ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (271)

  • 田んぼのパッチワーク - NIIGATAさんぽびと

    蕎麦畑を見に出かけた山山高原。 丘の上からは、田んぼがパッチワークのように見えた。 標高は336mしかないが、眺めのいい高原。 蕎麦畑の反対側には、越後の山々、田んぼや川が広がっている。 いろいろな形の田んぼが敷き詰められて、パッチワークのよう。 高温少雨のせいで、今年のコシヒカリは一等米の比率が極端に低いとニュースで言っている。 この田んぼはどうだったのだろう。美味しく実っただろうか。 蛇行する信濃川の雄大な流れ。日一長い川。 弧を描いて走るのは関越自動車道。 道の脇にはたくさんのススキが。 とても暑い日だったが、風に揺れる様子は秋の訪れを感じさせた。 ゆらゆら ふわふわ 汗を拭いつつ、気分だけでも涼しげに 見晴らしのいい道を。 道端に咲いていた花はどこか秋の感じが。 名もない草(名前を知らないだけですが)も秋らしく見える。 秋の味覚、栗。まだ青かった。 異常な暑さだった今年の夏。こ

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    k10no3 2023/10/09
  • 蕎麦の花 - NIIGATAさんぽびと

    一面に広がる白い花畑。 9月とは思えぬ厳しい暑さが残る日、高原の蕎麦畑へ。 まだまだ残暑厳しい9月中旬。 そろそろ蕎麦の花が咲いたかなと、小千谷市の山山高原へ。 山や川や平野がきれいに見渡せる山の上に、7月と9月に蕎麦の花が白い花を咲かせる。 駐車場から歩き出すと広い蕎麦畑が見えてくる。 秋の高原の澄んだ空気の中で… と書きたいところだが、この日はとにかく暑かった。 高原と言っても標高は336m。下界と変わらぬ暑さだった。 白く可憐な蕎麦の花。 花言葉は「なつかしい思い出」「喜びと悲しみ」「あなたを救う」など。 花は見頃前半といったところ。 9月下旬には刈り取り作業が始まり、この風景は消えてしまう。 刈り取りが終わると、お待ちかねの新そばのシーズンがやってくる。 ここ小千谷の蕎麦は、海草の「布海苔(ふのり)」をつなぎに使っていて、なめらかなのどごしが自慢。 出汁のきいたつゆにつけて、ズズ

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    k10no3 2023/10/06
  • 根立寺の観音堂 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    気まぐれで立ち寄った根立寺の観音堂。 雲が切れ、木立に囲まれて薄暗い境内に陽が射してきた。前回の続きです。 陽が射してきて少し明るくなったお堂のまわりで、静かなひととき。 お堂のまわりは苔むして。苔の緑って心が休まる。 観音堂の桁上に並ぶ十二支の動物たちは、観音堂の見どころのひとつ。 それぞれ手が込んでいて見ごたえがある。 それともうひとつ、濡緑の袖にある左右の彫刻も見どころ。一枚の欅板に彫られた精巧なもの。 デコボコになった擬宝珠(ぎぼし)。160年の時を感じます。 穏やかな顔の牛がいた。他の十二支の彫刻と手が違うようだし、ここの彫刻は作者や年代が異なるのだろうか。 子育て地蔵と書かれた建物の脇に並んでいた石仏たち。 根立寺の縁起としてこんな伝承が残っている。 天和年中(1681〜83)の頃、この地方に眼病が大流行して、たくさんの人が苦しんでいた。 古志郡上条村の田中清蔵という人が、その

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    k10no3 2023/10/03
  • ふらり廃線駅 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    レトロな雰囲気を味わいたくて、また足が向いた旧月潟駅。 廃線前の空気を残す駅舎へ。 木造の駅舎・ホームは、1933年開業当時からのもの。レトロな雰囲気に包まれている。 あれ? ホームに初めて見る写真立てが… サインの似顔絵を見てわかった。鉄道写真家の中井精也さん。 昔から何度かここへ来られているようだ。 温かみのある自然な構図の写真。 桜が咲き、人々に愛されている幸せな駅という感じがする。 深く考えずに目の前のものをただ撮っている私とは違います(笑) 駅舎の中へ。 それほど広くはないが、時間が止まったような空間にほっとする。 子供向けの鉄道関係のが並んでいる。 新しく電車の模型が飾られていた。ホームにあるモワ51号に似ている。 この駅を利用したことはないのに、懐かしい感じになるのはなぜだろう。 ガラスの向こうの駅員さんから買った硬券が懐かしい。 少しだけ残っているレール。その先の廃線跡は

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    k10no3 2023/09/26
  • ふらり廃線駅 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    ノスタルジックな空間に浸りたくなると、つい足が向く駅舎。 小さな廃線駅で静かなひとときを楽しんだ。 カメラ片手に静かな時間に浸りたい時、なんとなく足が向く場所。 森、池、川、公園、城跡、校舎… 近くてお気に入りの場所はだいたい決まっていて、この駅もその中のひとつ。 旧月潟駅は、1999年4月に廃止となった新潟交通電車線の駅舎。 廃線から20年以上経つ今でも、守り残されている場所。 この日、駅に到着すると、なにやら機械で削るような大きな音がしていた。 保存されている車両と駅の維持管理や活用を行っている「かぼちゃ電車保存会」の方々が 車両の補修をしているようだった。 補修作業をされていた「モハ10形 11号」は、沿線住民の貴重な足として活躍した旅客電車。 使われなって20年以上も経てば、艶もなくなりあちこち痛んでいくはずだが、 ボランティアの皆さんのおかげで、ここにおいてある車両はどれもきれい

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    k10no3 2023/09/22
  • 燃ゆる水 - NIIGATAさんぽびと

    あたりに立ちこめる油の臭い。 日最古の油田と言われるこの場所では、今も地中から原油が湧いている。 胎内市の旧黒川村地区にある「シンクルトン記念公園(黒川石油公園)」へ。 日最古の油田と言われ、黒い川が流れるほどに原油が湧き出たことから、黒川という地名がついたという。 古くは「日書紀」(668年)に、 「越の国、燃ゆる土(天然のアスファルト)、燃ゆる水(原油)とを献ず」と、 ここで採られた原油を天智天皇に献上したことが記述されている。 この辺りの山林には油を採掘した井戸が無数に残り、今でも、微量ながら原油や天然ガスが湧き出している。 駐車場内にも油が出ている場所があり、その匂いが立ち込めていた。 公園の入り口に立っている、石油採掘の櫓を模したシンボルタワー。 コンクリートの古い建物は「シンクルトン記念館」。 この黒川油田を発展させるきっかけになったイギリス人医師・シンクルトンを記念して

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    k10no3 2023/09/18
  • 上堰潟の夏景色 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    暑い日に訪れた上堰潟(うわせきがた)公園。 ひまわり畑を見た後、せっかく来たのだからと公園内を歩いた。汗をぬぐいながらの夏景色。 ひまわりを見に訪れた上堰潟公園。 猛暑のなか意を決して来たのだから、ひまわりだけではもったいないと、公園内をぐるりと。 ひと月ぶりにカメラを持ち出した日の、滴る汗を拭きながら撮ったスナップです。 広い草はら。緑が陽を浴びて美しい。暑いので誰もいません(笑) 池の上を渡る木道が通れなかったので、池のほとりを歩いていく。 ここから見ると、白い雲が角田山から立ちのぼる噴煙のよう。(火山ではありません) 天気も良く、きれいな夏の公園。これで涼しかったら、ねえ… 岸辺に咲いたピンクの花に、チョウ達がひらひら。 猛暑のなか、毎年恒例の「わらアート」を制作しているのが見えた。 今年の作品は、 「トキ」(ケンシロウのお兄さんではありません)、 「イルカ」(なごり雪を歌った人では

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    k10no3 2023/09/10
  • 暑さにも負けず - NIIGATAさんぽびと

    猛暑にも負けず元気に咲いた黄色い花。 角田山をバックに太陽のように咲くひまわり畑へ。 しかし今年の暑さはいったい… 8月の新潟県は、1日の最高気温の平均が35度を超えた(!)と、ニュースで言っていた。 ひと月の平均が「猛暑日」って… そして新潟県が全国一の気温を観測した日が、8月で13回あったらしい。 暑いのが苦手なので、とても外へ出る気にならず、 青空を恨めしく見ながら、エアコンの効いた部屋にこもっていた。 しかし、こんなに暑くても季節の花は咲く。 今年はひまわりは見れないかな… いや、近いところでちょっと見てこようと覚悟を決めて、上堰潟(うわせきがた)公園へ。 早めの時間帯、首にタオルを巻いて、いざ出撃! カメラを持ち出したのは1ヶ月ぶりだった… 新潟市西蒲区の上堰潟公園の「ひまわり広場」には6,300のひまわりが植えられている。 角田山がバックにそびえ、なかなか美しいロケーション。

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    k10no3 2023/09/06
  • 二千年ハス - NIIGATAさんぽびと

    二千年の間、地中にうづもれていた種から発芽した大賀ハス。 世界最古のハスを見に出かけた。 胎内市の大賀ハス(二千年ハス)が咲く池へ。 池の場所がよくわからなかったので、とりあえずこのあたりだろうと「板額ほたるの里」に車を止めて歩き出す。 板額ほたるの里は、春にはしだれ桜が咲き、 他にも水芭蕉や水仙、レンギョウやユキヤナギなどを楽しめる静かな場所。 山から流れてくる水路もあって、名前のとおり、ほたるの名所でもある。 さて、池はどこだろう… まあ、散歩だと思って歩いてみよう。 板額ほたるの里の前の道には、約5000のアジサイが植えられている。 しかしこの日も暑かった! アジサイもお疲れ気味だが、私もすでにお疲れ気味… 池があるのか不安になりながら歩いていくと、ありました! 小さな池にハスの葉がびっしり。 開いている花は少なめだったが、優しいピンクのグラデーションが美しい。 ハスは植物のなかで

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    k10no3 2023/09/02
  • ラベンダーを見に - NIIGATAさんぽびと

    天気のいい日、阿賀の山々を見渡す小高い丘のハーブ園へ ラベンダーを見に出かけた。 阿賀町津川の芦沢高原ハーバルパーク。 約3ヘクタールの広大な敷地にラベンダーをはじめ、季節の花が咲くハーブガーデン。 小高い丘の上からは阿賀の山々がよく見える。 景色は綺麗だが、この日はとにかく暑かった! 日陰がないので太陽がジリジリ照りつける。 アジサイもさすがにおつかれ気味… ラベンダーの摘み取り体験はもうすぐ終わりのようだった。 暑さに弱い私は写真でも撮っていることにして、ひとり分で申し込んだ。 直径3cmくらいの筒に入る分だけ摘むことができるようだ。 受付で「なるべく開いてないものがいいですよ」と教えられて、ラベンダー畑へ向かう。 ラベンダー畑に来てみると、 あらら、花が開ききっていて、もう終わりかけだった… この中から開いてないものを探すなんて、至難の技だぞ… 強い陽射しに耐えながら、は黙々と花

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    k10no3 2023/08/30
  • 海辺の滝 - NIIGATAさんぽびと

    名前のとおり、海のすぐ近くにある「浜滝」。 ちゃんと見たのは初めてだったが、なかなかきれいな滝だった。 野積海水浴場のすぐ近くにある「浜滝」へ。 目の前を走る国道402号(越後七浦シーサイドライン)は、 若い頃から数え切れないほど走っていたのに、この滝をちゃんと見たのは初めてかもしれない。 遠目からチラッと見ることはあったが、 「こんな場所にある滝なんて、どうせ大したことないだろう」とずっとスルーしていた。 この日は、久しぶりにシーサイドラインを走りたくなって、気まぐれで滝に寄ってみた。 入り口がやや分かりづらいが、 滝の手前にある駐車スペース(3〜4台分くらい)まで、国道から数秒で到着。 拍子抜けするほどのアクセスの良さ。海水浴場の広い駐車場から歩いてもすぐ。 近づいてみると、なかなかどうして立派な滝だった。 岩に沿って枝分かれして流れる姿は迫力があって、ちゃんとした「滝」だ!(これって

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    k10no3 2023/08/27
  • 丘の上のユリ園 - NIIGATAさんぽびと

    街を見下ろす丘に広がる花畑へ。 様々な色のユリの花が並ぶ風景はとても華やか。 魚沼市にある月岡公園のユリ園へ。 街を見下ろす高台の広場に、毎年約10,000ものユリが咲き誇る。 訪れたのは7月のはじめ。 テレビのニュースで「見頃」と紹介されたこともあって、 平日にもかかわらず、年配の方を中心にかなりの見物客が来ていた。 かくいう私も、そのニュースを見て出かけた一人。 チューリップ畑や花菖蒲園もそうだったが、これだけ花が並んでいると、どれから撮っていいものやら… 気になったものを撮りながらゆっくり行こう。 不勉強で知らなかったが、新潟県はユリの出荷量が全国で2位だそうだ。 県内最大の産地がここ魚沼市。「魚沼産コシヒカリ」で有名な米どころ。 豪雪地帯で、雪がない時期にしか畑を使うことができないため、 限られた期間で収益を上げられる「花」の栽培を始めたのがきっかけらしい。 オレンジ色のユリがた

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    k10no3 2023/08/24
  • 水道山公園のアジサイ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    曇り空の下、涼しげなアジサイを見ながら公園の奥へ。 見晴らしの良い斜面には今年もたくさんのアジサイが咲いていた。前回の続きです。 遠くの山や田んぼを見渡せる高台の斜面。 今年もアジサイがたくさん咲いていた。 アジサイの中を歩く小道やベンチもあって気持ちのいい場所。この日は景色をひとりじめ。 田んぼの緑も今日はしっとり見える。 奥の斜面はアジサイの絨毯に。 ところどころにガクアジサイも咲いていた。 涼しげな咲き姿。昔から日にあったのはこの種類。 これから咲く花、終わる花。 葉っぱの器に散り落ちて。 今日もほとんど人がいなくて静かに散歩できた。さて、そろそろ帰ろう。 「チュ! チュチュチュ〜ン(あ! いつも夏に来るおじさん)」 「こんにちは。今度は春にも来ようかな」 「チュンチュン♪(待ってるよ)」 顔なじみのスズメたち。 どんよりとした曇り空の日。 でも優しい花に癒された水道山公園でした。

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    k10no3 2023/08/21
  • 水道山公園のアジサイ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    たくさんのアジサイが咲く小高い山の上の公園。 夏色の花に癒されたくて毎年足が向く。 今年もまた見附市の水道山公園へ。 市街地に隣接した小高い山にあって、遠くの山々や街並みを見下ろせる公園。 初夏には約10,000株のアジサイが咲く。 駐車場が狭いのが難点だが、いつも静かで癒される場所。 あいにくこの日は、空はどんよりして蒸し暑かった。 爽やかな光は望めそうもないが、もともとアジサイは梅雨時の花。まあ、こんな日もいいか。 林の中の小道。好きな場所なのに最近はここで満開の景色を見れていない。 タイミングのせいなのか、花が少なくなったのか。 花が多い場所を探しながら。 今日のアジサイは曇り空でしっとりめ。それもまたいいですね。 涼しげな色のアジサイ。 土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤、中性なら紫色になる。 花の中にある色素・アントシアニンが、土の中のアルミニウムと結合して色が決まるらしい。 酸

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    k10no3 2023/08/18
  • 記憶を刻む - NIIGATAさんぽびと

    今日8月15日は終戦記念日。 少しずつ薄れていく記憶を刻む遺品が、古い校舎に展示されている。 廃校になった小学校を利用した「弥彦村ふるさと学校」の続きです。 終戦から78年。 民俗資料を展示した教室の一角に、戦争の時代の写真や手紙、書籍などが展示されている。 地元の家々から寄贈されたもので、ここへ来ると空気が重く感じられる。 何気なく置かれているが「軍隊手帳」や「兵器保存要領」など、穏やかではないものが多い。 こんな絵で少年たちを戦争に巻き込んだ恐ろしい時代。 戦争の遺品もいくつか置いてあった。 中には戦地からの手紙もあったが、さすがにレンズを向けられない。 文字を見ながら、どんな思いでこれを書いていたのだろうかと思う。 絶対に繰り返したくない時代。こんな記事を書いていられるのも、平和であればこそ。 世界には、今まさに戦時下の国もある。 今の時代に、相手の命を奪ってまで手に入れる国益なんて

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    k10no3 2023/08/15
  • 先人の暮らし - NIIGATAさんぽびと

    古い教室でほっこりした後は、昔の暮らしの道具を眺める。 弥彦村ふるさと学校の続きです。 「まなぶ部屋」の隣は「くらす部屋」。昔の農具など、暮らしに使われた道具が並んでいる。 廊下まで飛び出して置かれているのは田船(たぶね)。 水田の中を、苗や刈り取った稲や肥料などを運んだ小舟で、底が浅く平らにできている。 泥の沼地が多かった蒲原平野では欠かせない舟で、 どこの家でも2〜3艘はあり、誰でも上手に操れたという。 たくさんあった田船は、田んぼ仕事以外にも利用された。 上の写真は、広大な沼地を埋め立てる大掛かりな土木工事の時の様子。 大量の土を運ぶ手段として、各家々にあった田船が役に立った。 土を積んだ舟と空になった舟が、工事用の水路をすれ違っている。 (展示パネルより) この埋め立て工事は、戦争を挟んで50年ほど続き、1953年に終わった。 農繁期を避けながら、親、子、孫へと、続いたことになる。

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    k10no3 2023/08/13
  • 潮風に - NIIGATAさんぽびと

    少し風が強い海。久しぶりに潮風を吸い込んだ。 いつもは山や森へ出かけることが多いが、たまに海を見たくなって。 新潟は海岸線が長いので、海へ行こうと思ったらいくらでもあるのだが、 また去年と同じ角田浜へ足が向いた。 子供の頃に何度か海水浴に来たことがある海。 砂浜だけではなく、岩場やトンネル、岬の白い灯台、 そして背後にそびえる角田山という、欲張りなロケーションに惹かれるのかもしれない。 訪れたのは、6月の少し風が強い日。人のいない静かな浜辺。 遠浅で波が立ちにくいこの浜も、この日は白波が立っていた。 寄せては引いていく波。 ひたすらその繰り返しだが、ひと波ずつ表情が違うので、しばらく見ていられる。 あ、来るぞ、と思った波が引く波に打ち消されたり、 逆に、小さく見えた波が足元に押し寄せてきて慌てて逃げたり… うーん。これって、カップルか幼い子供のシチュエーションですね… はい、おじさん一人で

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    k10no3 2023/08/08
  • 光照寺のアジサイ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    250種のアジサイが咲き誇る境内をゆっくりと。 光照寺のアジサイ巡りの続きです。 境内にあるアジサイの鉢は約600。 これだけあると水やりも大変で、毎日2時間かかるらしい。ご住職の担当だそうで、ご苦労様です。 白い花は清楚で優しく、 暖色系の花は華やかで可愛い。 赤い花をたくさん付ける「メイアンジュ」。 TV中継の時に紹介されてファンが増えたらしく、問い合わせもあったとか。 涼しげな青や紫の花は、この季節にぴったり。 モシャモシャの撞木。 昔から鐘突き棒として使われるシュロの木。木目もなく繊維がまっすぐで、よく通る綺麗な音が鳴るという。 普通は皮を剥いで使われるのだが、これはずいぶんワイルド。 さて、裏庭の方へ行ってみよう。 裏山は檀家の方々がボランティアで植栽した、青いヒメアジサイに統一されている。 オーソドックスだが、涼しげで落ち着く風景。 小さな社と赤い鳥居。トンボがたくさん飛んでい

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    k10no3 2023/08/05
  • 光照寺のアジサイ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    お寺の境内いっぱいに色とりどりのアジサイが咲いていた。 ひと鉢ずつ、色や形を楽しみながら… 三条市矢田にある曹洞宗の寺、光照寺へ。 平日の休みの日、どこかへアジサイを見に行こうと調べていたら、このお寺を見つけた。 お寺のHPを見ると、数日後に、地元の TV 局の生中継があるという。 ムム…、テレビで紹介されたら、人が押し寄せるに違いない。 駐車場も広くないようだし、行くなら今のうちとやって来た。 参道に様々な種類のアジサイが並んでいる。 全部で600鉢あるらしい! 堂前の寺庭と裏山に合わせて毎年250種、1400株のアジサイが咲くという。 普段見かける紫陽花はオーソドックスなものがほとんど。(それも好きですが) 最近のアジサイはオシャレですね。 この寺がアジサイを植え始めたのは10年以上前。 アジサイ好きの奥様に、ご住職も協力するようになり、お二人で増やしてきたらしい。 新種や希少な品種

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    k10no3 2023/08/02
  • 大尾不動滝 - NIIGATAさんぽびと

    轟々と音を立てて、石の階段を流れ落ちる水。 山あいの美しい滝へ。 久しぶりに、阿賀町の山あいにある「大尾(おおお)不動滝」へ。(ずっと「だいお」だと思ってました。おおおって…) 駐車場(道が広がった場所)に車を止めて、山へ入っていく。 そこから滝までは500m程。水の音を聴きながら歩く、気持ちのいい道。 滝から流れてくる川に沿って、緩い坂道を登っていく。木洩れ陽が気持ちいい。 水の音を聴きながら、マイナスイオンいっぱいの森林浴。 流れの近くは気持ちいい。熊鈴の音が聞こえなくなるのがちょいと不安ですが… 奥へ進むにつれてだんだん道が細くなって、岩がゴロゴロ。 綺麗な水の流れを見ると、スローシャッターで撮りたくなる。 三脚もNDフィルターも持っていないので、やれる範囲でがんばる。 なかなか頭の中にある絹のようなイメージにはならないが、 撮れているような気分を楽しむのが、私の写真散歩の心得。荷物

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    k10no3 2023/07/30