先日読んだ「あしながおじさん」、一般に名作とされる作品であるがどうにも納得がいかんのだ。 あしながおじさん (岩波少年文庫) 作者: ジーン・ウェブスター,Jean Webster,谷口由美子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/02/18メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (18件) を見る 「あしながおじさん」は、孤児の少女ジュディが正体不明の援助者であるあしながおじさんへ向けて書く手紙で構成されている。いわゆる書簡体小説だ。物語の終盤では援助してくれたあしながおじさんと愛するジャービスさんが同一人物と知ってアラマーあなただったのネー、メッチャ愛してるワー即座に結婚シマショーとめでたしめでたしとなるのであるが、わたくしこの展開は非常に納得がいかんのである。 小説内では、孤児院の評議員(スポンサーの一人)であるところのあしながおじさんがジュディの作文を読ん
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