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ブックマーク / terkel.jp (14)

  • ウェブサイトでシステムフォント

    GoogleのRobotoや、AppleのSan Franciscoなど、OSベンダーが独自のフォントを開発し、自社製品のUIにシステムフォントとして採用する、という事例が相次いでいます。これらのフォントは、プラットフォームの特性を考慮して最適化されたもの(あるいは最適なものとして選ばれたもの)と言え、かつ今後のOSのアップデートにともなってさらに改善されることも期待できます。また、ユーザーがそのシステムを操作するときにもっとも頻繁に触れる、つまりもっとも見慣れているフォントでもあります。というわけで、これらシステムフォントをウェブサイトのUIに採用するというのはかなり良いアイデアに思えます。 一方で、システムフォントはあくまでUIのためのもので、長い文章などには向かない場合もあるので、コンテンツ部分は別のフォントを指定すると良いかもしれません。たとえばMediumなどではそのようなアプロ

    ウェブサイトでシステムフォント
    k_ume75
    k_ume75 2016/05/06
  • Sass の @extend はどこがすごいのか

    この記事では Less & Sass Advent calendar 2011 の 16 日目として、Sass の @extend 機能について書いてみます。が、諸事情により締め切りを過ぎてからあわてて書いており、かなりとっ散らかったものになるであろうことをあらかじめお断りしておきます。 さて、まずは @extend の基的な機能についてざっとおさらい。@extend される側として一連のスタイルを定義したセレクタがあり、そのセレクタを @extend で継承しつつプロパティを追加したりして、新しいセレクタを作ります: // SCSS // 継承元のセレクタ .button { display: inline-block; border: 1px solid gray; background-color: silver; &:hover { border-color: black; }

    Sass の @extend はどこがすごいのか
  • text-rendering: optimizeLegibility

    WordPress の次期デフォルト・テーマ、Twenty Twelve の CSS を見ていたら、body 要素に text-rendering: optimizeLegibility という見慣れないプロパティが指定されていたのでちょっと調べてみました。 The ‘text-rendering’ property – SVG 1.1 (Second Edition) text-rendering | Mozilla Developer Network Cross-browser kerning-pairs & ligatures CSS Text-Rendering | Trent Walton text-rendering プロパティは CSS ではなく SVG の仕様に定義されています。現在のところ利用できるブラウザは Firefox、Chrome、Safari。指定できる値は a

    text-rendering: optimizeLegibility
  • 文書の先頭へのリンク

    文書の特定箇所をターゲットとするハイパーリンク、いわゆる「ページ内リンク」で、<a href="#top">Top of the Page</a> のように top というフラグメント識別子を指定すると、それは文書の先頭へのリンクになります。このとき top という名前を持った要素がページの先頭に存在する必要はありません (もし存在すればその要素へのリンクになる)。 …という仕様があることを、つい最近 MDN 経由ではじめて知りました。どうやらもともと一部のブラウザーの独自仕様だったものが HTML5 において仕様に定められた、という経緯のようです。 文書の先頭へのリンクの実装方法としては、コンテンツ全体をラップする #wrapper や #container、あるいは文書の最上部に位置する #header といったフラグメントへのリンクというかたちで実現する例がよく見られます。しかしこれ

    文書の先頭へのリンク
  • 横に水平線のあるテキスト

    図1:横に水平線のあるテキストの例 おもに見出しなどで見かける、テキストの左右 (またはそのどちらか) に水平線を配置したスタイル。これを CSS で実現する方法について考えてみました。 Demo: 横に水平線のあるテキスト 重ねて隠すパターン まず最初は、1 の水平線を幅いっぱいに配置した上で、テキストに重なる部分を隠す、という方法です。 <h2><span>Hello</span></h2> マークアップはこのように二重の要素が必要です。外側の h2 要素の擬似要素で水平線を作り、内側の span 要素に背景色を指定してテキスト部分を隠します。 h2 { position: relative; text-align: center; } h2:before { border-top: 1px solid; content: ""; position: absolute; top: 5

    横に水平線のあるテキスト
  • Microdata + schema.org を実際に使ってみる

    schema.org は GoogleMicrosoft (Bing)、Yahoo! という Web 検索の大手 3 社が共同で取り組んでいる試みで、より構造化されたマークアップのための共有の語彙集 (vocabulary) を提供しようというものです。この schema.org の語彙を利用して、実際のマークアップに Microdata を追加する具体例をいくつか考えてみました。 schema.org の アイテム型 (item type) は 階層 (hierarchy) のかたちで定義されています。型ごとに独自の プロパティ が定義され、上位の型のプロパティは下位の型に引き継がれます。最上位は Thing という汎用の型で、name、url、image、description というもっとも基的なプロパティが定義されています。そしてその下に CreativeWork、Event、

    Microdata + schema.org を実際に使ってみる
  • 接頭辞つきのクラス名にマッチする CSS セレクター

    Kraken というフロントエンドのフレームワークのコードを見ていたら、なるほどと感心する CSS セレクターの書き方を見つけた。grid-one、grid-two みたいな接頭辞つきのクラス名にマッチするセレクターで、こんな感じ: [class^="grid-"], [class*=" grid-"] { /* ... */ } 単純に考えると [class*="grid-"] でいけそうな気がするけど、それだと foo-grid- みたいに頭に余計なものがついていてもマッチしてしまう。そこでホワイトスペースを接頭辞の前に置いて [class*=" grid-"] とすることでそれを避けている。すると今度は class="grid-one" みたいに class 属性の先頭で頭にホワイトスペースがない場合にマッチしないので、[class^="grid-"] という前方一致のルールを追加。

    接頭辞つきのクラス名にマッチする CSS セレクター
    k_ume75
    k_ume75 2013/03/06
  • 画像の最大幅を calc() で制御する

    画像の幅をコンテンツに合わせてフレキシブルにしたい場合、親要素の幅を超えないようにするには CSS の max-width プロパティに 100% を指定する。 img { max-width: 100%; border: 1px solid silver; padding: 0.25em; } ただ、画像にパディングやボーダーを持たせた場合、その分が親要素の幅より大きくなってしまうことがある (Fig 1)。 Fig 1: パディングとボーダーを持つ画像に `max-width: 100%;` を指定すると、親要素の幅を越えてしまうことがある これをつねに親要素に収めるようにするには、box-sizing プロパティを利用して画像の幅がパディングとボーダー込みで算出されるようにする、という手がある。 img { max-width: 100%; border: 1px solid sil

    画像の最大幅を calc() で制御する
    k_ume75
    k_ume75 2012/12/17
  • 画像置換のあれへの補足

    先月あたり、CSS による画像置換テクニックの話題がにわかに盛り上がりを見せていました。その経緯について まとりさんの記事 で紹介されていますが、僕からも簡単に補足してみます。 まず、よく知られた画像置換のテクニックとしていわゆるファーク式がありました: /* Phark method */ .ir { height: 100px; width: 400px; background: url(image.png) no-repeat 0 0; text-indent: -9999px; } このテクニックは長らく利用され続けてきましたが、その代替として、パフォーマンス面でより良いとされる Scott Kellum さんのテクニック (ケラム式) が Jeffrey Zeldman さんの記事 で紹介されました: /* Kellum method */ .ir { height: 100px

    画像置換のあれへの補足
  • 俺の CSS リセット: 2011 冬

    年末だからというわけでもないのですが、いつものサイト作りに使う CSS リセットについて見直してみました。今までもちょっとずつ手を入れてはいたのですが、今回はかなり大きく修正しています。というのも、Nicolas Gallagher と Jonathan Neal の両氏による normalize.css を知り、大きく影響を受けたからです。 Normalize.css は「新手の CSS リセット」ではありません。CSS を「リセット」するのではなく「ノーマライズ」する、という新しい考え方です。CSS リセットとノーマライズはどちらも、ブラウザ間で CSS の実装に差異があることを前提にそれらを吸収しようとする、という同じ目的を持っています。ただ、リセットはすべてをまっさらな「さら地」にしようとするのに対し、ノーマライズは使える部分は残しつつ手を入れる必要のある部分だけを整える、という違

    俺の CSS リセット: 2011 冬
  • terkel.jp

    このブログを始めた理由がどんなものだったか、もう忘れてしまった。これまでブログのおかげで知り合った人もいれば得られた仕事もあり、そのことをありがたく思ってもいるが、かといってそれが目的だったわけではない。誰かの役に立ちたいなどと殊勝なことを考えたわけでもないし、とりたてて世に問いたい主張があったわけでもない。そもそも何か月もなにも書かずに放っておくことも珍しくなく、熱心に取り組んでいるとはとても言えない。 それでも僕はこのブログを手放すつもりはない。ここで僕は誰にも指図されず自由にものを書ける。その自由が自分にはあるのだと思うと、なかなか悪くない気分になる。ここはそういう場所だ。 最新の投稿 rlh単位 2023/12/23 いまのところとてもいい 2023/04/29 千駄木から金沢へ 2023/02/02 ナンバー・ナイン 2022/12/25 2020年版テーマ 2022/12/19

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  • Web サイトのスマートフォン最適化: UA 判別篇

    iPhone 買いました。iPhone 4。はじめてのスマートフォンですよ。 で、この機会にこのサイトのスマートフォン最適化を図ろうと考えたわけです。今までなにもしてなかったので。しかし恥ずかしながらスマートフォン向けのサイトを作った経験がなかったので、どこから手をつけたものかわからない。そこで、とりあえず参考になりそうなネタを探そうと「wordpress iphone 最適化」あたりでググってみたところ (このサイトは WordPress で作ってます)、どうも WPtouch iPhone Theme というプラグインが人気らしい。このプラグインは有効にするだけで WordPress サイトをスマートフォン向けに最適化してくれる便利なもので、採用してるサイトもよく見かけます。 でもプラグインをそのまま導入したんじゃ面白くない。やっぱテーマは自分でいじりたいし。となると、とりあえず知りた

    Web サイトのスマートフォン最適化: UA 判別篇
  • リデザイン!

    約 1 年半ぶりにサイトをリデザインした。細かいところはまだいろいろといじると思うけど、とりあえずおもな変更点をまとめておきたい。 Before: Vesion 2.1 After: Version 3.0 レイアウト ページ全体は 768px の固定幅、左寄せ。文部分の左側 4 分の 1 を余白にして、画像やソースコードなどをはみ出させるレイアウトを試しに採用。Jason Santa Maria や maratz.com あたりをパクってる。 タイポグラフィ リデザインしたかった最大の理由が、ヘッダ。以前は Helvetica/Arial をかなり大きめに配置してたけど、さすがに邪魔に感じてきて、スッキリさせたかった。そこで、ロゴとグローバル・ナビゲーション、および見出しの一部に @font-face で The League of Movable Type の League Goth

    リデザイン!
  • CSS のみで吹き出し

    hail2u.net - Weblog - Pure CSS な吹き出し に触発されて、画像や JavaScript を使わずに CSS だけを使って「吹き出し」を作る方法を僕も考えてみた。 Demo: CSS のみで吹き出し マークアップは 2 重の要素があれば OK。ここではそれぞれ bubble と body というクラスを付与した div と p を例に説明する: <div class="bubble"> <p class="body">Speech!</p> </div> CSS の最低限必要な部分のみを抜き出すと以下のとおり。これは背景が黒いボックスの下に左向きのしっぽを出す場合の例: .bubble { float: left; /* または position: absolute; */ border-left: 10px solid black; border-bottom

    CSS のみで吹き出し
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