ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (1,017)

  • 京都国立近代美術館へ - ururundoの雑記帳

    「Re:スタートライン」のフライヤー 私よりひと世代上の 当時も今も バイタリティー溢れるアーティスト達の 1963年から1970年まで 毎年開催された 「現代美術の動向」展。 その中から 62組による出品作 関連作 記録写真を 1960年代当時の 美術の現場の「スタートライン」を 検証するのが 今回の展覧会だ。 招待券をもらったので 予定では日曜日2日に行く予定が 夫の都合で 土曜日1日に行ってきた。 力が溢れる 斬新な作品を見てまず感じたのは 好きな事をやる 評論家などの批評など気にしない という 力強い表現力。 古いなんてとんでもない。 今でも 彼らを越して前を行く現代作家が 私の目では見つからない。 THE PLAYの池水慶一さんの講演会も 心に残った。 小雨が降る中を なぜか嬉しい気分で歩き 地下鉄 JR  そしてそこから車で山に帰った。 近代美術館のポスター playandik

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    k10no3 2023/07/03
  • 撫子(ナデシコ) - ururundoの雑記帳

    雨の上がった後 私の目に飛び込んでくる 濃いピンクの花は撫子。 五枚の花びらのギザギザ 透明の雨粒。 数年前に植木鉢に植っていたのを 貰って持ち帰り 道路脇の花壇に植えた。 毎年 今の季節 今日と同じように咲いて 雨粒を花びらに溜める。 今年も 花の数は少し増え 同じ場所に同じように咲いた。 ナデシコは撫子と書く。 その名前の漢字も可愛いと思う。 ___________________________________ 都合により 一週間ほどブログをお休みします。 又 お会いするのを楽しみにしています。

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    k10no3 2023/06/24
  • 1時間の散歩 - ururundoの雑記帳

    6月20日 用事で村の「ミッドタウン」に出かけた。 ミッドタウンと言っても 限界集落の村の中心地。 豊かな自然に囲まれた田舎だ。 いつもは図書館の裏から見る対岸へと ブラリと橋を渡った。 ヒメジョオンが草むらの中に群れている。 そばに川へと続く土の道。 青くさい草の香りがする。 川へと続く道に沿う木々。 何の木か知らないが 風にゆっくりと枝が揺れる。 眩しい木洩れ陽が楽しい。 対岸に小さく図書館が見える。 うちの裏の川は この広い川に続き かつては うちの裏の川からこの川へ そして琵琶湖へと 筏が流れた。 澄んだ水が滔々と音をたてる。 緑で蒸せるような豊かな景色。 ほんの1時間の散歩。 川を挟んで 東から西を見た。

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    k10no3 2023/06/22
  • 飛行機雲 - ururundoの雑記帳

    19日 午後7時 夕方と言うには 少し遅い午後7時。 淡いブルーの空 灰色の雲 山の黒 そして 空を横切る白の飛行機雲。 日暮れ前の 小さな感動。 忘れずに 心に留めておこう。

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    k10no3 2023/06/20
  • 薊の花 - ururundoの雑記帳

    少し湿度を感じる 暖かい日。 窓 ドアを開けると 網戸からゆっくりと 外の空気が 小屋の中に入ってくる。 網戸を通して見る外の様子は 緑に溢れ 何種類かの鳥のさえずりが聴こえる。 小屋の前の道路を モーターバイクの列が 音を立て通り過ぎるのは日曜だから。 薊の花は 今年は不作の年。 ポツリポツリと咲く薊は細いが 逞しく棘を沢山付けたのよりも好きだ。 薊から必ず思い浮かぶ記憶。 半世紀以上も前 高校の遠足で 奈良の明日香村に行った。 飛鳥寺 石舞台を回ったのを覚えている。 草に囲まれ 土が崩れかけた所に 大きな石組みの古墳 石舞台があった。 狭い古墳の中に入ってみたが 今でもそんな事が出来るのか? 草むらに沢山の薊が咲いていた。 私が今日見た様な細い薊だ。 最近テレビで観た石舞台は 私の記憶のそれではなく 整備された公園の様な所で 桜に囲まれていた。 「頑張ってるな」と思った。

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    k10no3 2023/06/19
  • 夏用のカーテン  - ururundoの雑記帳

    冬用の分厚い二重のカーテンを やっと取り払った。 12枚のカーテンを3回に分けて 洗濯機で2度洗いする。 半年以上の汚れで 洗濯液は黒くなった。 窓ガラスの汚れも綺麗に落とし 白の木綿のカーテンを それぞれの窓に吊るした。 引っ越した時に 慣れないミシンを使い 端を縫っただけの ただの白い布だ。 小屋の中が明るく 風で微かに揺れる カーテンを見ていると 初夏が入り込んできたように思う。 山の中でも昼間は暑く 半袖Tシャツに フランネルのシャツを重ねても 夕方からの冷えた空気には役に立たない。 カーテンは夏用に変わったのに 未だにストーブには薪が燃え 上に載せた3個のヤカンは シュンシュンと音をたて 冬のままだ。

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    k10no3 2023/06/18
  • ワクチン接種 歩いた堤 - ururundoの雑記帳

    6月16日 図書館の裏 雨が続いた後は晴れ。 とても美しい日だ。 山の緑は濃くなり 川の流れは穏やかで 空には可愛い声のトンビが舞うなかを 村の診療所に 新型コロナワクチン接種に行った。 10年ほど前に 建て替えられた診療所は 図書館の北側を少し行った所にある。 壁 床は 杉 桧で 天井がなく 太い梁が見える。 新築当時は さぞや良い香りがした事だろう。 美しくて優しい女医さんの他は 看護師さん 事務の人たちは全て地元の女性だ。 ワクチン接種が終わった。 私の好きな図書館の裏の堤を歩こう。 濃い緑の桜の並木が続き そこから 川と比良山系が見渡せる場所。 空が大きく広い。 雲がゆっくりと 長閑に流れる。 半袖のTシャツが気持ちのいい日だった。

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    k10no3 2023/06/17
  • 山桑の実 - ururundoの雑記帳

    山桑の実 ある日気がつくと 小屋のそばに 形の良い葉の木が 道路側と裏の川側に立っていた。 「何の木だろう」と思っていたら それが 山桑だった。 若い頃 一度だけべた事のある桑の実。 それが 果たして成るのだろうか? 川側の山桑が 去年から実をつけ始めた。 山桑のそばには 何の手入れもしない 黒すぐりの木が立っている。 それには 少しだけ花が咲き実がなる。 黒すぐりと山桑の熟れた濃い紫の実を 少しずつ摘んではためている。 鳥達や蟻と 競争の果実摘み。 ジャムにする程にはたまらない。 朝のヨーグルトに散らすのはどうだ? 白いヨーグルトをスプーンで混ぜれば 濃い紫の果汁が 渦の模様を作るだろう。

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    k10no3 2023/06/15
  • 忍冬(スイカズラ) - ururundoの雑記帳

    忍冬(スイカズラ) こんな花が山の中に 小屋のそばに咲いているなんて。 「いい香りだ」と立ち止まり この花かな?と近づいて匂いを嗅ぐと やっぱりこの花だ。 短命のスイカズラは 次の日には萎れてしまう。 繊細な花びらと蕊を持つ この花が いつまでも咲くのは似合わない。 ハサミで蔓を切り 持ち帰るのも 気の毒な風情をしている。 英語ではHoneysuckle 当に甘い名前。 深夜にラジオの音が途切れると 外からカエルの鳴き声が 遠く聞こえる。 静かな夜に 静かな音。 雨が止んだのも分かる。 www.youtube.com

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    k10no3 2023/06/12
  • 焚き火と夕焼け - ururundoの雑記帳

    怖い様な夕焼けだった。 夕方と言っても 午後7時過ぎ。 まだ あたりは明るい1日の終わり 表でする焚き火は この季節の日々のルーティンだ。 石を積んだ炉に 廃材や枯れ草に火をつけ 燃える火を なんとなく眺める夕方。 サーモンピンクに染まる西の空 それはすぐに 灰色に変わる。 今日は1日いい日だったか? そうでもなかったな。 でも 少しはいい事もあったと思う。

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    k10no3 2023/06/10
  • 今年も咲いた ウツギの花 - ururundoの雑記帳

    ウツギ(空木) 木の花が 今年は貧相だと思う。 ウツギもその類に入るのだが それでも立派に咲いた。 ウツギの枝の姿は行儀が悪く 葉もマットでざらりとし 花は明るい白 そこから覗く蕊は黄色だ。 その白い花の房が 豊かに下を向いて咲いている。 道路の脇 川に沿って 村のあちこちに 咲き誇るウツギの群生。 うちの小屋の裏にも見つけた。 こんなに沢山咲いているのに 香りは微かな花だ。

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    k10no3 2023/06/09
  • 京都 山間の村 - ururundoの雑記帳

    6月7日 友達の別荘の前 うちから車で10分ほどの山の中の村。 京都市ではあるが 文化 生活 生業は林業 ほとんどが 私の住んでいる所と同じだ。 そこに 私より20歳ほど若い女の友達 (と私は思っている)の別荘がある。 別荘は緑の中にあり こぢんまりとした古い木の小屋で 心地よさはうちの「小屋」の様だ。 林業の村で杉の人工林に囲まれて 山が暗く それはうちの村も同じでとても残念だ。 小さな小屋に 彼女は休みになるとやって来る。 畑で野菜を育て それを猿にべられながら 懲りずに又 苗を植える。 山の中にアスファルトの道があり その道から派生した細い道があり そこに何百年もの歴史ある農家が点在している。 京都に住んでいる時に その小さな村で採れた 山菜 キノコの佃煮が 生協の前で時々売られていた。 私が買ってべた佃煮を作っていた人がいる村に 最近は時々訪ねている。

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    k10no3 2023/06/08
  • 熱い蕎麦を食べたい - ururundoの雑記帳

    6月6日 午後5時 雨が降ると 体の芯まで冷え冷えとする。 服はもう初夏の軽さで 半袖と長袖のTシャツの重ね着。 そんな格好に 茶色のウインドブレーカー。 全部ユニクロの 実に地味な自己表現だ。 この装束で「下」まで買い物に出かけた。 霧雨の中の田舎の景色は 田植えの住んだ田んぼ 刈り取りの終わった小麦畑 そこに群がる 黒いカラスと白い鷺。 そして 心まで染まりそうな程の木々の緑。 しっとりとした風景はアジアだなと思う。 スーパーで 蕎麦玉を見て 熱い蕎麦をべたいなと思い それには かき揚げと葱が欲しい。 沢山の料品を買い 山に帰る。 そばに熱々の出汁 かき揚げとたっぷりの刻み葱。 卵焼き 小松菜と油揚げを炊いたもの 数日前に炊いた蕗の佃煮風と共に 晩御飯とした。 まだ夜には薪ストーブに薪をくべており ほの暖かい小屋の中でべた蕎麦は 満足のおいしさだった。

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    k10no3 2023/06/07
  • 明日もいい日が続きそうだ - ururundoの雑記帳

    6月4日 こんなに穏やかな日は久しぶりだ。 街に住んでいると 見逃してしまう 風 陽の光 雨の変化。 そして 今日の様な日にうちにやって来る人は 「いい所だねぇ!」と ぐるりと周りを見回して言う。 確かに 今日の様な日のここは「いい所」だ。 風も吹かず 光は明るく 大雨で濁ってしまった川の水も 澄んで軽やかに流れ去る。 ドアを開け放ち 網戸から透けて見える緑 輝いている。 小屋のドアの前 去年は小さな花が沢山咲き 赤い実を沢山つけて 私を喜ばせた野茨は 今年は 一輪の花も咲かなかった。 そして 同じ様な木が周りにも。 私には分らない自然の摂理。 明日(5日)もいい日が続きそうだ。 雨が降っても 優しい雨を 風が吹いても 優しい風を。

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    k10no3 2023/06/05
  • 鉢の中 浮かぶエゴの花 - ururundoの雑記帳

    エゴの花 降り続いた雨が 夕方に霧雨に変わった。 山も 林も 草はらも 道路も ぐっしょりと濡れて 濡れそぼつとは こんな事を言うのだろう。 小屋のそばに 縁のかけた白の鉢を置いてある。 鉢いっぱいに溜まった雨水に 土が薄く溜まっている。 私は 鉢の水を捨て 手のひらで洗い 澄んだ雨の溜まり水を 注いだ。 大きくなった姿のいいエゴの木から ハラハラと落ちてきた 白い小さな花を拾い 白の鉢に 一つ二つと放った。 鉢の水に映る空は灰色で 浮かぶ白い花達は 赤い蕊を上に向け 霧のように降る雨で 小さな水面が微かに揺れている。

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    k10no3 2023/06/03
  • ジギタリスが咲いた - ururundoの雑記帳

    ジギタリス(キツネの手袋) ピンクのが 4 白が2 ジギタリスが 自力で咲いた。 数年前に 山から引き抜いて持ち帰り 小屋のそばに数植えたが 次の年は知らん顔で芽もださない。 それが今年 諦めていたジギタリスが 芽を出し あれよあれよと言う感じで 蕾まで付けた。 ピーターラビットのを見たり イギリスの田舎の写真を見たりしている時に 必ず咲いている ピンクのジギタリス。 それが 今 小屋のそばに咲いている。

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    k10no3 2023/06/01
  • 雨の日 5月29日 - ururundoの雑記帳

    ココアケーキ 膝まである長を履く。 私の長は男もので それで傘をさして歩いている様は きっと 滑稽な姿だろう。 朝から小雨。 台風の渦巻が大きく育ち それをパソコンやテレビで時々観ていた。 周りの緑は 雨を吸い 益々元気で ぐんと大きくなったみたいだ。 昼前にメルカリで買った詩集が届く。 吉増剛造詩集。 サランラップでカバーをしたのは 表紙が面白いなと思ったから。 少しずつ読んでいこう。 晩御飯前に ココアケーキを焼いた。 刻んだ胡桃を上に散らし 焼き上がりに粉砂糖を降り 半世紀も前に買った 益子の皿に載せた。

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    k10no3 2023/05/30
  • 木通 忍冬 野葡萄 屁糞葛 - ururundoの雑記帳

    アケビ(木通)の葉 アケビ(木通) スイカズラ(忍冬) ノブドウ(野葡萄) ヘクソカズラ(屁糞葛) 小屋の周りに根を張る 蔓性の植物だ。 よく見れば もっとあるかも知れない。 アケビの蔓で クッキーでも載せられる様な 小さな皿を作りたい。 スイカズラのオフホワイトの花は 蕊が長く 繊細で 蔓はとても強い。 忍冬という漢字が好きだし 英語でのhoneysuckleと言うのも響きがいい。 ノブドウは 秋に青い実をつけるが 蔓は 節でぽきりと折れる。 ヘクソカズラは 白くて 花びらの先がピンクの 可愛い小さな花を咲かせ 蔓も強い。 なんでこんな名前をつけられたのか? 秋には薄茶色の小さな実をつけ 野鳥たちの大好物だ。 大事にしているこれらの蔓は 近くの木々に 勇敢に巻きつく。 今日 私はハサミで 剪定をした。 こんもりとした蔓がすっきりとしたが いつになったら アケビの蔓で皿が編めるのか?

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    k10no3 2023/05/29
  • 気分はまだ冬を引きずっている - ururundoの雑記帳

    5月27日 午後4時45分 夕方の光を受けて 草の原っぱが輝いている。 私は左手をかざして 眩しさをさえぎる。 キラキラとした 初夏の景色。 春から初夏に変わったのを 植物の草の色で気づく。 窓のカーテンは まだ冬のまま。 窓の汚れも冬のまま。 仕舞った冬の服を 又出して 今日も夜にストーブに薪をくべた。 気分はまだ冬を引きずり 草の色と光は すでにもう夏の始まりを告げている。

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    k10no3 2023/05/28
  • レモンケーキ - ururundoの雑記帳

    レモンケーキを 先日大阪・天王寺に行った時 店の表に積まれていたのを見つけた。 「おっ! レモンケーキだ!」 迷わず 買った。 ずっと前から レモンの形をしたレモンケーキが好きだ。 色は純粋のレモン色で それがLemon Cakeと印刷された セロハンの袋に入っている。 それらを 底の浅い淡いブルーの鉢に入れた。 明るい 清潔な風情。 窓から吹き込む風が まだ寒い日。 インスタントではあるが 大きなマグにコーヒーを淹れ 白い皿に レモンケーキを載せてべた。 もう少し 酸味の効いたのが好きだが 私は満足である。

    レモンケーキ - ururundoの雑記帳
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    k10no3 2023/05/27