ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが、同社初となるEV(電気自動車)を市販することが分かった。 これは12月4日、ポルシェのドイツ本社が明らかにしたもの。「同社の取締役会が、『ミッションE』プロジェクトの市販化を承認した」と発表している。 ミッションEとは9月、フランクフルトモーターショー15で初公開されたコンセプトカーを指す。ミッションEは、4シーターのEVスポーツカーを提案したコンセプトカー。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。1回の充電で最大500km以上を走行できる。およそ80%の容量なら、バッテリーの充電は約15分で済む。 モーターは、最大出力600ps以上を発生。このパワーが4輪に伝達される4WDとなる。2015年のルマン24時間耐久レースを制した『919ハイブリッド』の技術を応用した「PMSM」は、2個のモーターを搭載。ポルシェのトルクベクタリングにより、4輪に最適