IP(知的財産)と訴訟問題を専門にする法律事務所デイビス&ギルバートの弁護士、C.アンドリュー・キースナー氏が、ロボットのスタートアップが起こしやすい法律問題を10点挙げている。『ロボティクス・ビジネス・レビュー』が伝えている。 同氏は、先だっての『ロボビジネス2014』会議でもセッションを持ち、多くの聴衆を集めていた。日米で環境の違いもあるが、参考になる点は多いだろう。 パフォーマンス達成やコミットメントに関する適切な条件なしに、社員に株式を与えてしまう: どんなスタートアップでも、ある程度社員の入れ替わりがある。短期間で辞めてしまった社員に対しては、業績に応じて株式を買い戻す規約も必要。 製品機能を過大に記述する: ロボットに対する消費者の期待は高い。ウソをついていないと思っていても、ユーチューブや展示会のチラシにいたるまで気を配らないとトラブルになる。 争議へ発展しそうな危険を無視す