昨日、今日と続けてあるセミナーに出席している。そのセミナーの講演のひとつで、情報子会社やSIerのビジネスモデルが変化しているという話があった。 従来の受身型の注文されたものを作る・言われたサービスを提供するという形式から提案型の推測して提案する・流行りものを提案するに変わっているという話だった。ここまでは納得だ。でもその次の、今後は課題探求型に変化して身内になり業務を知る・課題を一緒に探すという方向へ行くという話にはちょっと首を傾げてしまった。そして案の定、だからこれからの情報子会社の人材には提案力や企画力が必要だという例のロジックに帰結してしまった。 いやちょっと待って欲しい、そのロジックは本当に正しいのか。確かにユーザ企業側からすれば中に入ってきて一緒に課題を探してそこから提案を出してもらえれば外れも少なくなり提案の質も上がるから嬉しいだろう。でも、その課題探求分のコストは誰が負担す