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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH (2)

  • だれか裸の王様を止めてやれ - TRiCK FiSH blog.

    ネットに愚痴を書く感情はわからなくもない。そういう失敗はネットを長く使っていれば一度や二度は反省することがあるはずだ。 だけれども、あまりにもそれを繰り返す人というのは、かなり厳しい状況でもあると言える。なぜなら周囲に愚痴をこぼしたり、相談に乗ってあげるひとがきっといないからだ。 しかも問題は、その愚痴の内容が非常に勝手な思いこみに基づいていることだろう。身近な友人という具体的な準拠点ないまま、それゆえの終わりなき自己言及スパイラルに陥り、人のなかで被害妄想がどんどん肥大化し続ける。 この絶望的な負のスパイラルに至るのは無論人の責任である。10代の若い子ならまだしも、成人してそのような状況下に陥っているひとを見ると、絶望的な印象を受ける。歳をとればとるほど、軌道修正は難しいからだ。 90年代に筒井康隆が闘っていたのは、社会という敵だった。1990年、死刑囚であった作家の永山則夫が日

  • 長谷川町蔵・山崎まどか『ハイスクールU.S.A.:アメリカ学園映画のすべて』(国書刊行会・2006年) - TRiCK FiSH blog.

    名著が刊行された。 これはHP「アメリカ学園天国」の書籍版で、タイトルどおりアメリカの学園映画を紹介・解説している一冊。このHPは僕もずいぶん前から愛読していたのだが、ついに書籍化されたのだ。遅すぎたくらいだ。 各作品のキャスティングからスタッフなど人間関係などにとても詳しいのでハリウッド(ゴシップ)好きも楽しめるが、それだけでなくアメリカのユースカルチャーの丁寧な解説もついている。たとえばプロムならその歴史的な解説だけでなく、プロムについて詳しく書いてある書籍なども紹介されている。決して賛美するだけでなく、プロムの問題点も指摘するなど、とても信用がおける内容だ。 僕も含めてアメリカの学園映画ファンは実はけっこういると思うのだけども、そういうひとは間違いなく必読の一冊だ。 また、最近僕はけっこうMySpaceを使ってるんだけど、そこのブログでこのについて書いたら、アメリカ人に「あんた、日

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