ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (1,017)

  • 今日 心に残った事 - ururundoの雑記帳

    「記憶」4 (陶) 夕方の 何か不思議な空気感。 それは 厚い灰色の雲を通った 仄かな夕焼けだ。 あの灰色の雲の上の 激しい茜色の夕焼けを思う。 朝 すぐ近くで チッ チッ チッと高い声で鳴く鳥。 何という鳥か? 名前を知りたい。 夏に 地に這い茂り 邪魔な草だな と 私に邪険にされる。 今は ピンクと白のかわいい花を付け 小屋の周りに沢山咲いている ゲンノショウコはフウロソウの仲間だ。 フウロソウは漢字で書くと風露草。 貰った緑色のトマト。 木の鉢に入れ テーブルの上に置いていた。 二日もたった今日 それらは赤いトマト色に熟れた。 今日 心に残った事。 思い出しながら幾つか書いた。

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    k10no3 2022/09/24
  • やる事が溜まってくる - ururundoの雑記帳

    「記憶」3 (陶 紙紐) 台風後に 茶色に濁っていた川の水が 今日は いつもの透明な川に戻った。 速い流れに 川の鮎たちは 流されてしまったのではないか? その川面を 鳥が飛び去る。 空は厚い灰色の雲で覆われ 明日は雨だ。 チャックから貰った 2の芽キャベツの苗。 プランターの中で ヒョロリと伸びた。 「もっと大きな所に植えよう」と チャックが言う。 晴れた日に 地植えにしよう。 一週間ほど前 京都のバックス画材で紙を買った。 それで 小さな冊子を作りたい。 栗の赤飯がべたい。 まず 栗を買わなくては。 と 小さな事ばかりだが やる事が溜まっていく。

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    k10no3 2022/09/23
  • 急に秋になった - ururundoの雑記帳

    「記憶」2 (陶・枯れた花) 大騒ぎした台風14号が去り 会う人毎に その話題が出る。 避難所に行ったと言うと 笑う人はいない。 これからは そうした方がいいと。 10月半ば 近隣3集落で 避難所についての話し合いがある。 急に秋になり 昨日から ストーブに薪をくべる。 暖かさは 気持ちまでゆったりとする。 あゝ いいなあ。 終わりのトマト ナス ピーマンを沢山もらう。 崩れかけたトマトと 火を通した小さなじゃがいもを オリーブオイルで炒め 卵でとじた。 オリーブオイルは魔法の油だ。 いい香りとコクが出て 簡単な料理がご馳走になる。 ちょっと気分が下向きかなと思う。 そんな時には いいを読む。 心への刺激は 薬の様なものだ。

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    k10no3 2022/09/22
  • 台風は過ぎたけど - ururundoの雑記帳

    14号台風がやっと去った。 今日は シャワーの様な雨が 降ったり止んだりの1日だった。 台風一過の スカッと晴れた青空は 最近はもう望めない。 台風で怖い目に遭って以来 数日前から ソワソワと落ちつかず 雨雲レーダーを見続けた。 昨日夕方 支所(村役場)に避難した。 でも 「今までにない強い台風」はやって来ず 夜の11時ごろ帰宅した。 あの気象庁の発表は なんだったのか? とにかく 大事に至らずよかった。 ニュースで言われ続けた 「今までにない強い台風」では なかったが 木々の枝から 葉っぱは飛ばされ エゴの木の 可愛い実は全部落ちてしまい 私は長袖の暖かい上着を着た。 明日は 久しぶりに青空になりそうで やっと ブログを書こうという気になった。

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    k10no3 2022/09/21
  • 今日はこんな日 - ururundoの雑記帳

    ブルーベリーとマーマレードのクッキー シルバーグレーの軽バンが止まった。 京都の家と 実家の山奥の村とを行き来している 80代のネイティブ男性だ。 外の椅子に座って夫と話を始め 私は ほうじ茶とクッキーを出した。 1時間程の話が終わり 明るい青空の下 銀色の軽バンは 奥の集落に向けて ゆっくりと走り去った。 心臓にペースメーカーを入れてから 復活した Sさん。 元気だ。 じっと目を凝らさないと 見過ごしてしまう 赤い小さな花の群れは 水引草。 細い茎に ごま粒みたいな花が並ぶ。 日の入り前の 夕焼け空。 淡いピンクに染まった雲が 頭上に広がる。 数日後に 台風が来るのが嘘のようだ。

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    k10no3 2022/09/17
  • 思い出の本から作った 「記憶」 - ururundoの雑記帳

    「記憶」 を処分した 色々な機会の中で 半世紀以上経っても 私の手元に残った。 「エデンの東」も その一冊だ。 ページは経年劣化で 茶色に変色し 活字は小さく 切り揃えられた下部は ペーパーナイフで切ったかの様。 そのを見ながら いつか これを使って 作品を作りたいと思ったが それは 意外と早く出来上がった。 の最初の1頁から95頁までを ゆっくりと切り離し その厚さ5ミリ程の周りを 離れないようにセメダインで固めた。 1220度で焼き締めた 陶の板 3パーツ。 一番大きなパーツに 「」 「2の細いパーツ」 そして 「枯れた花」を付けた。 花は 白の色をつけず 植物標みたいに マスキングテープを細く切り 貼り付けた。 そして 壁に吊るす様にした。 室内で壁に吊るし 写真を撮ると 白がベージュに近い色に写る。 だから 板の上に載せ 日の当たらない外で撮った。 タイトルの「記憶」

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    k10no3 2022/09/14
  • 蔓穂(ツルボ) 秘めたる力 - ururundoの雑記帳

    ツルボ(蔓穂) 今まで ここに何回か登場した山野草のツルボ。 ついに うちの小屋のそばに咲いた。 淡いピンクの ムスカリみたいな 小さな花の集合体。 夏の終わり 畦道や 道の脇の 日当たりの良い場所に咲く。 こんなに可愛い花だが 湿布薬として脅威の薬効がある。 マムシに噛まれても 薬効のある木の葉を貼り 治してしまう かつてのこの辺りの人たち。 ツルボも重宝されたんだろうね。 小屋のそばに ポツリと咲いた 小さな か弱い花 ツルボ。 秘めたる力を持っているなんて。 知らなかった。

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    k10no3 2022/09/12
  • 霧雨の日 ブルーベリーパイ - ururundoの雑記帳

    秋の虫の種類 鳴き声 姿を ちゃんと認識した事がない。 でも 夜に 鳴いている虫の音の重奏は 鈴を軽く揺すったようだ。 鈴虫かな? いや コオロギかな? と 考えながら聴く。 一日中 霧雨が降り その中を 傘をさし少し歩いた。 ズボンの前が 冷たく濡れ しばらくすると 体温で乾いた。 晩御飯の準備と並行して ブルーベリーパイを焼いた。 一昨日 トミコさんから貰った 新鮮なブルーベリーだ。 焼き上がりをべると 果実が少し酸っぱい。 砂糖を沢山まぶしたけれど。 だから 粉砂糖を 紅茶ストレーナーで 切ったパイに振りかけた。 いつもと違う可愛い姿と 甘いパイになった。

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    k10no3 2022/09/09
  • トマト ブルーベリー 茗荷 - ururundoの雑記帳

    心配した11号台風が 数時間の強風だけで収まり 当に良かった。 過去に 台風で何回か怖い目に遭い トラウマとして残ってしまっている。 台風に怯えない心を持ちたい。 今日は トミコさんの畑で トマト ブルーベリー 茗荷を沢山貰った。 先週貰ったブルーベリーで作ったジャム ホームベーカリーで焼いたパン。 それを持って訪れた。 猿のグループにべられはしたが 運良く残ったミニトマト 台風の強い風に持ち堪えたブルーベリー 動物がべない茗荷は 例年通りの大豊作。 霧雨の降る中 手早く摘み取り ありがたく持ち帰った。 沢山のトマトをさっと湯むきし ボールに山盛り。 10ほどの茗荷を選んで刻み こんがり焼いた厚揚げに載せ 醤油を垂らして 一品とした。

    トマト ブルーベリー 茗荷 - ururundoの雑記帳
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    k10no3 2022/09/08
  • 台風の過ぎ去るのを 身を伏せて待つ - ururundoの雑記帳

    見上げると 白い百日紅の花をつけた 重なる緑 そして 紛れもない青い空と白い雲だ。 夏の終わりの まだ 落葉には遠い 周りの木々と その間から差し込む 朝の光。 時間の経過と共に 青い空は 灰色に変わり 細かな雨が降り始める。 薄い白のカーテンが 開け放たれた窓から吹き込む風に 大きく膨らんで はためく。 夜が深くなり 夜に鳴く鳥や虫の声も 今は聞こえず 深夜のラジオの音楽に 山の木々の 風にうねる音が重なる。 明日 日海を 台風が通り過ぎる。 私のする事は? じっと身を伏せて その時を待つだけだ。

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    k10no3 2022/09/06
  • いよいよ 最後か? アメリカンワイルドフラワー  - ururundoの雑記帳

    初夏に パラパラと種を蒔いた アメリカンワイルドフラワー。 どんな花が咲くのだろう 芽が出て 花が咲くのを楽しみに待った。 アメリカの草原に咲く かわいい花。 そんなのを 心に描いた。 夏になり ポツリポツリと咲き始めたのは オレンジ 黄色 コバルト色 印象的な 濃い色の花々だった。 土が痩せていたのが悪かったのか かわいそうに アメリカの野の花は 茎が細く 雨が降れば土に倒れてしまう。 そんな か弱い花だったが 次から次へと 咲き続け いよいよ 最期を迎えようとしている。 珍しく茎の太い すくっと立った 紫色のアスターに似た花が 一 数日前に咲いた。 「おお まだ咲いてくれるんだね」 私は喜んだのだ。 そして 今朝 紫の花のそば 地に這ったような 弱々しい茎に 小さなオレンジのキンセンカに似た花が咲いていた。 もう最後かと 思っている私に アメリカの野の花は 辛抱強く 諦める事なく あ

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    k10no3 2022/09/05
  • まだ 夏のシャツとサンダルのまま - ururundoの雑記帳

    スーパーマーケットへの途中 2日 強い雨が夜に降り 夜が明けると 青空の美しい1日の始まりだった。 朝ご飯をべる時に 窓から見える 小屋の周りの木々は 雨で濡れ 朝陽に輝やき 鳥達の声が あちらこちらから聴こえる。 チャックに貰った 芽キャベツの二つの苗は 強い雨にも負けず 元気に葉を広げ その小さな葉にも 雨露が宿る。 午後3時過ぎに 琵琶湖岸のスーパーまで。 開け放った車の窓から吹き込む 気持ちのいい風だ。 信号の少ない 山の国道をひた走り 空の広い 稲田の広がる風景の中を 行って 帰る。 8月のカエルの声から 秋の虫の声に変わった。 あまりにも突然の秋の到来。 まだ薄い夏のシャツがハンガーに掛かり 私の足はサンダルのままだ。

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    k10no3 2022/09/03
  • 野生の白百合 - ururundoの雑記帳

    野生の百合 夏の始まりの頃には ピーターラビットの絵に出てくる ジギタリス(キツネの手袋)が ポツリポツリと咲く。 そして今は 白い野生の百合が咲いている。 背の高い 一の茎に花が三つ四つ咲くのもあれば 背の低い 花を一つつけているのもある。 数日前から 涼しくなった。 青々としていたススキの細い葉が 少し 色褪せた中に 背の低い 真っ白の百合の花が咲いている。 うねるススキの葉の群れの 印象的な造形。 そこにポツリ ポツリと咲く白い野生の百合。 「美しいな」と思った。

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    k10no3 2022/08/31
  • 「夏の終わりだ」と感じた - ururundoの雑記帳

    「夏の終わりだ」と 感じた。 夕焼けには少し早い時間 肌寒くて 落ち着かない気持ちで見上げた空。 澄んだ空に からりとした空気 吹く風は冷たくはない 秋の風そのもの。 野生の白百合が 野原 川ベリのあちらこちら そして 小屋の周りに咲いている。 開きかけた花びらを 覗き込み しべについた花粉の 微かな香りを感じる。 高い枝にたわわに咲いている 白の百日紅の花。 まだ 白い花を散らし続けている。 あんなに暑かった夏はついこの間。 半袖のTシャツに 長袖をはおり 待ち望んだ秋が始まろうとしているのに この気持ちの落ち着かなさは なんだろう。

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    k10no3 2022/08/29
  • 「パタゴニア」 ブルース・チャトウィン著 - ururundoの雑記帳

    ブルース・チャトウィン 著 「パタゴニア」 「パタゴニア」 図書館に予約して一週間後に私の元に。 1998年の改訂版で どんなに沢山の人に読まれたかが分かる 表紙の擦れ 色褪せ 背表紙の焼け。 著者のチャトウィン。 1940年にイギリスで生まれ 1989年に亡くなり 「パタゴニア」は 彼の最初の「紀行文学」だ。 パラパラとページを繰れば モノクロのとても上手い写真が14ページにわたり載っている。 パタゴニアは チリとアルゼンチンにまたがる 広大な大地だ。 どんな自然風土で どんな人達が住んでいるのか。 私は全く知らない。 このを読みながら ブルース・チャトウィンの世界に そしてパタゴニアという大地に一歩足を踏み入れよう。 読んだ後で 感想を書くつもりが 手に取った「パタゴニア」のチャトウィンの写真と 第一章の文が あまりにも良くてこの様な事になった。 __________________

    「パタゴニア」 ブルース・チャトウィン著 - ururundoの雑記帳
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    k10no3 2022/08/26
  • ベニバナボロギク 綿毛の飛行 - ururundoの雑記帳

    ベニバナボロギク ベニバナボロギクは 地味な姿と色で 花瓶にでも飾ろうかという気にさせない 気の毒な花だ。 その繁殖力の逞しさは かつてのセイタカアワダチソウを 彷彿とさせ 林の入り口 原っぱ 道の脇 河原 オレンジ色の蕾の様な花が 俯き加減に群れて咲いている。 花が咲いた後の 沢山の白い綿毛は 冬の日のボタン雪のように 風に吹かれる。 今朝 窓の外を 北から南へ綿毛が飛んだ。 気持ちのいい 朝の空気の中 綿毛の飛行は 朝の楽しい出来事だった。

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    k10no3 2022/08/24
  • 思い出の本から 何かを作る - ururundoの雑記帳

    「エデンの東」上巻 半世紀以上も前のだ。 経年劣化で紙は変色し 活字も小さい。 色々なを 色々な機会に手放したが このは なぜか私の手元に残った。 最初のページの 文章の美しさ 薄茶色に変色した紙の手触り そして 当時中学生だった私にとって 今でも記憶に残るほど 高価な買い物だったのも 原因の一つかもしれない。 のページの上部は 綺麗に切り揃えられているのに 下部は まるで ペーパーナイフで切ったかのような揃え方。 表紙の装丁の紙のあたたかさ。 この製のクラフト感が 長い間 私の手元に残った理由かもしれない。 このを使って 何かを作りたい。 思い出深いだからこそ その記憶を別なものに変えたい。 それが出来たら 又ここで紹介したいなと思う。

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    k10no3 2022/08/22
  • 小さな餅煎餅 - ururundoの雑記帳

    ヤマケンさんが持って来てくれた 沢山のお盆のお供え用の団子。 団子粉を水でこね 丸め 鍋にたっぷりの 湯の中で茹で 片栗粉をまぶして 仏様に供える。 お月見の月見団子と同じだと思う。 多い目に作り冷凍し 毎年それを私に持って来てくれる。 お味噌汁に入れるだけでは面白くない。 今回は お煎にしてみた。 電子レンジで解凍した 梅干しくらいの大きさの柔らかい。 指で丸く平たくし フライパンで焼いた。 表 裏 焦げ目がつけば 砂糖醤油をまぶす。 たったそれだけだ。 が これが実に美味しい。 お手塩皿に重ねてみる。 その姿が 可愛い。

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    k10no3 2022/08/20
  • 蓮もち - ururundoの雑記帳

    和久傳 蓮もち 今日 友達から届いた荷物は 蓮の粉末と和三盆を練り上げた ゼリーの様な菓子 蓮もちだった。 皿の上に載せ 揺すると プルプルと動く。 飾りのない 至ってシンプルな蓮もちは スプーンで掬ってべると 黒蜜の味がする。 青い葉でも敷き その上に載せようか? 夏だから 涼しそうに とも思った。 いやいや 余計な事はしないでおこう。 白い皿に ただ載せて 冷たい ほうじ茶と共にするのが 素朴な菓子らしくていい。

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    k10no3 2022/08/18
  • 空を見上げた - ururundoの雑記帳

    いつもズボンのポケットに スマホが入っている。 それは 歩数計で 何歩歩いたかを知る為 そして 心が動いたものを すぐに撮りたいからだ。 15日の夕方 6時前 小屋から表に出た。 涼しい風が吹いていた。 昼間の蒸し暑さから 解放され ふうっと息を吐き 空を見上げた。 そこには青い空に 筆で描いたような かわいい雲の群れ。 スマホの画面を見ながら 山も入れようか それとも 雲だけにしようか。 私は3回 写真のボタンをタップした。

    空を見上げた - ururundoの雑記帳
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    k10no3 2022/08/17