(オーストラリア、メルボルン) 全豪オープンは21日、大会6日目を迎え、男女シングルス3回戦、ダブルス2回戦、ミックスダブルス1回戦を行っている。今大会注目のM・ヒンギス(スイス)は好調のI・ベネソバ(チェコ共和国)と対戦し、6-4, 6-1のストレートで勝利し、4年ぶり8度目の4回戦進出を決めた。 今季現役に復帰してきたヒンギスは、2回戦まで快勝で勝ち上がってきた。この試合でも、序盤こそミスが見られたが、徐々に試合を支配し22歳のベネソバを経験値の差で振り回し始めた。勢いのあるフォアハンドショットを武器に最初にサービスブレイクを奪ったのはベネソバだったが、ヒンギスもすかさずブレイクバック。第9ゲームでは焦りの出始めたベネソバが3本のダブルフォールトからゲームを落とし、ヒンギスがリード。勝負をかけたヒンギスが第1セットを奪った。 第2セットでは、更にミスを減らして、多彩なショットで揺さぶり