ポーランドの首都ワルシャワで記者会見し、涙をぬぐうロマン・プロタセビッチ氏の母ナタリアさん(2021年5月27日撮影)。(c)Wojtek RADWANSKI / AFP 【5月28日 AFP】ベラルーシの反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ(Roman Protasevich)氏(26)が乗った航空機が首都ミンスクに緊急着陸し、同氏が逮捕された問題で、欧州航空各社は、ベラルーシ領空を迂回(うかい)するルート変更をロシア側に拒否されたと明かした。プロタセビッチ氏の両親は27日、息子の釈放に向け国際社会の支援を訴えた。 欧州連合(EU)諸国は、プロタセビッチ氏の身柄拘束を受け、ベラルーシ航空各社による域内上空の飛行を禁止。EUは加盟各国の航空会社にベラルーシ領空を飛行しないよう要請している。 オーストリア航空(Austrian Airlines)は27日、ロシア当局がベラルーシ領空