2019年7月17日のブックマーク (2件)

  • 『三体』読了者は同著者原作の『流転の地球』も観るべし - 基本読書

    三体 作者: 劉慈欣出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/07/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る『三体』を読了した流れで、劉慈欣の短篇「さまよえる地球(原題:流浪地球)」が原作となっている『流転の地球』をNetflixで観たのだけれども、これがもうたまげるぐらいにおもしろかった。映画は世界で7億ドル超え、(ただ6億ぐらいが中国らしい)とその興収の規模も凄いが、とにかく話のスケールがとてつもなくデカい。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 何しろ、2060年ぐらいの未来を舞台に、太陽が予定より数百億年早く燃え尽きようとしており、100年後には地球を飲み込んでしまう! ⇛ このままでは人類破滅だ! ⇛じゃあ地球の赤道にそってエンジンを設置してまるごと別の恒星系に移動させよう! そのあいだ人間は地下な! みたいなスピーディな展開が冒頭のわず

    『三体』読了者は同著者原作の『流転の地球』も観るべし - 基本読書
    k-yakou
    k-yakou 2019/07/17
  • 『私はすでに死んでいる』アニル・アナンサスワーミー|自分の体を「異物」と感じる人たち - ボヘミアの海岸線

    「コタール症候群は、地球に立ちはだかる巨大な黒い壁みたいなもの。そこから土星をのぞこうとしても、見えるはずがないのです」 ――アニル・アナンサスワーミー『私はすでに死んでいる』 「私は自分にとって永遠の異邦人である」と、アルベール・カミュは書いた。 自分が自分でないように思える、自分が別の“なにか”だと思える、自分の精神と体が分離している、自分はすでに死んでいる――こうした「自分がぶれている」感覚と体験はしばしば文学の中に描かれてきた。 これらの一部は作家が想像力を飛翔させてつくりだしたものだろうが、実在する症例もある。書は、これまで私が「幻想」として読んでいたものを、驚くべき症例、信じがたい証言とともに、「神経学」の視点から切り拓いていく。 私はすでに死んでいる――ゆがんだ〈自己〉を生みだす脳 作者: アニル・アナンサスワーミー,藤井留美 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2

    『私はすでに死んでいる』アニル・アナンサスワーミー|自分の体を「異物」と感じる人たち - ボヘミアの海岸線
    k-yakou
    k-yakou 2019/07/17