このnoteは三宅陽一郎×福地健太郎×田中治久×中川大地 『ゲーム学の新時代』 刊行記念イベントレポです。 この本はひとことでいうと… "人類学的な観点から考えると、人間の本質には「遊び」がある。"という前提に立つ編者が、スクエニやカプコンといったテレビゲーム開発の第一線に立つ人物たちを集め、アカデミックに語った論考をまとめた書籍。結構難しいけど、ちゃんっと時間を取って読む価値のある本!という印象を受けました。「遊び」について本気で考えている研究者たちの脳内に興味のある方は、ぜひ。 以下、イベントの中でも「本を読めば分かる」っていう内容はすっ飛ばして、面白かったテーマやコメントを、断片的ではありますが議事録的に紹介していきます。 ※ ちなみに、このイベントのメインテーマは本書の中ではPart3,4の部分。------ ✂ ------ ゲームサウンドについての話主にゲームのサウンド研究、作
「人民裁判のようになってしまわないだろうか」 裁判員制度とともに平成21年5月に導入された強制起訴制度。検察が独占してきた起訴権に、民意を反映させる新制度の設計に携わった元法務省幹部は当時、日本の刑事司法が「法治」から「情治」に傾くことを危惧したと振り返る。 検察が不起訴にした事件について、選挙権のある国民で構成する検察審査会(検審)が「起訴すべきだ」と2回議決すれば強制的に起訴される制度。この10年間で9件13人が強制起訴された。このうち東京電力福島第1原発事故の旧経営陣3人を除く8件10人の判決が確定したが、有罪となったのは2件2人にとどまる。残りは無罪に加え、罪に問えず裁判を打ち切る免訴と公訴棄却だった。 無罪多発の背景には、捜査のプロの検察が証拠上、刑事責任を問うのは難しいと判断した事件だけに、有罪立証のハードルがより高くなることがある。 ■■■ 「強制起訴によって社会的な地位を失
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