英オックスフォード大学と英バイオテクノロジー企業バクシテックが開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が入った瓶。オックスフォード大提供(撮影日不明、2020年11月23日公開)。(c)AFP PHOTO / UNIVERSITY OF OXFORD / John Cairns 【12月4日 AFP】米コンピューター大手IBMは3日、低温保存が必要な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの供給に携わる企業を狙った、一連のサイバー攻撃を発見したと警告した。国家による犯行の疑いがあるとしている。 IBMによると攻撃の標的には、欧州委員会(European Commission)の税制・関税同盟総局(DG TAXUD)や、ワクチンのサプライチェーンに関わる欧州・アジアの複数の企業が含まれていたが、企業名は明らかにされていない。 IBMのセキュリティーチーム「IBM X-Force」の