~不安で怒りが爆発しそうなときのための9つの物語~ 「最近イライラしませんか?そんな時こそ、イライラした物語を!」 「イライラに共感することで、イライラを相殺してもらいたい。」 本書は文学紹介者である、頭木弘樹氏編集の、小説からエッセイ、漫画まで、古今東西の「イライラ文学」を集めたアンソロジー。 ここに出てきた「イライラ文学」を読んだことによって、自分が時に感じるイライラが相殺されたのかどうかは分からない。 でも、作品内の登場人物たちが抱えているイライラに比べると、自分が感じるイライラなど大したことないと思えて来たりした。 頭木氏は、大学生時代から13年間、潰瘍性大腸炎を患っていたそうだ。(先週、頭木さんの著作『口の立つやつが勝つってことでいいのか』の感想を書かれていた、マー君のママさんも書かれていたけれど。) その実体験をもとに、心が暴走する前には、実はからだが悲鳴を上げていることがわか
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