ムスコNの幼稚園生活が終わって、我が家から「乳幼児」はいなくなりました。 長女の誕生から十数年いた「乳幼児」がいなくなったわけですから、楽と言えば楽なんですが、やっぱり寂しいもんです。 たとえば、言葉。 幼児が使う言葉や表現は、本当に面白くて、奥が深い。 幼児が日本語を習得していく段階では、「カニに刺された」や「しむ」や「明日の明日の明日の・・・・・」など、意味不明の言葉を連発します。そして、その意味が分かった時には、大爆笑となります。 覚えた言葉を駆使しようとするその姿が本当に健気で微笑ましいのです。 そして最近、ムスコNが使ってきた言葉・表現を振り返ってみたくて、1冊の本を手に取りました。言語学の素人であるボクにもすごく分かり易い1冊です。 ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 とにかく、幼児の言葉にまつわる色んなエピソードが盛りだくさんで、「ムスコNもそうだったなぁ」と