ボランティアについて思ったことを少し。 先日友人が某情報番組にて、老人ホームを訪問して傾聴ボランティアをしている方を取材した特集を視た感想を話してくれました。私は視ていないので聞き取りですが、ボランティアの市民もホームのお年寄りと同年代に近い高齢者だったとのこと。ボランティアが自分とさほど年の違わないホームの利用者に向かって、いかにも子どもを相手にしているような話し方であったこと、自分が訪問して話に耳を傾けることをとても喜んでくれていると話す口ぶりや、リハビリを兼ねた軽作業(内容は聞かなかったが、ハンドタオルやエプロンなど洗濯物を畳むなどの作業をしていただくことがある)の出来栄えを褒めそやかす口ぶりに、上から見下ろすような目線を感じ気分が悪くなったそうです。それにも拘らず、番組の司会者や出演者みんなが手放しで賞賛しているのでますますキモチが悪かったそうです。 友人も私も同世代でそのボラン
安倍氏の教育政策のうち、どうも「ボランティアの義務化」が一番注目を浴びそうな雰囲気ではありますまいか。「教員免許の更新」や歴史教育の問題は、それほど「世間の誰もが」する話題にはならなさそうな気がします。 で、さっきテレビで「太田光の私が総理大臣になったら」をチラ見しました。「若者に老人ホームでのボランティアを義務づける」みたいな提案をして、最終的に賛成票19、反対票13。番組的には「可決」。途中の議論はほとんど見てなかったんですけど、さもありあん、という感想。「良い事」を義務づけるのは良い事だ、と思われるんだろうな。こういうのには「良い人」が賛成する。善意なのだと思います。だから反対するのはとても困難。反対する理屈は並べられるかもしれないけど、それで納得してもらうのは困難だ。 あなたが「ボランティアの義務化」に反対してるとして、もしあなたの親や兄弟が賛成だったら、どう説得しますか?たとえば
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