるという。 選手たちを血液型で分類した際、最も多いのはA型の9人で全体の39%を占める。次がO型の8人で34%、B型とAB型はそれぞれ3人で13%にとどまる。だが日本人の血液型比率は、A型38%、O型31%、B型22%、AB型9%だという。つまり、代表にはB型の選手が極端に少ないのだ。 野球の場合、野村克也氏が「名球会にはB型とO型が多い」と語っているほどB型の一流選手が多いという。だがザックジャパンでは、12年時点でB型選手が0人だったことも……。なぜ、B型はこれほど少ないのだろうか。そ
東京の約1000km南方に、南北約650m、幅約200mの小さな無人島があった。西之島である。2013年11月20日、西之島の海岸線から約300m南東沖に海底噴火が確認され、新島を形成した(2013年11月25日のJAMSTECニュース・コラム参照)。新島は爆発的に、かつ着実にマグマを噴出して成長を続けた。2013年12月、西之島は新島と結合し、一体化した。2014年5月、西之島は、面積は以前の4倍、南北、東西ともに幅1,250mの島に成長した。激しい爆発は船舶の接近を拒み、いまも流出している西之島の溶岩は、未だ採取されていない。しかし、旧西之島は1973年から74年に噴火しており、その噴出物およびそれ以前の溶岩は採取され、分析されている。驚くべき事に、これらの岩石はすべてSiO2(シリカ)量が60%前後の非常に均質な「安山岩」である。安山岩は大陸を形成する物質であり、海の真ん中で噴出する
ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 今朝のTBS「あさチャン」で文字コメントを採用していただきました。中国軍機異常接近事件に関してです。 これで思ったのですが、こうした事件が起こると必ず出てくる「中国は巨大な国家で、中央の統制が地方にまで行き渡っていない。とくに各地方の軍は独自勢力を持っていて、自身の王国を築いており、軍中央・党中央に従わない。こうした事件は、現地の軍上層部が勝手に暴走しているのだろう」との見方の、その根拠がまったくわかりません。 かつて予算不足の時代、軍区ごとに自前でビジネスをやっていて、その部分でかなりの自己裁量が認められていたわけですが、それで指揮統制も軍閥割拠のようなイメージなのでしょうか。たしかに中国軍の内情は不明な点が多いのは事実ですが、習近平体
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