「働く人の相棒」として誕生した缶コーヒーBOSSは、今年で誕生から25周年を迎えました。BOSSといえば、なんといってもあのおじさんのアイコン。サントリーの社員は「ボスおじさん」と呼んでいるそうです。そんな「ボスおじさん」の誕生秘話を、生みの親であるデザイナー石浦弘幸さんに伺いました。新入社員が生んだ長寿アイコン BOSSブランドの企画があがった時、石浦さんは新卒入社1年目の若手デザイナーでした。新しい缶コーヒーブランドの立ち上げは、ビッグプロジェクトであり大いに盛り上がったそう。そこで、サントリーのデザイン部全体でアイコンデザインのコンペを行うことになり、石浦さんも参加しました。「新入社員がキレイなデザインを描いても仕方がない、思い切ったものを作ろう。そう考え、“男の相棒”“ボス”をキーワードにスケッチを描き上げました。」(石浦さん) こうして出来たのが、このパイプをくわえた渋い男性の絵