テレビアニメ「キン肉マン」のロビンマスク役の声優郷里(ごうり)大輔さん(57)=東京都杉並区=が17日、中野区の路上で腕から血を流して死亡しているのを通行人が見つけた。中野署は自殺とみて調べている。 中野署や関係者によると、郷里さんは17日午後3時ごろ、中野区の路上でうつぶせに倒れていた。近くで刃物が見つかり、遺書も見つかったという。 郷里さんは、アニメの声優のほか、テレビ番組のナレーターなどとしても活動していた。(中日新聞)
年末年始を控え、政府が雇用情勢に神経をとがらせている。景気の二番底が懸念される中、失業者が大量に街にあふれて「年越し派遣村」が再現されるような事態になれば、政権にダメージとなる。対策を矢継ぎ早に打ち出すことで、それを防ごうと躍起だ。 (関口克己) 菅直人副総理兼国家戦略担当相は先月末、都内の「ハローワーク渋谷」を訪問。ここでは、職業紹介のほか、生活費の融資や生活保護の相談もできる「ワンストップ・サービス」を試行している。 菅氏は視察後、「年末年始、派遣村のような形にならずに対応できるように力を入れたい」と強調した。昨冬は、国会近くの日比谷公園にできた派遣村について「天災ではなく人災だ。責任は政治にある」と語っていただけに危機感は強い。
千葉県東金市で昨年9月、保育園児成田幸満ちゃん=当時(5)=が遺体で見つかった事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(22)の弁護団は、物証とされる指紋と掌紋について、民間の研究所に鑑定を依頼、被告とは一致しないとする結論を得たことを2日、明らかにした。 主任弁護人の副島洋明弁護士によると、鑑定書は既に千葉地検に提出。「県警の鑑識には重大な誤りがある。これで被告の犯行を裏付ける物証はなくなった。真犯人は別にいる」として、3日の公判前整理手続きで捜査のやり直しを求める。 鑑定したのは斎藤鑑識証明研究所(宇都宮市)の鑑識鑑定士、斎藤保氏。栃木県警で約29年間、指紋鑑定の実務に携わった。 県警の捜査では、幸満ちゃんの靴が入っていたレジ袋の指紋1個と勝木被告の左手親指の指紋が一致したとされる。
二〇一〇年度防衛予算に対する風当たりが政府・与党で厳しくなっている。弾道ミサイルへの対処として、地上配備型の迎撃ミサイルPAC3を追加配備する防衛省の計画には防衛計画の大綱という根拠を欠く上、費用対効果も疑問だという批判が続出している。 防衛省は概算要求でPAC3の追加配備として九百四十四億円を要求している。現在、PAC3は埼玉、岐阜、福岡の三高射群に配備されているが、これを北海道、青森、沖縄にも追加する方針だ。 これに対し、二十五日の基本政策閣僚委員会では、社民党の福島瑞穂党首が「的中率や有効性、それに費用がかかる」と異論を提示。岡田克也外相も二十四日、「防衛予算のかなりを占める」と指摘して慎重な姿勢を示した。 鳩山政権は新たな防衛計画の大綱の策定を一年先送り。中期防衛力整備計画も先送りで、一〇年度の防衛予算は基本方針を欠く空白期間となる。現大綱では、PAC3は三高射群への配備を記すのみ
【ウルムチ(新疆ウイグル自治区)=安藤淳】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市でのデモは、注射針によるとみられる刺傷事件の捜査情報を公開しないなど情報管制の不備からうわさだけ広がり、不安から自治区当局への不満が爆発した。同市共産党委員会書記の更迭という事態にまで発展し、当局は住民の不安解消に躍起になっている。 「多くは被害妄想で心配しないでほしい」。漢族によるデモの原因となった注射針被害を調べるため派遣された人民解放軍軍事医学科学院の調査班が五日、市内で会見。不調を訴える被害者の検査結果を説明し、平静を呼びかけた。 これまでの調べで被害を訴えた五百三十一人中、百六人に刺されたあとが確認された。調査班も二百十七例中、二十二件で刺されたあとを確認したが、感染症などはみられないと発表。漢族の間で広がった「液体に放射性物質や化学物質、エイズなどのウイルスが含まれている」とのうわさを否定した。 同自治区
【バンコク=古田秀陽】スリランカ政府軍への抵抗を続けていた反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」は十七日、LTTE寄りのウェブサイト「タミルネット」を通じ、「戦いは苦い結果に終わった」と敗北を認めた。ラジャパクサ大統領はすでに勝利宣言をしており、二十五年以上に及んだスリランカの内戦は事実上終結した。 政府軍当局者は同日、ロイター通信に対し、LTTE最高指導者のプラバカラン議長とみられる遺体が見つかったが、本人との確認には至っていない、と述べた。 一九八三年ごろから始まった内戦は、七万人を超える死者を出し、多数派で仏教徒中心のシンハラ人と、少数派でヒンズー教徒中心のタミル人の間に深刻な亀裂を生んだ。今後もLTTE残党らによる自爆テロなどが続く恐れは残る。
横浜港の大黒ふ頭に入港した英国の豪華客船「クイーン・メリー2」。後方は鶴見つばさ橋=6日午前6時33分、横浜市鶴見区で、本社ヘリ「おおづる」から(沢田将人撮影) 世界最大級の豪華客船「クイーン・メリー2」(一五一、四〇〇トン)が六日午前、オーストラリア・シドニーから横浜港に寄港した。国内には初めての寄港。六月の横浜開港百五十周年を記念し、横浜市が誘致した。 同船は、全長三百四十五メートル、全幅四十一メートル、海面からの高さ六十二メートル。定員は約二千六百人。通常、大型客船は大さん橋(横浜市中区)に接岸するが、水面からの高さ五十六メートルの横浜ベイブリッジを通り抜けることができないため、ベイブリッジ手前の大黒ふ頭(同市鶴見区)に入った。 同船は約三カ月かけて世界を一周。この日夕には香港に向かう。(東京新聞)
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