ブックマーク / rikkakyoto.hatenablog.jp (7)

  • 【情報】京の冬の旅2024の公開ヶ所ついて - 立華の京都探訪帖

    もう年明けの話です。一年が経つのは当に早いですね。 と言うわけで、そろそろ今年の京の冬の旅の情報が出ているだろうかと思いググってみたところ、発見しました。 先月中には情報が出ていたのですが、筆不精につき投稿が遅くなりました。 情報の早い方はもうご存知かもしれませんね。 以下、「そうだ京都、いこう」公式ホームページからの情報です。 今回のテーマは、 「紫式部と源氏物語」 「辰年のご利益 京の龍めぐり」 公開ヶ所について 特別公開は計15ヶ所。(予約必須箇所含む) 来年は辰年ということで、龍図の公開がある箇所が特に気になっています。 泉涌寺の舎利殿では、12年に一度の辰年時のほか、特別な機会にだけお目に掛かることが出来る雲龍図が公開されるそうです。 一昨年の報恩寺の「鳴虎」は見に行くことができなかったので、今回のこちらは是非足を運びたいと思っています。 あわせて『源氏物語図屏風』も公開される

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    k10no3 2023/11/10
  • 京の夏の旅2023③(角屋) - 立華の京都探訪帖

    前回の続きです。 今回は京の夏の旅2023、島原エリアについて書いています。 そもそも島原ってどんな場所? 島原は、日で初めて公式に認められた廓(花街)であり、歴史ある花街です。 現在、島原と呼ばれる地域があるのは下京区の西新屋敷町という場所です。 つまりこの島原という名前は、この地域の正式な名前ではありません。 それではなぜ、この地域が島原と呼ばれるようになったのでしょうか? この花街は、初めは二条柳町に開かれ、そののち六条三筋町へ移ることになります。 現在地に移転してきたのは1641年のこと。 「その時の移転騒ぎが日史上でも有名な、九州の島原の乱を連想されたことから、この地が島原と呼ばれるようになった」 というのが一番有力な説のようですが、その由来にはさまざまな説があるようです。 つまり島原という名前は正式なものではなく、あくまで通称である、というわけですね。 現在の島原エリアには

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    k10no3 2023/10/28
  • 祝・4年ぶりの陶器まつり開催!清水焼発祥の地、五条坂にある若宮八幡宮 - 立華の京都探訪帖

    各地には焼物の名産地がありますが、京都の焼物は京焼と呼ばれています。 清水焼が有名ですよね。 焼物のことはよく知らないという方でも、清水焼という名称だけは御存知の方も多いのではないでしょうか? 五条坂はこの清水焼発祥の地だといわれているのですが、その五条坂の中ほどには若宮八幡宮という神社があります。 別名を陶器神社といいます。 安産と厄除けにご利益があるとされている神社です。 清水焼ゆかりのこの地では、先日8/7~8/10にかけて陶器まつりが開催されました。 コロナ禍の影響があり、今年は4年ぶりの開催となったようです。 8日には若宮八幡宮の大祭も行われました。 この大祭では、周囲に陶器を飾った非常に珍しい神輿が見られるそうですが、残念ながら今年はその神輿巡行は行われなかったそう。 私もいつかお目に掛かりたいです。 この陶器まつりに参加して来たわけではないのですが、先月の京都旅でたまたま

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    k10no3 2023/08/11
  • 八坂神社の近くにある祇園祭山鉾館をご存知ですか? - 立華の京都探訪帖

    引き続き、祇園祭関連の内容をお届けします。 八坂神社のすぐ近くに、祇園祭山鉾館という建物があります。 八坂神社から円山公園へ向かう途中にあるのですが、木々に囲まれているため正直あまり目立たない存在で、真横を通っても気が付かない方も多いかと思います。 山鉾館には祇園祭の山鉾巡行で使われる山鉾が保管されている 祇園祭山鉾館はその名の通り、山鉾巡行で実際に使われている山鉾が保管されている場所です。 この山鉾館には、祇園祭で使われる山鉾34基すべてが保管されているわけではありません。 多くはそれぞれの町内に保管されており、現在こちらで管理されているのは10基だそうです。 左から木賊山(前)、芦刈山(前)、白牙山(前)、郭巨山(前)の山鉾が保管されています。 続いて右から岩戸山(前)、孟宗山(前)、黒主山(後)。 そして右から浄妙山(後)、太子山(前)、油天神山(前)でした。 さいごに 山鉾館は、大

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    k10no3 2023/07/29
  • 半夏生の庭園を観に建仁寺塔頭・両足院へ(2023) - 立華の京都探訪帖

    今年も2023年6月1日から7月10日までの間、建仁寺塔頭の両足院にて、半夏生の庭園の特別公開が行われました。 両足院には、昨年の夏も訪れています。 とはいえあまりの暑さに耐えられず、早々に退散してしまったため、拝観自体をあまり楽しむことが出来ませんでした。 (昨年の拝観については以下をご覧ください) というわけでリベンジも兼ねて、今年もまた両足院へ出掛かけて来ました。 旅行支援の影響?あまりの混雑にびっくり 混み合ってはいるものの、見頃の半夏生の美しさは格別 半夏生の時期限定の御朱印も さいごに 旅行支援の影響?あまりの混雑にびっくり 目的の半夏生はちょうど見頃で美しかったのですが、平日とは思えない程に混み合っていました。 SNSでの宣伝効果なのか、それとも旅行支援の影響なのか定かではありませんが、昨年に比べると何倍にもなる混み具合で、驚いてしまいました。 大人気の祇園エリアとはいえ、建

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    k10no3 2023/07/16
  • 妙心寺塔頭・退蔵院蔵『瓢鮎図』の謎を探ってみた② - 立華の京都探訪帖

    前回の続きです。 さていよいよ文です。 『瓢鮎図』を味わうには、上部に書かれた漢詩を見落とすなかれ まず『瓢鮎図』が描かれた経緯を知ろう 知識が凄い!禅僧たちによる漢詩は単なる『瓢鮎図』の感想ではない 山水画は「胸中の山水」 さいごに 『瓢鮎図』を味わうには、上部に書かれた漢詩を見落とすなかれ 上の写真の撮り方を見てもお分かりになるかと思いますが、私は今までこの絵画を人と鯰の部分でしか見ていませんでした。 つまりそれ以外の部分は重要ではないと思っていたわけです。 実際にはこの人と鯰の絵の上には、漢詩がズラリと並んでいます。 それは京の五山の禅僧たち31人が書いたものなのですが、私含む漢文を読めない(読まない)人は、自然とこの漢文を敬遠してしまうのではないでしょうか。 というわけでそういう人は漢文が読めないゆえに、その下に描かれた人と鯰にばかり着目してしまい、そこからこの作品の全てを味わお

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    k10no3 2023/06/13
  • 切り絵でめぐる、令和再興「雪月花の三庭苑」 - 立華の京都探訪帖

    京都には至る所に庭園があります。 色鮮やかな植物が美しく池や小川がある庭園や、水を一切使わずに石と砂だけで山水を表現した庭園など、その種類も様々です。 かつてそんな京都には、雪月花の庭と呼ばれた三庭苑が存在していました。 雪月花の三庭苑と松永貞徳 令和5年、三庭苑全てが揃い、更には同時公開されるという奇跡が起こる 1.北野天満宮 花の庭 2.妙満寺 雪の庭 3.成就院 月の庭 専用の台紙にセットしてみました さいごに 雪月花の三庭苑と松永貞徳 安土桃山時代から江戸時代初期を生きた著名人に、松永貞徳という人がいます。 俳諧の先駆者として有名な人ですが、彼が有名な理由はそれだけではありません。 貞徳は清水・寺町二条・北野の3ヶ所にあった成就院という塔頭それぞれに、日の美を楽しむことを目的とした庭苑を作りました。 (※作庭者については諸説あります) 雪景色を楽しむための庭には「雪の庭」の名を、

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    k10no3 2023/05/28
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