ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (15)

  • 恐怖のうちに死んだバッタは怨みを持ち地球環境を破壊するとかしないとか - 蝉コロン

    科学, 動物死んだバッタってダイバダッタみたい。死んだバッタの魂宿し。 恐怖の中で死んだバッタ、土壌に悪影響を及ぼす 研究論文 国際ニュース : AFPBB News恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与える――。このような内容の論文が15日発行の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 Science!ホントにあった!Fear of Predation Slows Plant-Litter Decomposition 、捕の恐怖が落葉の分解を遅らせる!ポエム! 恐怖の方はいいけど、安らかに死んだかどうかお前に分かるのかよ!!と思ったら片方は普通に飼って、もう片方はクモにわれそうでわれない(クモの口を塞いでいる)状況においたまま飼っているのか。虫かごはアウトドアに置いてるので、基的にバッタは自然がいっぱいだなあオレは自

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    ka-ka_xyz 2012/06/15
    "とにかくバッタを回収して切り刻む。絶対安らかに死んでないと思う。" ネズミの場合にはちゃんと安楽死させないとダメっていうガイドラインが有ったと思うけど、昆虫使った実験系ってどうなんだろ。
  • 単細胞生物から多細胞生物へたった60日で進化させたぞー!という論文 - 蝉コロン

    科学単細胞生物から多細胞生物になったので、進化の過程でなかなかのビッグイベントだと思うのだけれど、やってみたら結構あっさりいけたよという論文。 Experimental evolution of multicellularity 酵母です。出芽酵母。真核生物で普通は単細胞。それがこんなんになっちゃいました。スノーフレーク状だという。こんなん降ってきたら楽しいね。 どうやったかというと、多細胞になったやつをセレクションする実験系を編み出した。つーかただ液体培養したやつを弱く遠心するだけみたいなんだけど、それで塊になってて重力で早く落ちるやつを選択的に回収、培養を続ける。最初のうちはそれでも単細胞っぽく振る舞うんだけど、それを二ヶ月350世代ほど続けると、みんなお互いくっついたままのになる。10回やってみんなそうなったので、収斂進化とも書かれている。 うーん、どうだろう。血球系の細胞を飼ってい

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    ka-ka_xyz 2012/01/26
    とりあえずダマになっただけで機能分化とかはしてないってことでいいのかな。
  • DNAを介さずに100世代以上に渡って遺伝する獲得形質 - 蝉コロン

    科学近年、獲得形質の遺伝の事例がいくつか報告されているのですけれども、その影響はせいぜい数世代(もしくは次世代しか確認してない)だったと思います。最近のNatureハイライト:長寿のエピジェネティックな遺伝(要会員登録かも)では3世代だそうです。クロマチンの変化が初期化しきれないというのは、なんかiPS細胞に元の細胞のエピジェネな痕跡が見つかるようなもので、凄いんだか凄くないんだかはお話の作り方次第じゃないかなとも思うのですが、まあそれは置いといて。 今回紹介する論文は少なくとも100世代は遺伝する獲得形質についてです。筆者らもOur results therefore support the Lamarckian concept of the inheritance of an acquired trait.と言ってます。一体どういうことなのでしょうか、詳細は続きを読むから。 線虫とRN

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    ka-ka_xyz 2011/12/21
    ほむほむ
  • ヨーグルトに効果はあるのか - 蝉コロン

    ブログ更新お休み中だけど、ちょっと気になったので。 ヨーグルトに整腸効果が無い事がワシントン大学の研究より発表される:ハムスター速報及び ヨーグルトに効果なし? 双子の検討で腸内細菌に差なし | あなたの健康百科 by メディカルトリビューン これ10月頃の論文だったけど今さら話題になるのか。整腸効果がないと書かれているけれど、論文ではそんなところは調べていません。 と言いつつ、いまちょっと論文フルテキスト読めないのでこっちを引用。http://www.nature.com/news/2011/111026/full/news.2011.614.html Nature News、"Friendly bacteria move in mysterious ways"という記事。関係ないけどU2のShe moves in mysterious wayってどういう動きなんだろうと思ったりしたよね

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    ka-ka_xyz 2011/12/07
    ホカホカのヽ( ・∀・)ノ●ウンコーの中のRNAとか細胞溶かしたときに物凄い勢いで分解しそうだけど
  • 脳内で自らをコピペしまくる遺伝子と人間の個性 - 蝉コロン

    科学, ゲノム遺伝子組み換え、脳細胞でも高頻度…初の実証 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 確かに組み換えなんだけどなんかレトロトランスポゾンのinsertionを免疫系と同等の組み換えっぽく言うのは個人的に違和感。興味深いけど。 ニューロンとレトロトランスポゾンL1レトロトランスポゾンというのがある。jumping geneとか呼ばれたりしてゲノムのあちこちに自らのコピーを増やしている。ヒトゲノムの17%を占めている(大部分は不活性である)。こいつらが跳びまわると、大事な情報がコードされている所に余計な配列がコピペコピペされていくわけで、これはまあ大変よろしくない。通常、細胞はあの手この手でこの飛び回る配列(transposable element:TE)を押さえ込んでいるわけだけれども、ニューロンの前駆細胞では、なぜかこのL1に好き勝手させており、他の体細胞に比べ

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    ka-ka_xyz 2011/11/02
    "「あとは野となれ山となれ」"←幼児期に、適切に配線出来なかった神経細胞がゴッソリ減少する時期があるけど、今回の現象と配線問題が絡んでるんじゃないかと妄想。
  • 重さ1トンのワニが捕獲される - 蝉コロン

    動物トンでもない大きさだ!ひょっとしたらニュースとかでもっとましな映像あるかも。 フィリピン南部ミンダナオ島北東部の村だって。saltwater crocodileとある。イリエワニだって。もともとそういう感じのやつなんだな>イリエワニ、世界最大のワニ。今回のは体長約6.4メートル、重さ約1トンで、生け捕りにされたワニでは最大だとか。珍しい生き物が現地の人によって見つかると、そのままべられちゃうフラグが立つんだけど、一応まだべたりはしていなくて、観光地で見世物にするらしい。ワニワニパニックルートだな。ツイートする

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    ka-ka_xyz 2011/09/08
    「重さ1トンのウニが捕獲される」と空目した。
  • 微生物導電ナノワイヤーでウランを除去 - 蝉コロン

    科学去年までだったら資源回収という売り文句ができたかもだけど、いま注目されるのはやっぱり除染か。 地下水に溶けているウランを除去したい。6価ウランU(VI)は安定していて水に可溶。これが還元されてU(IV)になると水に不溶。還元する微生物がいればー。そこで金属還元細菌ジオバクターのご紹介です。Geobacter sulfurreducens、いかにもそういうことしそうな名前。有機物を酸化する過程で硫黄やメタルを還元する。そんでこの細菌は細胞内でウランを還元することができるが、ただその場合は細菌が死んじゃう。 今回の論文:Extracellular reduction of uranium via Geobacter conductive pili as a protective cellular mechanism 繊毛を使って細胞外でウランを不溶化できる。ウランは外で沈殿するので細菌は無

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    ka-ka_xyz 2011/09/07
    "細菌同士が手をつないで繊毛が導電性フィラメントになる。つまり電子のやり取りが出来る。"化学物質使ったコミュニケーションだけじゃない可能性。細菌にとってどんな意味があるのか、凄く気になる。
  • タラゲノム、もし抗体が無かっタラ。 - 蝉コロン

    ゲノム, 動物タラゲノムが解読された。ハーイ!いまどきゲノム読んだだけでトップジャーナルに載るなんておかしいですぅ〜というセリフが聞こえた気がしたが、一応なんか面白い知見が得られたようだよ。タラは日以外でも北半球の国々でよく卓に乗る魚だそうです。今回のゲノム解明が水産業的に意義があるのか、あるいは生物学全般で面白い事実が得られたのか、論文のウケが大きく変わってきますね。 The genome sequence of Atlantic cod reveals a unique immune system : Nature : Nature Publishing Group読んだのはタイセイヨウマダラのゲノムだそうで、万華鏡写輪眼とか使いそう。ところで今Google日本語入力が「タイセイヨウマダライルカ」をサジェストしてきてそういうのもあるのかと思った。 独自の免疫システムを進化させタラさ

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    ka-ka_xyz 2011/08/26
    全然関係無いけど「イクラ」は外来語
  • イヌは肺がんを嗅ぎ分けられるか? - 蝉コロン

    動物イヌが人の病気を嗅ぎつけるみたいな話はたまに見かける。イヌは揮発性有機化合物VOCを嗅ぎ分けることができるので、疾患特異的なVOCが患者から出てればそういうことも可能かもしれない。 BBC News - Sniffer dogs detect lung cancer Canine scent detection in the diagnosis of lung cancer: Revisiting a puzzling phenomenon 肺がんは早期診断が決め手。呼気が診断に使えれば理想的。そういうセンサーの技術開発は進んでいるが、そもそも何の物質を診断のターゲットにしたらいいかもわからない現状。 被験者220名。内訳は健康110名、肺がん60名、和田アキ子がCMをしているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)50名。バイアス、交絡因子になりそうな既往歴、投薬状況、臨床病理学的データも検討。

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    ka-ka_xyz 2011/08/24
    なるほど。抗癌剤(の代謝生成物?)を嗅いでるだけの可能性もあると。
  • 釣り論文 - 蝉コロン

    ぼやぼや研究の世界には"Publish or Perish"という言葉があります。論文を出さなければ生き残れない。また、お医者の世界では症例報告というスタイルの論文があります。よく知らないけれど。珍しい症例が扱われるのが普通かと思います。めったに無いけど医師は心にとめといたほうがいいよとか、専門家の少ない希少疾患の情報を積み重ねる意義があるんじゃないかなと思います。珍しい病気じゃなくても臨床上の重要な知見が得られれば発表するでしょうけど。 http://www.head-face-med.com/content/6/1/28。オープンアクセスでクリエイティブ・コモンズですね。掲載雑誌:Head Face Med. 2010 Dec 14;6:28.タイトル:Fish-hook injuries: a risk for fishermen.著者Inchingolo F1, Tatullo M

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    ka-ka_xyz 2011/08/05
    一方でオリヴァー・サックスみたいな、症例報告が大ベストセラーでウハウハな人も世の中には居るわけで
  • 絶滅危惧種保護区としてのチェルノブイリ - 蝉コロン

    動物 絶滅危惧種モウコノウマモウコノウマ。蒙古の馬じゃなくて蒙古野馬です。英語だとPrzewalski's horseっていうらしい。ロシアの探検家Nikolai M. Przhevalskyに由来。道産子とか木曽馬みたいな体格。ところで日の戦国時代の武将とか、ドラマとかで見るのよりずっと背の低いずんぐりむっくりの馬に乗っていたのかと思うと可愛らしい。人間の背も低かっただろうけれど。Image: _temaki_, via Flickr under Creative Commons. 野生馬*1。今世界中で野生馬と呼べる馬はいなくて、モウコノウマも一時は動物園所有のだけになったのだけれど、近年は再野生化が進められているそうです。 保護区としてのチェルノブイリ再野生化であちこちに放たれている一貫なのか知らないけれど、1998-1999年チェルノブイリの居住禁止区域にモウコノウマ31頭が連れ

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    ka-ka_xyz 2011/07/30
    汗血馬とか実際はこういう感じだったんかね
  • 未熟児の脳損傷と回復のターゲット - 蝉コロン

    科学 新生児の脳損傷を回復 (Nature Neuroscience): NPG Nature Asia-Pacific URL2011-06-27 10:16:30 via bitly 未熟児と脳の損傷新生児医療の発展により命が助かる早産未熟児が増えたが、一方で脳に損傷が残る問題も大きくなっている。妊娠6ヶ月半以前に生まれた子どもの20%が脳にダメージがあるという。未熟児は肺の機能が弱く、また妊娠満期産でも新生児仮死により低酸素性虚血性脳症になる場合がある。これは脳性麻痺や認知障害の原因となり、現在のところまだ有効な治療の決め手がない。 脳で何が起きているか脳や脊髄の白質では神経細胞の伸ばした手がミエリンによってコーティングされているが(電線を絶縁体で覆っている電気コードに例えられる)、酸素が足りないとこのミエリン鞘の形成が阻害され、低酸素性虚血性脳症になる。また、自己免疫疾患である多発

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    ka-ka_xyz 2011/07/17
    むかしちょこっと軸索伸長がらみのことをかじってたので面白い。
  • ヘンドラウイルスがオーストラリアでアウトブレイク - 蝉コロン

    動物, ウイルスなんか具体的な数字に当たれないんだけど、少し前からオーストラリアでヘンドラウイルスがアウトブレイク中のようです。ヘンドラウイルス。オオコウモリが自然宿主ということで日ではなじみがない。http://hendora.comを見ても特に情報はありません。人獣共通感染症で、馬にまず感染して、調教師や厩務員、獣医が接触する可能性が高く、ウマもヒトも致死率が高い恐ろしいウイルス。 僕は このアイコンでお分かりのことと存じますが、私は馬が好きです。セミは特別好きというわけでもない。 2011-07-09 14:58:13 via Twitter for Macので馬はちょっと気になるところです。が、日語のニュースが殆ど無い。 wikipedia:ヘンドラウイルス感染症を引くと1994年オーストラリアブリスベン郊外の競走馬の厩舎で初めて発生。現在までヒトの発症数は3例6人であり、厩舎

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    ka-ka_xyz 2011/07/11
    へー。変ドラサイトって数年ぶりに見たけどブログ版が更新されてたのか・・・・じゃなくて、元々オーストラリアに馬は居なかったわけで、感染経路とか色々と興味深い。
  • 磁場感知タイプの忍が使ってそうな遺伝子 - 蝉コロン

    科学BBC News - Human eye protein senses Earth's magnetismAnimal cryptochromes mediate magnetoreception by an unconventional photochemical mechanism : Abstract : NatureHuman cryptochrome exhibits light-dependent magnetosensitivity : Nature Communications クリプトクロムというタンパク質がある。もともと植物でよく研究されているらしいが、多くの動物も持っている。サーカディアンリズム、体内時計的な役割を持つ。人間では網膜に存在する。このタンパクの新たな謎の機能として、渡り鳥の磁気コンパスを使ったナビゲーションに使われていると考えられている*1。クリプト

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    ka-ka_xyz 2011/07/02
    磁走性細菌とかだと、magnetosomeっていう細胞内小器官(http://pronet.s.kanazawa-u.ac.jp/j/jisei.html)使って磁場の検出をしてるらしいけど、それとは全然原理が違うのか。
  • エボラ治療のブレークスルー - 蝉コロン

    科学, ウイルス2010年5月末で少し前の話ですが、サルのエボラ治療成功、ヒトへの応用は(ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト) - Yahoo!ニュース致死性の高いエボラウイルスに感染したサルの治療に成功したとの研究が発表された。ヒトの感染者の治療の可能性にも期待が高まっている。論文はPostexposure protection of non-human primates against a lethal Ebola virus challenge with RNA interference: a proof-of-concept study : The Lancet siRNAでウイルスタンパク質であるLポリメラーゼとVP24、VP35をノックダウンしている。ポリメラーゼはウイルス複製に必須。他二つのタンパク質は宿主の自然免疫系で超重要なインターフェロンのシグナルを阻害する。

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    ka-ka_xyz 2010/07/24
    へー。siRNAを使った医療がもう臨床試験段階まで。ちょっと前まで実験室レベルだったのに。
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