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  • ワールド&インテリジェンス 在リビア韓国大使館はなぜ狙われたか?

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ▽リビアで韓国大使館銃撃2人死亡 「イスラム国」犯行声明(日経) 韓国大使館はなぜ狙われたのでしょうか? 韓国をことさら狙う理由はないので、韓国だから狙われたということではないでしょう。 可能性としては ▽他の国の大使館と間違えた ▽外国大使館ならどこでもよかった ▽異教徒の国の大使館ならどこでもよかった のどれかということではないかと思われます。 いずれにせよ、テロの標的設定としては非常にアバウトなものです。イスラム過激派などその程度のノリで動くことがしばしばあります。要するに、田舎モノなわけですね。 ではなぜ大使館を攻撃したのか? 外国と戦争だ!とのノリではないかなと思いますね。とても緻密な計算に基づくものではないのではないかなと思う

    ワールド&インテリジェンス 在リビア韓国大使館はなぜ狙われたか?
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/04/13
    『可能性としては▽他の国の大使館と間違えた▽外国大使館ならどこでもよかった▽異教徒の国の大使館ならどこでもよかったのどれかということではない』『いずれにせよ、テロの標的設定としては非常にアバウト』
  • ワールド&インテリジェンス 「イスラム国」問題続くも、殺人規模はアサド軍が桁違い

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 現在発売中の月刊誌『テーミス』でコメントを採用していただきました。北大生事件の件です。 また、10月30日の『毎日新聞』でもコメントを採用していただきました。こちらも北大生事件の件です。 「イスラム国」の問題はまだま続いていますが、すでに日のメディアでは消費されつつあるようにもみえます。 海外ではまだ大きく報じられていますね。ただし、それによって今度はアサド政権による民間人空爆強化の情報がスルーされているようです。 ちなみに、シリア人権ネットワークの報告(http://sn4hr.org/blog/2014/11/01/1819/)によると、10月のシリア内戦の犠牲者総数は1987人。うち 1231人がアサド軍に殺害された民間人犠牲者、

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    k-takahashi 2014/11/08
    『シリア国民サイドからみれば、オバマ大統領の選択は悲劇としか言いようがないですが、オバマ氏側にもそれなりの理由があるわけです』
  • ワールド&インテリジェンス 「イスラム国」と「アサド政権」は打倒すべき

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ここのところ、「イスラム国」関連に没頭していて、ブログ更新を怠ってました。 3週間前、「夕刊フジ」にコメント採用していただきました。イスラム国に参加する欧米のホームグロウン・テロリストの関連です。 また、現在発売中の「軍事研究」に「最悪の世界同時紛争アナリシス」という記事を寄稿しました。イラク・シリア、パレスチナ、ウクライナ、リビアその他の紛争の動向を解説しています。 あと、18日のTBS「ひるおび」で文字コメント採用していただきました。エボラ問題で米軍3000人が派遣されたことの解説です。ちなみに、同作戦を取り仕切るのは、ドイツ部を置く米アフリカ軍で、リベリアに前線部を設置します。部隊は衛生部隊が主力となりますが、その指導には先行

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/09/22
    『リアリズムの観点でいえば、どの陣営が何を言ってるかよりも、実際に何をやっているかに注目すべき』 『従わない者は殺戮するイスラム国も、民間人を虐殺し続けているアサド政権も、ともに打倒すべき』
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    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 7月26日、TBS「ニュースキャスター」にVTRコメント採用していただきました。ウクライナのマレーシア機撃墜の件です。 ウクライナ関連では、「週刊朝日」今週号に「マレーシア機撃墜事件で窮地に陥ったプーチン」という記事を寄稿。さらに、「週刊新潮」先週号、「週刊現代」今週号でも、コメント採用していただきました。 上記「週刊朝日」記事でも触れたのですが、マレーシア機撃墜事件の後も、ロシアの親ロシア派支援はますます強化されています。プーチンは同事件で親ロシア派と距離を置くのではないかとの見方が専門家筋でも当初は強かったのですが、プーチンはあくまで強気ですね。 もちろんプーチンは「ロシアウクライナに軍事介入なんかしていない」とのタテマエを崩しませ

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/08/02
    『インテリジェンスの観点からは、この「嘘つき度」の判定は非常に重要』 『オバマとプーチンの言葉を同等に信じるなどという行為は論外』『欺瞞のレベルの許容度には大きな差がある』
  • ワールド&インテリジェンス 感情的対立でなく論理で議論したい安保

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 昨日、明治大学国際日学部で講義しました。東アジア論の講座だったのですが、東アジア以外のテーマとの要請でしたので、現在の国際紛争の最新潮流である「イスラム過激派」の動向を主題に、「ロシア・ファクター」の話を少し絡めて解説しました。 また、これも先方様のご希望により、後半は学生さんたちも関心があるという集団的自衛権の話。 学生さんに聞いてみたところ、賛成・反対・それ以外、とそれぞれいらっしゃいますね。 集団的自衛権の問題は、たしかに話題になっていることを感じます。昨日も新宿駅を歩いていたら、後ろの若者がこの話を熱心にしていました。 私自身はこの問題では過去にを書いたこともありますし、もちろんそれなりの持論はありますが、こうした場で持論を押

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/07/06
    『今回の解釈変更で中国などが防衛政策を変更するなど考えられません。近隣国からの懸念の声などは政治的な問題であって、防衛政策とは無関係』
  • ワールド&インテリジェンス タフな交渉が求められる拉致問題

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 『週刊朝日』先週号にコメントを採用していただきました。武器輸出関連です。 また、『週刊新潮』今週号にコメントを採用していただきました。イラク情勢関連です。 日朝協議で北朝鮮が拉致問題の調査委員会の構成を伝えてきたことで、日側では早くも制裁の一部解除を決めました。国防委員会や国家安全保衛部の幹部が参加することになったことを評価しての措置です。 前回の「調査」では権限の小さい人民保安部の幹部が責任者だったことで調査が不充分だったとされているので、今回は同じ言い訳ができないということになります。 ただ、それで早くも楽観論が広がっているようですが、それはまだ早計であろうと思います。拉致被害者の現状などは北朝鮮側はとっくに把握しているはずですし(

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/07/03
    『日本側としては「情報」で勝負するには限界がありますから、経済制裁解除のカードを有効に使うしかない』 『希望を持つことは重要ですが、希望的観測に頼る甘い態度は厳禁』
  • ワールド&インテリジェンス イラク・シーア派(マリキ政権)=イラン=アサド政権=ロシアの枢軸ライン

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ▽イラク:露軍機を購入…首相「米、納入遅い」(毎日) ▽「クルド独立へ住民投票」自治政府外相が意向(読売) 混沌のイラク情勢ですが、敵味方関係がいよいよ複雑になってきています。 大元の原因は、イスラム過激派ISISの攻勢です。スンニ派過激派であるISISの攻勢を脅威とするのは、マリキ政権、イラン、それにアメリカです。なので、イランとアメリカが反ISISを支援しています。ただし、温度差はあって、イランは同じシーア派のマリキ政権を強力にバックアップ。対するアメリカは、ISISがバグダッドを落とすようなことがなければさほど全面的な軍事介入には向かわない姿勢の、制限された消極的介入に留まっています。 と、そこに割り込んできたのがロシアですね。マリ

    ワールド&インテリジェンス イラク・シーア派(マリキ政権)=イラン=アサド政権=ロシアの枢軸ライン
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/06/30
    『マリキ政権=イラン=アサド政権=ロシアという繋がりです。このいわば悪役同盟に、反ISISということでアメリカも加わって』 『ISISを叩くにはシリア反体制派を強化する必要があります』
  • ワールド&インテリジェンス 集団的自衛権と集団安全保障と人道主義

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 24日、日テレビ「ニュースevery」でVTRコメントを採用していただきました。北朝鮮軍の関連です。 また、現在発売中の『週刊現代』でコメントを採用していただきました。集団的自衛権の関連です。 また、現在発売中の『月刊宝島』に寄稿しました。中国軍サイバー部隊の関連です。 また、日発売の『フライデー』でコメント提供しましたが採用されたかどうかは未確認です。安保とか中国とかの関連です。 ところで、集団的自衛権は政府が突破の構えですね。反対派は公明党の抵抗に期待しているようですが、まあこのまま行くでしょう。 また、それ以外にも集団安全保障の話が出てきています。これも徐々に拡大されていくことでしょう。 こうした動きに反対の方も当然いらっしゃる

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/06/27
    『自衛隊の海外派遣に対して、人道的観点から反対するという一部の論調、これはまったくの的外れ』 『今日も、イラクやシリアでは人々が殺害され続けています』
  • ワールド&インテリジェンス 中国軍暴走説の根拠はない

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 今朝のTBS「あさチャン」で文字コメントを採用していただきました。中国軍機異常接近事件に関してです。 これで思ったのですが、こうした事件が起こると必ず出てくる「中国は巨大な国家で、中央の統制が地方にまで行き渡っていない。とくに各地方の軍は独自勢力を持っていて、自身の王国を築いており、軍中央・党中央に従わない。こうした事件は、現地の軍上層部が勝手に暴走しているのだろう」との見方の、その根拠がまったくわかりません。 かつて予算不足の時代、軍区ごとに自前でビジネスをやっていて、その部分でかなりの自己裁量が認められていたわけですが、それで指揮統制も軍閥割拠のようなイメージなのでしょうか。たしかに中国軍の内情は不明な点が多いのは事実ですが、習近平体

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    k-takahashi 2014/06/13
    『こうした事件が起こると必ず出てくる「中国は巨大な国家で、中央の統制が地方にまで行き渡っていない』 『習近平体制でもそんな無統制など、ちょっと考えられません』 つまり中国共産党の指示でやっている、と
  • ワールド&インテリジェンス 天安門事件から25年

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 『週刊新潮』先週号にコメントを採用していただきました。中国のネット監視についてです。 また、『週刊現代』今週号にもコメントを採用していただきました。中国問題です。 また、まもなく発売になる『SAPIO』と『週刊朝日』にもコメントを採用していただきました。こちらもいずれも中国問題です。 さて、6月4日は天安門事件25周年でした。もう四半世紀なのですね。 当時の取材の様子は以下です。 ▽写真館23 中国民主化運動 なにぶん四半世紀前のことなので、細かいことはうろ覚えなのですが、あれは確か1989年4月末か5月はじめのこと。友人と痛飲して爆睡し、遅く起きた朝にテレビのニュースで天安門広場の学生デモの様子をみて、「あ、これは行かねば」となったよう

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/06/08
    『私が行った頃は、デモ側にもまったく緊張感はなく、楽しい学園祭のような雰囲気でした。趙紫陽なども学生側に立っていましたし、後に軍が投入されるなど、誰も想像もしていなかったはずです』 天安門事件回想
  • ワールド&インテリジェンス シリア選挙国際監視団の噴飯

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) シリア大統領選挙の茶番劇に付き合う国は、ロシア、イラン、レバノン、タジキスタン、ベネズエラ、ボリビア、ジンバブウェ、ウガンダ、フィリピンだそうです。 ロシアとイランはアサド政権と極悪枢軸の同盟国。レバノンはヒズボラの国内事情。タジキスタンはロシアの顔色伺い。ベネズエラとボリビアは反米仲間。ジンバブエとウガンダはダメダメ腐敗国家。フィリピンはちょっと謎です。 さて、反体制派を支援しているのは欧米主要国とカタール、サウジだけ!というような言説を散見しますが、他の国はいずこに?

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/06/03
    『シリア大統領選挙の茶番劇に付き合う国は、ロシア、イラン、レバノン、タジキスタン、ベネズエラ、ボリビア、ジンバブウェ、ウガンダ、フィリピンだそうです』 フィリピンは謎だね、たしかに
  • ワールド&インテリジェンス 中国は今後もおかしくなりそう

    Author:黒井文太郎 63年生まれ。『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て、現在は軍事ジャーナリスト。専門は各国情報機関の最新動向、国際テロ(とくにイスラム過激派)、日の防衛・安全保障、中東情勢、北朝鮮情勢、その他の国際紛争、旧軍特務機関など。 著書『ビンラディン抹殺指令』『アルカイダの全貌』『イスラムのテロリスト』『世界のテロと組織犯罪』『インテリジェンスの極意』『北朝鮮に備える軍事学』『紛争勃発』『日の情報機関』『日の防衛7つの論点』、編共著・企画制作『生物兵器テロ』『自衛隊戦略白書』『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』『公安アンダーワールド』、劇画原作『実録・陸軍中野学校』『満州特務機関』等々。 ニューヨーク、モスクワ、カイロに居住経験あり。紛争地域を中心に約70カ国を訪問し、約30カ国を取材している。 最近の記事 フランスが米英豪の新同

    ワールド&インテリジェンス 中国は今後もおかしくなりそう
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/05/25
    『尖閣奪取のための波状攻撃をまだまだ続きます。海軍艦艇を領海ギリギリまで進めるとか。偽装漁民の上陸なんかもありそう』
  • ワールド&インテリジェンス ロシア軍投入は不可避?

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 一時小康状態だったウクライナ東部ですが、親露派が攻勢を続け、キエフ側が鎮圧に乗り出したことから、いっきに戦闘モードに突入しました。 これを受けて安保理が緊急会合を開きましたが、 ▽ロシア、「深刻な結末」不可避と警告=ウクライナ情勢で安保理緊急会合 ロシア、やる気まんまんですね。いや、やるでしょう。 問題はその規模ですね。両サイドの戦力を考慮すれば、ロシア軍は空挺軍の一部投入だけで事態を掌握できますが、その後の対NATO交渉なども考えれば、いっきに大部隊を侵攻させて東部を占領してしまうことを選択するかもしれません。 ロシアはどちらも選択できます。 (追記) 4月29日、TBS「ひるおび」で文字コメント提供しました(採用されたかどうかは未確認

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/05/03
    『ロシア軍は空挺軍の一部投入だけで事態を掌握できますが、その後の対NATO交渉なども考えれば、いっきに大部隊を侵攻させて東部を占領してしまうことを選択するかもしれません』
  • ワールド&インテリジェンス ウクライナ東部で激化する流血と、ロシア軍介入へ秒読み

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ▽ウクライナ政権側作戦で5人死亡 ロ、「重大な結果」と警告(共同) ロシアのプーチン大統領は同日、テレビの対話番組で、ウクライナ政権が自国民への攻撃を始めたのであれば「極めて深刻な犯罪」だと非難、「重大な結果を招く」と警告した。 ▽ロシアウクライナ国境地帯で軍事演習開始(ロイター) ショイグ国防相は「ウクライナ当局は一般市民に対する武力行使を決定した。武力行使を止めなければ、死傷者の数は増える」と指摘。 ▽「ロシアが仕掛けた戦争」=武装集団、徹底排除を-過激政党幹部・ウクライナ西部(時事) 東部の親ロシア派武装勢力による行政庁舎占拠は「ロシアが仕掛けた戦争」と明言。「武力を使ってでもテロリストを撃退すべきだ」と断固とした対応を訴えた。

    k-takahashi
    k-takahashi 2014/04/25
    『予想していたとおり、武力衝突⇒ロシア軍介入への流れですね。というか、それ以外の展開を期待できる根拠がほぼ見当たりません』
  • ワールド&インテリジェンス シリア政府軍が塩素ガス使用?

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) シリア政府軍が化学兵器を再使用との情報がさかんに流れていたのですが、どうも非即死性のガスを使用しているっぽいので、窒息性、嘔吐性、あるいは塩素系あたりかなと思っていたところ、少なくとも塩素ガスが使用された可能性がきわめて高いようです。 ▽シリアで塩素ガス攻撃か、化学兵器廃棄での合意に抜け穴も(ロイター) ▽「シリア政権が塩素ガス使用の疑い」 米当局者(CNN) 被害エリアには直接のアクセスがないので、同情報の真偽に関して私には独自情報はありませんが、状況からみて、そういうことでしょう。 塩素ガスは廃棄処分リストに載っていない⇒だから使用OK・・・・いかにもアサド軍の考えそうなことです。 それに、ジュネーブ2で「樽爆弾での民間人無差別爆撃禁

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    k-takahashi 2014/04/24
    『国民虐殺は相変わらず進行中ですが、欧米諸国はウクライナ情勢にかかりきりで、シリアの危機的状況は相変わらず放置』 『国際メディアでの報道も目に見えて少なくなっている』
  • ワールド&インテリジェンス プーチンが軍投入の布石

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) プーチン大統領という人物は、嘘でもいいから「形式」を重視していることは、拙ブログでも指摘してきました。なので、なにはともあれプーチンの言動に注目すべきです。とくにその言葉の示す意味について。 ということで、日はこんな発言が出ています。 ▽ウクライナ東部への軍投入は「深刻な犯罪」、ロシア大統領が非難(ロイター) ▽ウクライナ東部問題、武力行使の必要ないことを望む=ロシア大統領(ロイター) (大統領は、国民とのテレビ対話で、ウクライナ東部でロシア系住民を支援するため可能な限りのことを行うと表明。ただ、ウクライナ東部で軍事力を行使する権利を使うことは望んでおらず、政治と外交的手段でウクライナの問題を解決できることを望んでいる、との考えを示した

    ワールド&インテリジェンス プーチンが軍投入の布石
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/04/18
    『「キエフ側が武力鎮圧に出れば、しかたなく武力行使する」と宣言している』 で、強引な政策を押し付ける。そのまま通れば侵略成功、対抗すれば軍事侵略発動、と。
  • ワールド&インテリジェンス 甘い見立てはプーチンには通用しない

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) さて、東ウクライナで戦闘が始まったようです。ロシア格介入する条件が整いました。当ブログでかねて指摘しているように、条件さえ整えばプーチンはやるでしょう。 前エントリーでも指摘しましたが、諸々の損得勘定からプーチンもそこまでするまい、というのは甘い見立てと思います。ロシアが実際に動いてきた流れは、明らかに「ウクライナ介入」です。公式に「連邦制」と言っていますから、最低でも連邦制までは強引に持っていくでしょう。あのプーチンが決めたことから引くということは、最近のプーチンの言動から見て考えにくいと思います。 それだけではありません。プーチンはロシア系住民の守護神を自認していますから、現地の親ロシア派がロシア編入を要求した場合、受け入れるでし

    ワールド&インテリジェンス 甘い見立てはプーチンには通用しない
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/04/16
    『ロシアが実際に動いてきた流れは、明らかに「ウクライナ介入」です。公式に「連邦制」と言っていますから、最低でも連邦制までは強引に持っていくでしょう』 東ウクライナ侵略も、止められないでしょうね
  • ワールド&インテリジェンス ウクライナ流血の可能性高まる

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ▽親ロ派「共和国」宣言 ウクライナ東部ドネツク (日経) ウクライナ情勢が急展開です。 ウクライナ東部ではドネツク以外でもいっきに親ロシア派急進派の「蜂起」が広がりつつあります。同地域でもロシア編入を求める急進派は多数派というわけではないのですが、この勢いでは複数の都市で独立宣言⇒ロシア編入宣言まで持っていくことになるかもしれません。 対するキエフ政府は徹底交戦の構え。内務部隊に加えて極右主導の国民親衛隊も投入するということで、流血拡大の可能性が急速に高まってきました。 まずは、すでに事実上の「ロシア系住民の守護神」宣言をしているプーチン大統領が、ドネツク独立(ロシア編入)派による事実上の「ロシア軍侵攻要請」にどう対応するかが注目されます

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    k-takahashi 2014/04/08
    『親ロシア派急進派の「蜂起」が広がりつつあります』 『「ロシア系住民の守護神」宣言をしているプーチン大統領が、ドネツク独立(ロシア編入)派による事実上の「ロシア軍侵攻要請」にどう対応するか』
  • ワールド&インテリジェンス 次はウラン型核爆弾の実験か?

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) (前エントリーの続き) 「新たな形態の核実験」の意味が不明ですが、ちょっと視点を変えて、今、北朝鮮がもっとも欲していることは何なにか?を考えてみます。 すると、これはひとつの可能性にすぎませんが、「核ミサイル武装を国際的に認知させる」ことではないかと思われてなりません。 北朝鮮は昨年2月の3回目の核実験の直後から、猛烈に「自分たちは核の小型化に成功し、核ミサイル武装に成功した」ことをアピールしました。実際にそうなのかどうかはわかりませんが、その可能性はあります。 しかし、アメリカはこれを表向きは黙殺。北朝鮮の核ミサイル武装を認めていません。(ただし、ミサイル防衛の強化には動いています) そこで北朝鮮としては、対米抑止力を持つためには、自ら

    ワールド&インテリジェンス 次はウラン型核爆弾の実験か?
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/04/05
    『今、北朝鮮がもっとも欲していることは何なにか』『核ミサイル武装を国際的に認知させる」こと』 『いちばん簡単なのは、ウラン型核爆弾の実験を、ウラン型の痕跡が米監視網に察知されるように実行すること』
  • ワールド&インテリジェンス 「沈黙しないS・セガール」から「美人すぎる検事総長」まで~ウクライナ危機「場外乱闘」

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) ウクライナ危機に関し、ハリウッド俳優のスティーブン・シガール氏が、ロシア政府のプロパガンダ放送「ロシア・トゥデイ」(RT)でしっかりロシア寄り発言しちゃっています。まあ、そういう人だからRTも接触しているわけですが。 ▽RTのインタビューを受けるS・シガール(YOUTUBE) セガール氏といえば、「沈黙~」シリーズで知られるタフガイ俳優ですが、かつては元CIA工作員説(もちろんデマ。実際は日で合気道をしてた)もあったりしたのに、バリバリ親ロシア派なのですね。カラシニコフのイメージ宣伝にどうも首を突っ込んでいるようなので、そのあたりのウラもあるのかもしれませんが。 そんなセガール氏、じつはアリゾナ州知事選挙への出馬も取り沙汰されています。

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    k-takahashi 2014/03/27
    『スティーブン・シガール氏が、ロシア政府のプロパガンダ放送「ロシア・トゥデイ」でしっかりロシア寄り発言』 『在日ロシア大使館のツイッター』『2ちゃんねるみたいな書きっぷりで、怪しげな反西側言説を発信』