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ブックマーク / totodaisuke.weblogs.jp (3)

  • 会社なんて勝手だ。

    「会社のため」と「自分のため」をホンキで天秤にかけなきゃならない場面では、絶対に「自分のため」を譲ってはいけないよ、と痛感した私の原体験を二つほど。 コンサルティング会社で働いていた頃、総合商社に勤める親友を引き抜いた。ちょうどゴールデンウィーク前に前職を離れることになっていたので、久しぶりに休みをとって奥さんを旅行に連れて行きたいと話していた。新天地での挑戦は連休明けから、ということで。 すると、会社の人事から、「貴方に入ってもらおうと思っていた自動車メーカーのプロジェクトがもうすぐ始まる。だから、連休明けスタートでは困る。連休直前から出社して欲しい」。彼は泣く泣く、予定していた奥さんとの旅行をキャンセル。しかし、いざ出社してみると、このプロジェクトは顧客の都合でキャンセルされていた。彼は連休の間の5月1日、2日を、オフィスでやることもなく座っていたという。 同じく、コンサルティング会社

  • 本当のおカネ・リテラシー

    梅田さんのブログで紹介されていた、「お金のリテラシー」に関するエントリーを読んで、例えば自分の子どもたちに教えたい、当のファイナンシャル・リテラシーとは何か、考えてみた。 上のエントリーでは「資を提供したら増えて帰ってくる」、「資を借りたら幾ばくかの金利を払わなければならない」なる資主義の基原則が述べられている。 しかし、金融業界に身をおくものとして、僕は「お金のリテラシー」の質は資コストでも割引現在価値でもポートフォリオ理論でもなく、もっともっとシンプルなものであると思う。以下、考えた「5つのルール」: ルール#1:お金については、管理や理解に時間と労力を使うかどうかによって、最終的に手元に残るお金は大きくかわる。だから、さぼらずにまずは努力をしてみよう。 お金と向かい合うのは何かと面倒だから、できたら考えたくもない。でもその結果、不要なものにお金を払い続けたり、世の中にも

  • なぜ株式投資はもうからないのか

    月曜日の夜はRTCカンファレンスにスピーカーとして参加する。今回は保田君の新著、『なぜ株式投資はもうからないか』の出版記念イベントも兼ねているとのことなので、予習として彼の問題意識を知っておくべく、同書を手に取った。 まず、個人投資家が中長期的に安定的な投資を行っていく上で、知っておくべき知識、あるいは「ゲームのルール」を知らないまま、ほとんど博打状態でマーケットに参加していることへの懸念は、共感する。それに対して警鐘を鳴らすことが書の一番の狙いであるように思った(タイトルがそれを表している)。 昨年の夏に帰国後、株をやっている友人に「ヘッジファンドで色々と面白い運用方法を見てきたので、教えてあげようか」と話したところ、「年率10~15%でまわすなんてことには興味ない。短期で数倍を狙えないと面白くない」と言われて、ああそうか、そういえば麻雀・パチスロが大好きなばくち打ちだった彼にとっては

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