ブックマーク / tenkinzokunoashiato.hatenablog.com (9)

  • 自分をアップデートする旅? - わたしはわたし👞

    もともと20代の頃に思っていた「いつか世界一周してみたい」という動機が発端となって、今回、旅に出るわけだけれども、「世界一周」ではなく、自分ならではの旅名をつけてやりたい。旅に出る理由は人さまざまであり、それを「世界一周旅行」と雑にひとくくりにはできない。 そこで、今回の旅の動機や旅先で何をしたいのかなどを、もう一度確認することにした。 まず、今回の旅に出る最大の動機は、人生の後悔を1つ減らすことだ。 私は去年の今頃、マンモグラフィー検査で「要精密検査」となり、この瞬間、自分の人生が終わったと思った。その時に真っ先に頭に浮かんだのは「なぜ世界一周しようと思えばできたはずなのに、しなかったのか」という怒りだった。幸いにも、精密検査の結果、特に問題はなかった(老化による筋線維の減少でしょうとのこと汗)。それで、去年から少しずつ旅の計画を進めてきたのだった。死ぬ前に「なぜ世界一周しなかったのか」

    自分をアップデートする旅? - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2024/02/10
  • コシャリの真実が知りたい - わたしはわたし👞

    誕生日祝いに、ずっとべてみたかった「コシャリ」をべに行く。 「コシャリ」はエジプトのファーストフード。約100円と非常にリーズナブルながら、たいへんおいしいらしい。エジプトへ行った日人がYouTubeで、 「コシャリをべずには死ねない!」 「一生に一度はコシャリをえ!」 「うますぎて、エジプトにいた2週間、毎日コシャリをべてしまった」 などと、あおってくるので、気になって仕方がなかった。今回ついに意を決して、コシャリに挑む。 そのエジプト料理店は、雑居ビルの一画にあった。カウンターしかない小ぢんまりとした店で、50代後半くらいのエジプト人ママさんがひとりで切り盛りしている。黒髪をキャビンアテンダントふうにまとめていて、太めに引いたアイラインが印象的。アジアンビューティーとも金髪の西洋美女とも違う、エキゾチックな美しさがあった。 この店はコース料理のみを出していて、いろんなエジプ

    コシャリの真実が知りたい - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2024/01/28
  • 誰がそんなところへ行くか! - わたしはわたし👞

    新年に家族でご飯をべに行った時のこと。 「そういえば、去年行ったインドはどうやったん?」 と弟に聞かれたので、滞在したダラムサラの1日の雰囲気を教えてあげることにした。 まず朝は、ホテルのテラスで遊んでいる猿がやかましくて目が覚める。その後、どこかのカフェで買ってきたパンをべて、お腹を壊す。前日もこのパンをべた後にお腹が痛くなったので、パンに何らかの問題があるのに違いない。一体どうやったらパンであたりを起こすのかよくわからないが、どうせ消費期限の管理などしていなくて、売れるまで棚に置いていたのだろう。 腹痛がおさまって外出すると、狭い道をじゃんじゃん走っている車に、大きな音でクラクションを鳴らされ続ける。 「プップー!!ププププー!!!!」 あなたの後ろに車がいますよ。という意思表示なのだろうけど、精神衛生上、悪いったらない。日のように「プッ」と、ちょっと鳴らすとかいうレベルでは

    誰がそんなところへ行くか! - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2024/01/07
  • インドの手配でつまずく - わたしはわたし👞

    世界一周航空券は買ったことだし、ホテルの予約やビザの申請、持ち物の準備などを進めなければならない。なんせ、出発日まであと20日くらいしかないのだ(汗)。それまでに、引き受けている仕事も片づけないといけないし、歯医者にも行っておかねばなるまい。 記念すべき訪問1ヶ国目はインドで、かねてから行ってみたかった「ダラムサラ」に5泊する。ブータンへ行ったことがきっかけで、私はチベット文化圏が好きになり、インドのラダックやダージリン、マナリ、シッキムなどにも行ったことがあるのだ。 これはブータン インドは何度も行ったことがあるので、きっと早々に手配を終えられるだろうと思っていたが、甘かった。 まず、オンラインビザ「e-VISA」の申請。以前は英語しかなかったのに、珍しく日語のページがあった。便利になったなぁと入力を進めていたら、最後にVISAの料金がUSD99と言うではないか。え?!インドのビザに1

    インドの手配でつまずく - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/10/04
  • 行くのか、行かないのか - わたしはわたし👞

    予約した世界一周航空券を支払うために、JALへ電話をしてもつながらなかった件。 結局、カンタス航空から購入することにしました。 ワンワールドのウェブサイトで世界一周航空券の予約を進めていくと、最後に、JALとカンタス航空のどちらで決済するかを選べる。カンタス航空をポチッと押すと、電話で決済しなければならないJALとは違い、オンライン決済ができてしまった。 始めからこちらを選べばよかった・・・。現在、E-ticketの発券待ちです。 航空券を予約しておいてなんだけれど、やはり寝たきりの祖母のことが気がかりだった。日に日に、べる量は減り、話す声は小さくなっていく。先が読めない。 私が世界一周しようとしているのは、10月25日から11月30日までの約1ヵ月間。 場合によっては、どたんばで、来月の出発を見送ることになるかもしれない。もしくは、旅を中断して、日へ引き返すことになるかもしれない。

    行くのか、行かないのか - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/10/01
  • テオさんに出会っていなければ - わたしはわたし👞

    2015年に移住した時は、シンガポールが嫌いだった。 自分が好きで住んでいるわけじゃない。新婚だったこともあって、シンガポール赴任を希望した夫に、仕方なくついていっただけだ。そのせいで、10年以上、勤めた会社を辞めることになったのは、とても残念だった。 心機一転し、シンガポールで働き始めたものの、適応障害になり、半年で退職してしまった。新しい土地での新婚生活や慣れない仕事の心労が重なったのだろう。私がひとりで、いろんなことに奮闘しているのを、夫にわかってもらえないことも辛かった。 しばらく療養した後、再び仕事を探し始めたが、なかなか決まらない。不安と焦りから、チャイナタウンにある占いに、思わず駆け込んだ。 私を笑顔で迎えてくれたのは、占い師のテオさん。年齢は、60代半ばくらいだろうか。落ち着いたブルーのシャツを着て、黒縁のメガネをかけている。ひと目見た瞬間に「この人は絶対にいい人だ」と思わ

    テオさんに出会っていなければ - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/09/23
  • 8/12(土)台湾のレトロな喫茶店で味わう家庭料理 - わたしはわたし👞

    90分のマッサージが終わった時、時刻はすでに14時に近かった。空腹に耐えかねて、側にあった『優の珈琲』という喫茶店に入ることに。1973年から開店している老舗らしい。 ドアを開けると、小柄で白髪の優しそうなおじいさんが迎えてくれた。70代くらいだろうか。 渡された中国語の事メニューを見て首をかしげていると、我々が日人だと気づいたおじいさんがカタコトの日語で教えてくれる。 「鶏、魚、豚。コーヒーか紅茶」 コーヒーか紅茶がついて、約500元か(約2250円)。まぁまぁいい値段がするじゃないか。とんでもない量の料理が出てきたらどうしようと心配しながら、旦那は鶏を、私は魚を注文した。 店内は、日のレトロな喫茶店を少し明るくしたような雰囲気だ。正面にはオープンカウンターがあり、サイフォン式のコーヒーメーカーが置かれている。8席くらいあるテーブル席にいたのは、我々ともう一組の台湾人だけ。 おじ

    8/12(土)台湾のレトロな喫茶店で味わう家庭料理 - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/08/15
  • タイが教えてくれたこと - わたしはわたし👞

    「頼む!落ちてくれ!」 去年の夏、私はある会社の面接を受けていた。 ここ数年、細々とフリーランスをしていたが、40歳を目の前にして焦り出した。大した収入はないし、なんだかこのままじゃダメな気がする・・・! (会社員に戻って、安定した収入を得た方がいいのでは?) (会社員になるなら、30代最後の今年しかないのでは?) 気が付いたら、ある会社に履歴書を送付していた。 選考が進めば進むほど、私の気はどんどん重くなっていった。決められた時間に、決められた場所で、みんなと机を並べて働く・・・。想像すると、息が詰まった。 会社員を辞めてから、私はあまりにも自由に生きすぎてしまったようだ。 「あぁ~!!やっぱり無理!!!」 選考を辞退した。 そして、精神を安定させるかのように、急いで飛行機と宿を予約し、タイのコサムイ島へと飛び立ったのだった。 コサムイ島に来たのは、これで3回目。勝手知ったる場所だったか

    タイが教えてくれたこと - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/08/11
  • もっと近代化しようや・・・ギリシャ旅行の驚き - わたしはわたし👞

    普段はアジアをひとり旅することが多いのだけれど、2011年に珍しくギリシャに行った。しかも、当時、まだ結婚していなかった旦那との2人旅で。しかしギリシャでは、いろんなことに面らってしまった。 まず、パルテノン神殿は文句なしに美しい。しかも、パルテノン神殿以外にも、街中にポツンと、名もなき神殿があったりする。ホテルのレストランの窓から「ほぅ~」と神殿を眺めながら、朝を摂ったものだった。 が、神殿をよく見てみると、まぁ落書きの多いこと!日の白いお城の壁に、黄色いスプレーでシューッ!と文字を書きなぐったような残念さだ。しかも、それを消しもしないなんて。ギリシャ人にとっては、神殿なんてものはそこら中にたくさんありすぎて、どうなっていようが気にしないのだろうか・・・。 これがどの神殿だったのか、もう分かりません カフェでひと休みしようとした時のことだ。レジでお金を払うと、小銭をトレイに「ほらよ

    もっと近代化しようや・・・ギリシャ旅行の驚き - わたしはわたし👞
    k10no3
    k10no3 2023/07/07
  • 1