【読売新聞】 ブロッキング法制化の是非を巡って対立を深めていた知的財産戦略本部の海賊版サイト対策検討会は10月15日、検討会としての「とりまとめ」はおろか、審議状況の報告さえ出せないまま会議を無期延期とした。前代未聞の幕引きとはいえ
【読売新聞】 ブロッキング法制化の是非を巡って対立を深めていた知的財産戦略本部の海賊版サイト対策検討会は10月15日、検討会としての「とりまとめ」はおろか、審議状況の報告さえ出せないまま会議を無期延期とした。前代未聞の幕引きとはいえ
東京都の小金井市の市立小学校に勤務する20歳代の男性教諭が7月、校外学習の際に、水筒を忘れた児童に水分を取らせなかったなどとして、市教委が口頭で注意していたことが15日、わかった。市教委は「命に関わる可能性もあった」とし、保護者に経緯を説明した。 市教委によると、男性教諭は都から派遣された臨時職員で、4月から同小に勤務。7月10日に行われた校外学習で近くの寺に向かう際、水筒を忘れた児童に「出発前に学校で水をたくさん飲んでいけばいい」などと言って、水分補給などの対策を取らなかった。児童は強い日差しの中、往復30分の道のりを歩き、寺での学習の時間も含め約1時間、水を飲むことができなかった。 児童は帰宅後、母親に頭痛を訴え、母親が市教委に連絡したという。男性教諭は市教委の聞き取りに「児童が何も言って来なかったから大丈夫だと思った」と説明したという。 市教委は今回の件とは別に、男性教諭に対して2回
プロ野球・南海ホークスなどで活躍した野球評論家の野村克也さん(81)が、故郷の京都府・旧網野町(現京丹後市)に寄贈した三冠王やリーグMVPなどの記念品の大半が、京丹後市で眠ったままになっている。 地元では記念館設立を望む声もあるが、市は「予算がない」と及び腰で、野村さんは「オレの記念品は邪魔なんか」とぼやいている。 市によると、記念品は三冠王達成時のペナントなど約80点で、1990年、野村さんから寄贈された。町は「野村克也ギャラリー(仮称)」を併設した建物の建設を計画したが、計画は頓挫。市は「当時の記録が残っておらず、頓挫した理由はわからない」とする。 うち20点は、野村さんが阪神タイガースの監督に就任した99年頃から、産業振興施設で展示されたが、1階階段脇の目立たない場所に陳列されているだけ。残る約60点は時折、展示会などを開く住民らに貸し出されたが、2012年を最後に塩漬け状態になった
5日午前5時40分頃、千葉県八千代市村上の市立村上中学校で、3~4階の8教室内に2個ずつ設置されている水道の蛇口がすべて全開にされ、床が水浸しになっているのを、出勤してきた教諭が見つけ、学校を通じて八千代署に届け出た。 同署は建造物侵入容疑で捜査している。 排水口がぞうきんでふさがれたり、蛇口が上向きにされていたりしており、8教室は大人のくるぶし近くまで水がたまり、職員室などがある2階や、1階の教室なども天井から水が滴り落ちていた。職員室の金庫に保管されている書類などに被害はなかったという。 同校は1~2時間目の授業を中止し、教職員と生徒がバケツなどを使って排水作業にあたった。同校は4日午後8時頃に教員が帰宅して以降、無人状態だった。
熊本地震の影響で休止していた熊本県益城町赤井の町施設「町民憩いの家」の入浴サービスが13日、全日空の協力で再開した。 航空機に付着した雪や氷を解かす「機体除雪車」を同社が持ち込んで浴場に湯を供給し、町民向けに無料開放している。 町民憩いの家は、大浴場や80畳の大広間などを備え、町内の高齢者によく利用されていた。しかし、4月14日の「前震」で泉源からの配管やボイラーなどが破損。大広間の天井が落下するなどした。 ボイラーなどの修理のめどは今も立たないが、新潟県中越沖地震や東日本大震災の被災地で入浴施設を開設してきた全日空から、サービス再開に向けた協力の申し出があった。 機体除雪車は、車内で一度に6トンの湯を沸かすことができる。沸かした湯をホースで航空機にかけ、雪や氷を解かす。この日は、全日空の社員が車からホースをつなぎ、「憩いの家」の浴槽を湯で満たした。 訪れた町の人たちは「数日ぶりの風呂だっ
テレビ朝日は、30日放送のニュース番組「報道ステーション」で、プロ野球・読売巨人軍の問題を巡り、14日に同番組で放送した朝日新聞編集委員のコメントについて、事実かどうか確認する取材をしていなかったことを認め、「放送は控えるべきだった」と謝罪した。 14日の放送では、巨人軍の選手が公式戦の試合前の円陣で行う「声出し」に絡んで、選手間で現金のやり取りが行われていた問題を報道。その中で、朝日新聞編集委員(当時)の西村欣也氏のインタビュー映像が放映され、西村氏は「声出しの問題も含めて第三者委員会では限界があるんで、もう司直の手に委ねる(しかない)」「なぜ、それをコミッショナーがしないかというと、読売グループの巨大な力を持っている方が圧力をかけているんじゃないかと感じます」とコメントした。 しかし、野球賭博問題が発覚した昨年10月以降、巨人軍が警視庁に相談し、同庁が捜査を進めていることは、テレビ朝日
経営再建中のシャープは、全従業員を対象に、自社製品の購入を呼びかけるシャープ製品愛用運動を20日から始める。 取締役や執行役員は20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円と役職に応じて目標金額を設定し、売り上げ増を目指す。同様の取り組みは、経営危機に陥った旧三洋電機が2004~05年に実施した例があるぐらいで、異例のことだ。 「特別社員販売セール」として、来年1月29日まで実施する。セール専用のサイトから申し込む仕組みで、社員には購入額の2%分を奨励金として支払う。購入状況を会社側が把握できるため、目標金額は、事実上の「ノルマ」と受け止められている。 シャープは、家電部門を担当する長谷川祥典専務執行役員名で文書を配布し、「厳しい難局を乗り切れるよう協力してほしい」と呼びかけている。 シャープの従業員数は国内単体で1万7436人(9月末現在)。
北海道警紋別署は11日、紋別市内の60歳代の派遣社員女性が、車のドアと地面の間に、約3日間にわたり挟まれたまま、動けなくなっていたと発表した。 女性は背中や胸の痛みを訴えて入院中だが、命に別条はないという。 発表によると、女性の同僚が同日午後、市内の道路脇で、軽乗用車の開いたドアと草地の間に、女性がうつぶせになって挟まれているのを発見。午後5時50分頃、駆けつけた救急隊員や同署員が救助した。その際、「8日午後4時頃、車を止めて降りようとしたら後進を始めた。ハンドルを操作して立ち木を避けようとしたが転び、背中が挟まれて身動きできなかった」などと話した。携帯電話は車内にあり、連絡できなかったという。
名古屋市名東区大針の有料老人ホーム「ケアホームひまわり」に入所する女性に暴行を加えたとして、愛知県警守山署は30日深夜、同施設職員の男3人を暴行の疑いで逮捕した。 施設には要介護度1~5の50~90歳代の男女計27人が入所していたが、名古屋市に有料老人ホームの届け出をしておらず、市は31日、立ち入り検査を実施し、再発防止と原因の究明を求めた。 逮捕されたのは横井一樹(36)(名東区香南)、鈴木啓太(26)(同区社が丘)、物部拓史(29)(名古屋市南区元塩町)の3容疑者。発表によると3容疑者は2月21日午後7時55分頃、4人の相部屋に入っていた認知症の女性(93)に対し、口に指を入れたり、指で鼻をふさいだりする暴行を加えた疑い。 同署が、横井容疑者にしつこく声をかけられたという女子高校生(17)から相談を受け、3月27日に横井容疑者から事情を聞いた際、スマートフォンに暴行の様子を撮影した動画
鋼管3本(右側)の敷設だけで建設が断念された浮上式津波防波堤(2013年3月撮影。和歌山県海南市で、読売ヘリから) 国土交通省近畿地方整備局は18日、和歌山県海南市で設置を進めていた世界初となる浮上式津波防波堤の建設を断念すると発表した。 大地震に備え、総事業費250億円で建設に着手したが、東日本大震災後に引き上げられた想定震度を検討したところ、海底に敷設した鋼管が変形して浮上しない可能性が高まった。浮上式の維持には3倍のコストがかかるという。同局は代替策として既存の堤防のかさ上げなどを進める。 浮上式防波堤は、和歌山下津港の海底(水深13・5メートル)に鋼管(直径約3メートル、長さ約29・5メートル)78本を直立にして横一直線に並べて沈める。鋼管は二重構造になっており、津波到達前に、内側の鋼管が空気圧で押し上げられて海面から高さ7・5メートルまで浮上し、幅約240メートルの壁になって津波
テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」が、九州電力川内(せんだい)原発の安全審査に関して誤った報道をした問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は9日、「客観性と正確性を欠き、放送倫理に違反している」などとする意見を公表した。 意見によると、昨年9月10日放送の同番組では、記者会見した原子力規制委員会の田中俊一委員長と記者との質疑応答を紹介。その際、竜巻の審査基準についての発言を火山の基準と取り違え、周辺火山に対する安全審査基準の修正を示唆したと誤って報じた。また、田中委員長が、記者の質問に対して回答を拒んだと受け取れる編集をした。 原因として、複数のスタッフによる分業体制の中、会見のメモ起こしの不備など、作業全体を見渡してチェックする機能が働かなかった点などを指摘。「やむを得なかったと斟酌(しんしゃく)すべき事情は見当たらない」「フェアな報道姿
秋田県議会の産業観光委員会が25日開かれ、県は7月下旬から3か月間の運休が決まっている大韓航空の秋田―ソウル便について、「10月下旬の運航再開を目指していく」と説明した。 しかし、ソウル便の維持には多額の県費が投入されていることから、各会派の委員から「必要だと思う県民は少ないと思う」など再開を疑問視する声が相次いだ。 ソウル便は、4月に韓国で起きた旅客船沈没事故や円安の影響で搭乗率が30%台に低迷。改善する可能性も低いため、大韓航空が今月11日、10月下旬まで3か月間の運休を決めた。委員会で、県は「ソウル便は県の国際交流に必要不可欠」と主張、企業や旅行会社に利用の促進を働きかけ、運航再開を目指す意向を示した。 これに対し、委員からは「(赤字を抱える)秋田内陸縦貫鉄道は県民の足だが、ソウル便は違う。なくなって困る人は何人いるのか」「(県が補助を出している)修学旅行の利用に頼りすぎていたのでは
埼玉県朝霞市の女子中学生、斎藤杏花(あんな)さん(13)が行方不明になってから間もなく4か月が経過する。 県警には約90件の目撃情報などが寄せられ、事件、家出、事故などを想定して捜しているが、本人に結び付く有力な情報はない。両親は早く娘が帰ってくることを願い、チラシを配るなどして情報提供を呼びかけている。 「少しでも多くの方にお力を頂いて全国に情報を発信して頂きたい。どうか私たちに力を貸して下さい」 戸田市で6月28日に行われた青年会議所(JC)埼玉ブロック大会で、杏花さんの父、紀明さん(45)が訴え、その隣で母の真希子さん(41)が頭を下げ続けた。 2人は杏花さんの行方がわからなくなって以降、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスを使ったり県内のPTAの集まりなどに出かけたりして訴えている。 杏花さんは3月10日の放課後、制服姿のまま姿を消した。夜には電子オルガンの教室に
品川―名古屋間の2027年開業を目指すリニア中央新幹線の建設工事で排出される掘削残土について、愛知県瀬戸市の窯業団体「愛知県珪砂(けいしゃ)鉱業協同組合」が、受け入れに前向きな姿勢を示していることがわかった。 珪砂や陶土の鉱山を埋め戻すためで、今後、県などと協議する見通し。 リニア中央新幹線の環境影響評価書によると、トンネル掘削などで発生する残土は約5680万立方メートルで、愛知県分は約650万立方メートルと見込まれている。 瀬戸市は窯業が盛んで、20か所(採掘終了も含む)の鉱山があり、採掘者に埋め戻しの義務がある。 このうち、戦前から珪砂や陶土が採掘されている県有地約48ヘクタールについて、同組合では今後10年以内に採掘を終え、埋め戻しに約1300万立方メートルの土砂が必要と試算。既に新東名高速道路の建設残土約50万立方メートルを受け入れているが、同組合はさらなる公共残土の受け入れが必要
神奈川県立伊勢原射撃場(伊勢原市上粕屋)が2015年の「紀の国わかやま国体」のクレー射撃競技の会場となることが決まった。 和歌山県から直線距離で約400キロも離れた伊勢原が会場となるのは異例の“抜擢(ばってき)”。鉛弾による土壌汚染を防ぐ全面アスファルト舗装など、周辺の自然環境保全に考慮した大改修が評価された。 伊勢原射撃場は丹沢山系に抱かれた緑豊かな環境にあり、東名高速厚木インターから車で約20分と交通の便も良好。02年度から、33億円をかけ、散弾飛散防止のための防護壁、防音壁、全弾回収を可能にしたアスファルト舗装の整備を行い、昨年4月に11年ぶりに営業を再開した。クレー、ライフル射撃場を併設し、鉄砲所持の許可がない人でも楽しめるビームライフル(可視光線銃)も導入している。 開催県以外での国体競技は近隣地で行うのが原則。わかやま国体でも、ボートや馬術など他の県外競技はいずれも関西圏だ。伊
坂東さんはタヒチ島在住だった2006年、ペットの避妊手術への疑問から、飼い猫が産み増えすぎた子猫を崖から落とし、「私は子猫を殺している」と書いたコラムを、日経新聞夕刊に掲載し、波紋を呼んだ。 このことについて、東野圭吾さんが、「じつは子猫を殺してなどいなかった坂東眞砂子さんのこと」と題する追悼文を、集英社の文芸サイト「レンザブロー」に今年2月に発表している。 その文章によると、東野さんが当時、帰国した坂東さんに会った際、その崖は2メートルほどの段差の上、下も草むらで落としても死なない状況で、「正確にいうと、子猫を草むらに捨てた、ということやね」 と語っていた。また、問題のエッセーには、「人間が(牛、豚、鶏など)動物の肉を食べるなら、生きていくために命をもらっていることを自覚するため、その動物は自分で殺すべきだ」との思いが根底にあった旨話していた。その信念の延長線上にある思いを伝えるため、「
5月11日の営業運転を最後に廃線となるJR江差線の木古内―江差間で、駅名板などの窃盗被害が相次いでいる。 鉄道ファンの間では廃止駅の鉄道備品は高額で取引されており、昨年6月には盗んだ駅名板をインターネットオークションで販売した男が逮捕された。「盗(と)り鉄」と、苦言が呈せられている一部の鉄道ファンの悪行に、関係者は神経をとがらせている ◆全9駅が被害 「廃線間近の江差線の駅名看板は特に高く売れると思った」 昨年6月、盗んだ江差線沿線駅の駅名板をネットオークションに出品したとして、江差署は函館市の50歳代男を窃盗容疑などで逮捕した。男の自宅などからは廃止予定区間の神明、吉堀両駅に加え、北海道新幹線の開業に伴って3セク鉄道の駅になる渡島当別駅、函館線の駒ヶ岳駅など19駅の駅名板や時刻表、運賃表、広告看板が次々と見つかった。男は昨年4~6月に盗んだ駅名板などをネットオークションに出し、約20万
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く