【読売新聞】 徳島市の阿波おどりは15日、台風7号の接近により最終日の全公演が中止となり、閉幕した。コロナ禍を経て4年ぶりの本格開催となった今年、天候に恵まれた前半は各所で踊りが披露され、街は熱気に包まれた。ところが14日は、台風の
【読売新聞】 自転車で下校中にトレーラーにはねられた茨城県内の女子高校生(16)が、読売新聞の取材に応じた。一時は意識不明の重体となり、今も当時の記憶はない。「生きているだけで奇跡」と話す。一方で、交通ルールに反して道路の右側を走っ
ハイビームで照らすと約60メートル先の歩行者を確認できた(29日、長野市のドリームモータースクール昭和で) 長野県内で2013~17年、歩行者が夜間に車にはねられた事故のうち、9割以上で車のライトがロービームだったことがわかった。日没が早まるこの時期は歩行者がはねられる事故が増える傾向にあり、県警は「オールライト作戦」と銘打って、ハイビームを基本に状況に応じたライトの切り替えを呼びかけている。 道路交通法は、夜間の走行時はハイビームが原則とし、対向車の交通を妨げるおそれがある場合、灯火を操作しなければならないと規定している。 県警交通企画課によると、17年までの5年間で夜間に歩行者がはねられた事故は1604件だった。1489件がロービームで、死亡事故は91件に上る。ハイビームを使用していれば防ぐことのできた事故もあったとみられる。 通常、ハイビームは約100メートル先まで照らすことができる
栃木県警が、夜間運転でのヘッドライトの上向き使用(ハイビーム)についてドライバーに行った意識調査で、「原則ハイビーム使用」を「知っている」との回答が7割を超えたにもかかわらず、実際に行っている人が5割あまりにとどまっていることがわかった。実践しない理由では「まぶしくて他の車に迷惑をかけるから」との回答が多かった。道交法では、他の車に影響しないよう、こまめにロービームなどに切り替えるとされているが、県警は「多くのドライバーが『常時』ハイビームと誤解している」とみて、さらに広報活動を進めることにしている。 調査は、県警交通企画課が今年8月、運転免許を更新したドライバーを対象に実施。男性578人、女性422人の計1000人から回答を得た。県警の広報活動「ハイビーム大作戦」が昨年4月にスタートしてから1年半となるのに合わせ、発表した。 調査の結果、夜間の自動車運転時は「原則ハイビーム使用」とされて
インターネットの普及に伴って音楽の聴き方が近年、劇的に変化し、レコード業界は対応に苦慮してきた。 米アップルが2000年代前半に導入したダウンロード型配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」がヒットし、世界各国のCD市場は縮小が続いてきた。最近は、動画サイトで違法な配信が相次ぎ、業界は危機感を強めていた。このため、定額制音楽配信を歓迎する声も少なくない。 エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの佐藤朝昭氏は「(音楽を聴くために)いかにお金を使ってもらえるようになるかがカギだ」と強調する。 世界各国で音楽配信が主流となる中、日本の音楽市場は、今もCDの割合が高く、特殊さが際立つ。2014年のCDなどのパッケージ販売は約2500億円で、全体の約8割を占める。 レコード会社の多くは、音楽配信と両立ができるとみているが、一部からは「将来は民放テレビのように、音楽も無料で聴くことが当たり前
4900万人が利用する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)のポイントサービス「Tポイント」と、会員2800万人のヤフーが、会員のこうした履歴を相互に提供できるよう規約を変更したことが波紋を広げている。 専門家は「利用者には丁寧な説明を」と指摘している。 「全然聞かされていなかった。毎日のようにコンビニでの買い物に使っているが、そんな情報が譲り渡されるなんて不安だ」。大阪市の女性会社員(35)は知人のツイッターで履歴の相互提供を知り、両社への不信感をあらわにする。 女性は今年4月、Tポイントのインターネットサービスへログインするのにヤフーの会員IDが必要になるとの通知を受け、会員IDを統合した。しかし、IDを統合した会員の履歴が相互提供されることを知り、6月半ばに拒否する手続きを取った。 行動記録を分析し、細かい好みを把握して効果的な広告に結びつけようと、ヤフーとCCCは6月上旬
28日に高尾山インターチェンジ(IC)とつながる相模原愛川IC(23日、神奈川県愛川町のヤマト運輸厚木ゲートウェイ屋上より撮影) 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の高尾山―相模原愛川インターチェンジ(IC)間約14・8キロ・メートルが28日、開通する。 東名高速と中央道、関越道が都心を迂回(うかい)する形で結ばれるため、都心の渋滞緩和や、沿線周辺の観光客増などが期待されている。 国土交通省相武国道事務所によると、東名高速―関越道を行き来する車両の約9割が、首都高や環状8号線(環8)などの都心部を経由している。圏央道の新区間開通後は、環8経由で1時間29分かかっていた圏央道・海老名―関越道・鶴ヶ島IC間が、53分に短縮でき、都心を通過するだけの車両の大幅減が見込めるという。 料金は2016年3月まで、環8、関越道などを通るルートより110円安い2300円に設定されたため、中日本高速道路は都心
世界的に有名な英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(QE、9万400トン)が16日深夜、横浜港に初入港する。 QEは海面からの高さが56・6メートルあるが、入港時にくぐる横浜ベイブリッジは55メートルしかない。このため、深夜の干潮時を狙ってベイブリッジをくぐることになった。離岸は17日深夜の予定。横浜市によると、大型客船が干潮時を狙ってベイブリッジをくぐるのは異例という。 QEは全長294メートル、乗客定員2092人。同名の初代客船、2代目の「クイーン・エリザベス2」に続く3代目で、2010年10月に就航した。今年のクルーズは1月10日に英・サウサンプトンを出発し、米国本土、ハワイ、オーストラリア、鹿児島を経て、横浜港に立ち寄る。 横浜市港湾局によると、1989年に開通したベイブリッジは、当時世界最大級だった先代のQE2(7万327トン)が通過できる高さに設定されたが、3代目はこれより高
10日午前10時10分頃、山梨県富士吉田市新西原の富士急ハイランドで、上昇したり下降したりする回転ブランコ「鉄骨番長」が急停止し、乗客23人が地上約23メートル付近でブランコに乗ったまま取り残された。 乗客は約1時間15分後に助けられ、けが人はなかった。 運営する富士急行によると、自動運転を行うための制御ケーブル(直径約2センチ)が切れたのが原因。定期点検やこの日の営業前の点検では異常はなかったという。 鉄骨番長はタワーの高さが59メートルで定員は24人。最高時速51キロで回転しながら最高で地上47メートルまで上昇したり下降したりするアトラクション。2009年7月の運転開始以来、同様のトラブルはなかったという。同社は断線の原因が判明するまで運転を見合わせるとしている。
ソチ五輪は19日、スノーボードの女子パラレル大回転で竹内智香(広島ガス)が銀メダルを獲得したことで、日本勢のメダル数は計7個(金1、銀4、銅2)となり、1992年アルベールビル大会に並び、冬季五輪で歴代2位タイになった。
8日から続いた記録的な大雪の影響で、東京都心をはじめとする首都圏では、転倒による負傷者や路上で立ち往生する車が相次いだ。 大雪に対する都会の備えの脆弱(ぜいじゃく)さが、はからずも浮かび上がった。 「こんなに…」 「心づもりはしていたが、こんなに降るとは……」 JR三鷹駅(三鷹市)周辺の約120店で作る「三鷹中央通り商店会」の井口文浩理事長(66)は10日、雪かきに追われたこの土日を振り返り、疲れた様子で話した。 降り始めの8日昼から各店で雪かきを始めたが、一向にやまず中断。9日から再開し、互いに手伝いあうなどしてようやく開店にこぎ着けたという。 ホームセンター大手「カインズ」(埼玉県)によると雪かき用スコップには8日から客が殺到。前週の20~30倍も売れ、小型の園芸用のものも売り切れる店舗が続出した。担当者は「急に商品はそろえられない。スコップぐらい、一家に1本備えておいてもいいのでは」
情報を外部に無断送信してしまうソフトが、1000台以上の自治体のパソコンで使われていた。中国検索大手「百度(バイドゥ)」製の日本語入力ソフト「バイドゥIME」。 その多くは、バンドル商法と呼ばれる無料ソフトとの「抱き合わせ」で配布され、職員らは気づかないままインストールしていたという。専門家からは「大切な住民情報を扱う以上、情報漏えいを防ぐ仕組みが必要ではないか」との声が出ている。 ◆バンドル 調査対象の67自治体中、最多の272台からバイドゥIMEが見つかった横浜市。市の全672課のうち167課、市立学校512校のうち48校にのぼる。「職員の誰もが『入れた覚えはない』と言うのだが……」とIT活用推進課の担当者は首をひねる。 ネット上の無料ソフト配布では、最初のダウンロード画面では一つのソフト名しか書かれていないのに、実際には複数のソフトがセットになっていることが多い。このため、「目的とは
富士山と山の形をした影が重なって見える写真を、甲府市国母の無職森本雄策さん(72)が今月1日に撮影した=写真=。 趣味で30年以上、富士山山頂で太陽が輝く「ダイヤモンド富士」を撮り続けているという森本さん。1日は初日の出をカメラに収めようと富士川町高下にある知人宅を訪れ、午前5時頃から日の出を待った。午前7時25分頃、太陽が山頂から出る前に富士山の影が雲に映っているのに気付き、「これは珍しい」とシャッターを切ったという。近所の人は「見たことがない」と口をそろえ、森本さんも初めて見たという。森本さんは「今年は元日からとても縁起がいい」と話している。 甲府地方気象台では「当時、上空に薄い雲が広がり、富士山の後ろから朝日が差したことで、山体の影が雲に映し出されたのではないか」としている。
再開発によりマンション建設が相次ぐ東京都江東区の臨海部で児童数が急増し、特に豊洲地区では、学芸会が中止になったり、複数のクラスが同時に体育の授業をしたりと、学校運営に影響が出ている。 同地区の児童数は6年後、さらに今の1・5倍の約3000人に達する見通しで、区は小学校新設や校舎の建て増しなど対応に追われている。 「おはようございます」 今月25日の朝、高層マンションやビルが林立する一画に、子供たちの元気な声が響いた。児童数1140人の豊洲北小の朝礼では、端っこの児童の顔が見えなくなるほど、校庭いっぱいに児童が並ぶ。 同小は、既存の豊洲小が児童増を受け止められなくなり、2007年度に新設された。しかし豊洲北小でも、初年度293人だった児童数は今年度1000人を超え、現在は6学年で32クラスある。一般教室は30しかないため、臨時で別の教室も使っている。 体育では、三つのクラスが同時に同じ校庭を
福岡県粕屋郡内の中学校で、男子生徒が拳銃とみられるものを持ち込み、教職員が取り上げた後、職員室で誤って発射する事故が起きていたことが県警や学校への取材でわかった。 けが人はいなかったが、生徒は「自宅から持ってきた。偽物だと思っていた」と話しており、県警は銃刀法違反の疑いもあるとみて、生徒の家族らから入手経路などを聞いている。 県警や学校によると、生徒が20日に教室にフィギュアを持ってきているのを教諭が見つけ、他の持ち物も検査したところ、拳銃らしき物を発見。没収して職員室に保管した。別の男性教諭が23日午後5時頃、職員室で拳銃を触っていたところ、誤って発射、椅子に当たったという。この日は祝日だったため、職員室には男性教諭と別の教諭の計2人しかおらず、けが人はいなかった。 男性教諭は同日中に教頭に連絡。教頭は25日になって校長に報告し、校長が県警粕屋署に拳銃を届け出た。同署が拳銃や弾丸を調べた
エスカレーターの片側を歩く人も多く、鉄道各社の対応にも温度差が見られる(今月1日、JR新宿駅で)=本間光太郎撮影 立っている人のすぐ脇を急ぎ足で駆け上がる――。 エスカレーターでよく見る光景だが、JR東日本では今夏から、駅のエスカレーターでは歩かないよう求める異例の呼びかけを始めた。利用客がぶつかって転ぶなどの事故が後を絶たないためだ。鉄道各社も注目しているが、通勤ラッシュ時は急ぐ人のために「片側を空ける」という暗黙のルールがすっかり定着しており、「歩行禁止」を広めるのは容易ではなさそうだ。 ◆ステッカーで啓発 JR東日本では、利用客がエスカレーター上でけがをする事故は年間約250件に上っている。今年5月には、東京都内の駅で松葉づえを持った中年男性が、横をすり抜けた利用客にぶつかられて転倒、頭などを打撲した。昨年9月には、都内の別の駅で高齢男性が急ぎ足で駆け降りていたところ、転んでエスカレ
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