糸井 青朋ビルにいた時代の ほぼ日の出来事を振り返ってみると 明らかに外に出て行くことが増えてますね。 とくに東日本大震災のあとは、 被災地はもちろん、いろんな場所で 「実際に行動している人」とたくさん会っている。 たとえば、 『活きる場所のつくりかた』というイベントでは、 あれこれ悩んだり、論じたりするんじゃなく、 とにかく自分ひとりでもいいから行動して、 結果的に多くの人に影響しているような人を呼んで、 自分のやってきたことを語ってもらいました。 糸井 ミグノンの友森玲子さん、 福島の放射線を測り続けた早野龍五さん、 小網代の森を保護している岸由二さん、 イカダで大陸から日本に渡ることを 再現しようとした関野吉晴さん、 それから、ネパールに学校をつくろうとしている ライくんやジョシくんをはじめとした APU(立命館アジア太平洋大学)の卒業生たち‥‥。 頭でっかちのイデオロギーじゃなくて