「ブータン仏教から見た日本仏教(NHKブックス)」(今枝由郎)は標題のとおり、ブータン仏教から日本の仏教はどう見えるかという話だ。 参照)があげられている。 私はこの本をさっと読んだとき、別にどってことない本だなと思った。日本の仏教と仏教という宗教についての私の考えは、すでにこのブログになんどか書いてきたが、基本的に私は日本の仏教には批判的だ。 仏教入門その1(参照) 仏教入門その2(参照) 仏教入門その3(参照) 仏教入門その4(参照) 仏教入門おわり(補遺)(参照) 般若心経について(参照) [書評]砂漠と幻想の国 アフガニスタンの仏教(金岡秀友・菅沼晃・金岡都)(参照) ざっと思い返すとそんなところか。私は日本の仏教に基本的には批判的でもあるので、今枝由郎「ブータン仏教から見た日本仏教」はむしろなじみやすかった。と同時に多少退屈な読書という感じもした。ブータンが抱える民族問題などに仏