今回の報道があり、大変驚いている部分はたくさんあるのですが、いくつかバラバラに記事にしていきたいと思います。 まず、気になったのが読売新聞にあったこのコメントです。 インターネット・ホットラインセンターの吉川誠司・副センター長は「子供の利用するサイトとして交流サイトがEMAの認定を受けるのには疑問を感じる。このまま次々と認定サイトが増えればフィルタリングが実質的に機能しなくなるかもしれない」と懸念を示した。 ちょっと待ってください。インターネット・ホットラインセンターは民間のサイバーパトロール団体ではありません。警察庁の総務に事務局を置き、総合セキュリティ対策会議を通じて設置が決められた、100%警察業務の委託のみで経営が成り立っている組織です。 このことは総合セキュリティ対策会議の議事録を見れば明らかです。外部からどの程度出資を受けるか、民間としての永続性に留意していくかなど、明らかに警
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