熊本地震の対応に当たっていた熊本県阿蘇市の50代の男性職員が5月下旬に自宅の敷地で自殺していたことが4日、関係者への取材で分かった。熊本地震の対応をしていた自治体職員の自殺が明らかになったのは初めて。 関係者によると、職員は4月16日の本震後から地震の対応に当たり、5月下旬に亡くなっているのを家族が見つけた。状況から自殺と判断された。遺書は見つかっていない。 市は「職員が死亡した事実はあるが、遺族の意向もあって勤務状況などは明らかにできない」と話した。
サッカーJ2のロアッソ熊本が今季、4年ぶりに赤字に転落する見通しであることが分かった。熊本地震の影響で、本拠地のうまかな・よかなスタジアム(熊本市)での主催試合が開催できず、地元企業のスポンサー収入も減少しているのが原因。収支の悪化が長期化すれば、再び債務超過に陥る懸念も出てきた。 チームを運営するアスリートクラブ熊本(同)が明らかにした。赤字額は「不確定な要素が多く、予測できない」(幹部)という。 ロアッソは2016年1月期決算まで3年連続の黒字で、今期も経常利益で1千万円の黒字を計画していた。しかし、地震後、他のクラブの本拠地で主催試合を開催しており、遠征や会場使用の費用がかさむ一方、チケット収入などが減少。スポンサー料未納で、関連収入も1割減っている。Jリーグは15年シーズンから、クラブが債務超過や3年連続赤字なら、参加ライセンスを交付しない制度を開始。ロアッソは赤字体質を改善し、1
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